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COP こっぷ//しーおーぴー Conference of Parties

7件 の用語解説(COPの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

COP

1992年の地球サミット(国連環境開発会議)で採択された「気候変動枠組条約」の締約国により、温室効果ガス排出削減策等を協議する会議。条約に関する最高決定機関であり95年の第1回会議(COP1、ベルリン)以来、毎年開催されている。
97年のCOP3は京都で行われ、2012年までの各国の具体的な温室効果ガス排出削減目標を課した「京都議定書」(Kyoto protocol)が採択された。1999年のCOP5(開催地:ボン、ドイツ)では、92年の地球サミットから10年目にあたるヨハネスブルグ・サミット開催期間中の京都議定書発効を目指す呼びかけが起こったが、その後、大統領就任直後のブッシュ米大統領(当時)が京都議定書交渉からの離脱を宣言し、オーストラリアも京都議定書を締結しないと表明したことで、締結国数の不足により発効が遅れた。ロシアの議定書締結(2004年)を経て、05年に発効。
京都議定書の締結国は、183カ国と1地域(EU)(09年1月14日現在)。日本は、08年から5年間で温室効果ガス排出量を6%(対90年比)削減する内容で、98年に署名、02年に締結した。
気候変動枠組条約(正式名称「気候変動に関する国際連合枠組条約」、United Nations Framework Convention on Climate Change / UNFCCC)の締約国は現在、12年に期限を迎える京都議定書に続く新たな国際的温暖化ガス削減目標(「ポスト京都議定書(Post-Kyoto Protocol)」)を協議中で、09年12月にデンマークの首都コペンハーゲン行われる予定のCOP15での合意を目指している。
07年にオーストラリアが京都議定書の批准を宣言したことにより、先進国のうちで京都議定書を締結していないのは米国だけになった。オバマ新大統領は、京都議定書への復帰は見送ったものの、ポスト京都での国際協調を約束しており、COP15に世界の関心と期待が集まっている。

(葛西奈津子 フリーランスライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

COP

CoefficientofPerformanceの略。ヒートポンプエネルギー消費効率を表す。使う電気を1として、空気中の熱をその3倍利用するとCOPは4(1+3)になる。数字が大きくなるほど、効率が高い。

(2010-06-24 朝日新聞 夕刊 環境)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

コップ【COP】[Conference of the Parties]

Conference of the Parties》条約を批准した国が集まる会議。一般に条約ごとに設けられる、その条約の最高意思決定機関。「COP5(第5回締約国会議)」のように、末尾に会議の開催回数をつけて表す。気候変動枠組条約締約国会議生物多様性条約締約国会議などがある。条約締約国会議

シー‐オー‐ピー【COP】[Conference of the Parties]

Conference of the Parties》⇒コップ

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百科事典マイペディアの解説

COP【シーオーピィー】

冷凍機ヒートポンプなどの熱機関の性能を示す指数。動作係数ともいう。熱サイクルを稼働させるのに必要となる仕事量に対して,冷却能力や加熱能力がどのぐらいの割合となるかを表す。

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大辞林 第三版の解説

COP

〖coefficient of performance〗
成績係数。
エネルギー消費効率。エアコンなどで、消費電力 1kW あたりの冷却・加熱能力を表した値。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

COP
こっぷ

条約を批准した国(締約国)が、その条約について話し合う会議の総称。締約国会議を表す英語Conference of the Partiesの頭文字をとりCOP(コップ)という。その条約に関する最高意思決定機関であり、年に1度、あるいは3年に1度といった頻度で定期的に開かれることが多い。地球温暖化対策を話し合う「気候変動枠組み条約」(FCCC:Framework Convention on Climate Change)、多様な生物や生態系の保全と利用に関する「生物多様性条約」(CBD:Convention on Biological Diversity)、湿原保全のための「ラムサール条約」、絶滅危惧(きぐ)種保護のための「ワシントン条約」、有害化学物質に関する「ロッテルダム条約」、「砂漠化対処条約」、「腐敗防止条約」など数多くの条約について締約国会議が開かれており、それらすべてがCOPとよばれる。たとえば、気候変動枠組み条約締約国会議はCOP-FCCC、生物多様性条約締約国会議はCOP-CBDとなる。また、条約発効後、何回目の締約国会議なのかを示すため、COPの次に数字をつけて、第3回締約国会議はCOP3、第10回締約国会議はCOP10などと表記する。なお、条約ではなく、議定書を批准した国が集まる締約国会議はMOP(モップ)(Meeting of the Parties)とよび、COPと区別する。
 1997年(平成9)に気候変動枠組み条約の第3回締約国会議(COP3)が京都市で開かれた。日本ではこの前後からCOPということばが頻繁に使われるようになったため、気候変動枠組み条約締約国会議をさす名称としてCOPが使われることもある。[編集部]

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