デジタル大辞泉 「頂」の意味・読み・例文・類語 ちょう【頂】[漢字項目] [音]チョウ(チャウ)(呉) [訓]いただく いただき[学習漢字]6年1 頭のてっぺん。「頂門/灌頂かんじょう・骨頂・丹頂」2 物の最高所。「頂上・頂点/山頂・絶頂・天頂・登頂」3 うやうやしく上にささげ持つ。「頂戴ちょうだい」[名のり]かみ いただき【頂】 《「頂いただき」と同語源》物の最も上の部分。山頂や頭頂などをいう。てっぺん。「塔の頂」「頂に霜を置く」[類語]頂上・山頂・峰・山嶺・山巓・天頂・てっぺん・絶頂 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「頂」の読み・字形・画数・意味 頂常用漢字 11画 [字音] チョウ(チャウ)[字訓] いただき・いただく[説文解字] [金文] [字形] 形声声符は丁(ちよう)。丁は釘の平頭のところ。すべて頭頂の平らかな部分をいう。〔説文〕九上に「(てん)なり」とするが、は倒の字。山頂を巓(てん)というので、その意とするのであろう。頂戴は仏教の語である。[訓義]1. いただき、頭のいただき。2. かしら、こうべ、うえ。3. 上にのせる、いただく。4. 国語で、いただく、うける、もらいうける。[古辞書の訓]〔名義抄〕頂 ウヘ・イタダク・イタダキ 〔字鏡集〕頂 イタダキ・カミ・カシラ[語系]頂・丁tyengは同声。・巓tyenも同声。〔説文〕九上にを「頂なり」とし、頂と互訓するが、眞(真)は倒者の象。はそれを埋めて拝する字であるから、頭拝首の意である。天thyenは頂の声に近く、人の頭の象。また定dyengは額(ひたい)、題dyeもまた額をいう。みな頭の上の部分をいう一系の語である。[熟語]頂額▶・頂換▶・頂兇▶・頂凶▶・頂缸▶・頂罪▶・頂子▶・頂手▶・頂首▶・頂珠▶・頂踵▶・頂上▶・頂心▶・頂針▶・頂選▶・頂替▶・頂戴▶・頂代▶・頂端▶・頂天▶・頂巓▶・頂頭▶・頂馬▶・頂拝▶・頂批▶・頂筆▶・頂補▶・頂冒▶・頂名▶・頂門▶・頂礼▶・頂老▶[下接語]雲頂・鋭頂・円頂・革頂・鶴頂・頂・高頂・骨頂・山頂・峭頂・翠頂・絶頂・丹頂・天頂・塔頂・攀頂・峰頂・摩頂・滅頂・露頂・顱頂 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報