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IPv6 アイ ピー ブイ シックス

4件 の用語解説(IPv6の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

IPv6

インターネットの基本的なプロトコルであるIPの最新バージョン。現在のバージョンはIPv4と呼ばれており、IPv6IPアドレスの枯渇やセキュリティーといった問題点を解決するために策定された。IPv4では、IPアドレスは32ビットで表現されており、約43億のIPアドレスが用意できる。しかし、インターネットに接続する機器が飛躍的に増加していることから、IPアドレスの枯渇が危惧されるようになってきた。IPv6では、IPアドレスが128ビットで表され、接続できるコンピューター数は約340澗(かん)まで拡大される。澗という単位は、兆の3乗(1兆×1兆×1兆)であり、約340澗というのは事実上無限大といえる。WindowsMac OSといった主要なOSはすでにIPv6に対応しているが、現在のところサービスを提供するISPは少なく、IPv6への移行は進んでいない。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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パソコンで困ったときに開く本の解説

IPv6

現行のIPv4の後継となる次世代のIPで、「インターネット・プロトコル・バージョン6」の略称です。現在はIPv4と併用されています。IPv4で問題となっているIPアドレスの枯渇問題を解決するためにアドレスのケタ数を32ビットから128ビットに増やしたほか、モバイル機器で移動しながらの通信をしやすくする機能や、セキュリティ関連の機能を追加するなど大幅に機能強化されています。規格の策定には日本の技術者や研究者も大いに貢献しています。
⇨IP、IPアドレス

出典|(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本
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IT用語がわかる辞典の解説

アイピーブイシックス【IPv6】

インターネットのプロトコルのひとつ。インターネットに接続されたコンピューターや機器を識別するためのIPアドレスを128ビットの値で表す。そのため識別可能な理論的な最大数は2の128乗(340の1兆倍の1兆倍の1兆倍)となり、事実上無限ともいえるアドレスが使用可能となる。インターネットの爆発的な普及に伴い、IPアドレスが枯渇してしまうという問題が懸念されているIPv4に替わるものとして開発された。◇「internet protocol version 6」の頭文字から。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

IPv6
あいぴーぶいろく
Internet Protocol Version 6

次の世代(Version 6)のインターネットプロトコル(Internet Protocol=IP。インターネットで情報を交換するための通信規約)。1981年に仕様が公開されたプロトコルであるIPv4は、アジア諸国のインターネット利用者の急増などにより、アドレス数の限界を迎えつつあり、またセキュリティ面などさまざま問題点が指摘されている。そうした問題を解決すべく開発され1998年に仕様が公開されたIPv6は、実質無制限のアドレスを割り当てることができるため、今後のネット利用者拡大に対応することができる。またIP放送IPテレビ電話、IP電話ネットワークゲーム、インスタントメッセンジャーなどの新しいP2Pアプリケーションの普及を牽引(けんいん)すると期待されている。
 セキュリティ面においても品質は向上し、ユーザ認証、パケットの暗号化、なりすまし防止等が標準装備されているため、従来のようにSSL等で補完する必要がなくなる。また、ホストが自動的にIPアドレスとデフォルト経路を設定できるので、管理者の負担を減らすこともできる。
 IPv6環境では、インターネットに接続している個々の機器がIPアドレスをもつため、ユーザーの特定や追跡が容易になる。このため通信の管理・監視がしやすい。だが一方で、特定アドレスの通信制限や検閲など言論統制につながるという懸念の声もある。
 すでにIPv6は一部のインターネットサービスプロバイダ(ISP)により商用サービスが開始されており、NTT東日本、NTT西日本でも、一部フレッツ網で利用が始まっている。
 まだ既存ネットワークとの互換性など、移行期に伴う問題は一部に残っているが、現状のインターネットの抱える問題を解決する有効なプロトコルとして、その普及に拍車がかかっているところである。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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