類い(読み)タグイ

デジタル大辞泉 「類い」の意味・読み・例文・類語

たぐい〔たぐひ〕【類い/比い】

《動詞「たぐう」の連用形から》
同じ種類のもの。同類。「市場にこの―の物が出まわる」「小動物の―」
同じ程度のもの。同等のもの。「―まれな才能
一緒にいるもの。仲間
「同じさまにものし給ふなるを、―になさせ給へ」〈若紫
対になっているもの。夫婦兄弟姉妹
「―おはせぬをだに、さうざうしく思しつるに」〈・葵〉
何人かの人。連中
「必ずあるべき加階などをだにせずなどして、嘆く―いと多かり」〈賢木
[類語]ジャンル種類品種範疇仲間同類一類一党徒輩とはいともがらやから集団一群一団チームパーティー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 徒輩

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android