デジタル大辞泉
「AID」の意味・読み・例文・類語
エイド【AID】[activation-induced cytidine deaminase]
エー‐アイ‐ディー【AID】[American Institute of Decorators]
《American Institute of Decorators》アメリカ装飾家協会。1975年、NSID(全米インテリアデザイナー協会)と統合し、ASID(アメリカインテリアデザイナー協会)に発展。
エイド【AID】[Agency for International Development]
エー‐アイ‐ディー【AID】[activation-induced cytidine deaminase]
《activation-induced cytidine deaminase》⇒エイド(AID)
エー‐アイ‐ディー【AID】[artificial insemination by donors]
《artificial insemination by donors》⇒非配偶者間人工授精
エイド【AID】[artificial insemination by donors]
《artificial insemination by donors》⇒非配偶者間人工授精
エー‐アイ‐ディー【AID】[Agency for International Development]
《Agency for International Development》米国国際開発庁。経済・開発援助、人道援助等米国の海外援助全般を統括する政府機関。1961年創設。USAID。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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AID【エーアイディー】
非配偶者間人工授精(Artificial Insemination with Donor's semen)の略で,夫以外の精子で妻に人工授精を行うこと。精液のなかに精子がほとんどない無精子症の患者を対象に,日本では慶応義塾大学病院などで約50年にわたって行われ,数万ともいわれる出産例がある。 AIDでは,通常は複数の男性の精液を混ぜて父親を特定できないようにする。このため,確率としては少ないとはいえ,生物学的に同じ父親をもつ相手(つまり血縁関係にある兄弟・姉妹)と結婚する可能性もある。また,夫婦の希望で夫の兄弟や父親の精子を使う例も少なくないが,相続をめぐる争いもある。 最近では顕微受精によって,かつてはAIDに頼らざるを得なかった重症な男性不妊でも,自分の精子で子どもを持つケースも増えてきている。なお,第三者の卵子提供による非配偶者人工授精は,日本ではほとんど行われていない。長野県の諏訪マタニティークリニック(根津八紘院長)で妊娠・出産に成功したが,卵子は精子よりも数が少なく,採取のたびに患者の身体に大きな負担がかかることから,その是非をめぐって議論を呼んでいる。 ちなみに,米国では精子銀行や卵子銀行がビジネスとして存在し,精子・卵子の提供者の病歴をチェックしたり,容姿やIQ(知能指数)まで選べるシステムになっている。→凍結受精卵
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のAIDの言及
【アメリカ輸出入銀行】より
…45年の輸出入銀行法でアメリカ政府の独立機関となり,現在の体制となった。61年にアメリカ国際開発局Agency of International Development(AID)設置に伴う業務改革が行われ,68年に現名称に変更された。資本金は10億ドルで,全額政府出資。…
【人工授精】より
…使用精液により配偶者間人工授精(AIH。Hはhusband’s semenの略)と,非配偶者間人工授精(AID。Dはdonor’s semenの略)に区別される。…
※「AID」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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