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顔面神経 がんめんしんけい facial nerve

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

顔面神経
がんめんしんけい
facial nerve

脳神経の一つで,第7脳神経ともいう。顔面の表情筋のすべてに分布して,その随意運動を司っている。このほか顔面神経は舌の味覚や涙腺,舌下腺,顎下腺の分泌を司る感覚根 (中間神経) を含めていうことが多い。

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デジタル大辞泉の解説

がんめん‐しんけい【顔面神経】

顔面に分布する神経。表情筋を支配する運動神経、唾液・涙などの分泌を支配する神経、味覚を支配する神経がある。第七脳神経

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百科事典マイペディアの解説

顔面神経【がんめんしんけい】

脳神経の一つで顔面に分布し主として表情筋の運動をつかさどる。内耳神経と一緒に側頭骨の錐体を貫き,さらに単独で顔面神経管という弓状の骨の管を通り,茎乳突孔から出て顔面に分枝する。

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栄養・生化学辞典の解説

顔面神経

 主として顔面筋に分布し,その運動を司る脳神経.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

がんめんしんけい【顔面神経】

第七脳神経。顔面筋に分布して、顔の表情運動をつかさどる。また、味覚に分布する知覚性繊維と、唾液腺および涙腺に分布する副交感性繊維を含む。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

顔面神経
がんめんしんけい

顔面の表情筋、広頸(こうけい)筋、頬(きょう)筋およびアブミ骨筋を動かす運動神経線維が主体となった神経をいうが、脳の底部から出入する12対の脳神経のうち、前方から第7番目にあたるため、第7脳神経ともよぶ。顔面神経の運動神経線維の源となる神経細胞は、橋(きょう)と延髄の境の脳幹内部に存在する顔面神経核の細胞である。顔面神経は、延髄と橋の境の溝の外側部位から脳の外に出て、いったん側頭骨内の顔面神経管を通り抜け、さらに外耳孔の下方にある茎状突起孔を経て、耳下腺(せん)組織塊の内部で数本の枝に分かれて表情筋等に分布する。顔面神経は走行途中で中間神経を含むが、この中間神経は顔面神経と内耳神経(第8脳神経)の中間から脳の外へ出る。
 中間神経は、舌の前方3分の2の範囲からの味覚をつかさどる神経線維、顎下腺(がくかせん)・舌下腺に分布して唾液(だえき)分泌を支配する神経線維、および涙腺や鼻腔(びくう)・口腔の粘液腺の分泌を支配する神経線維から構成されている。
 顔面神経麻痺(まひ)は顔面神経の障害によってしばしばおこる。運動神経線維だけに障害がおこれば、障害と同側の表情筋にのみ麻痺を生じるが、障害の場所によっては、その他の唾液腺の分泌障害、味覚脱失、聴覚過敏などの症状が現れてくる。[嶋井和世]

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世界大百科事典内の顔面神経の言及

【橋】より

…この空間は第四脳室と呼ばれ,髄液(脳脊髄液)で満たされている。橋からは三叉(さんさ)神経と外転神経が,橋と延髄の移行部からは顔面神経と内耳神経などの脳神経が出る。橋の内部には,これらの脳神経の核や脳の上位または下位の中枢と結合する神経路が多数存在する。…

【脳神経】より

… 第5脳神経は三叉神経(さんさしんけい)nervus trigeminusで,頭顔部の感覚の大部分を脳幹の橋に伝達するが,この神経には咀嚼(そしやく)筋(下顎を動かす横紋筋),鼓膜張筋,口蓋帆張筋を支配する運動神経も含まれている。 第7脳神経の主要素は顔面神経nervus facialisで,表情筋や耳介筋の運動神経であるが,顎二腹筋の後腹や中耳にあるあぶみ骨筋の運動神経も含まれている。また,涙腺,鼻腺,顎下腺,舌下腺,舌腺・口蓋腺などの口腔腺などの分泌をつかさどる副交感神経のほか,舌の前方2/3の領域の味覚を伝達する味覚神経も含まれる。…

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