



(きよう)。矢に両手を加え、矢がらの曲直を正す。〔説文〕十四下に「
(ひん)なり」とあり、「ひざさら」の意とする。また「正
、陽气動き、
泉を去りて上出せんと欲するも、陰
ほ彊(つよ)し。宀(ふか)くして
せず、下に
寅するに象るなり」とあり、これは五行説によって説くものであろう。金文の〔陳侯因
敦(ちんこういんしたい)〕に「
侯、吉金を
(いんせん)す」とあり、神に供えるときの儀礼をいう。
・
jien、演jyenは寅声。寅は、神事に用いる矢がらを正すので、つつしむ、伸ばすの意がある。
i
nは
(いんかつ)で「ため木」、木の曲直を正すもの。引jienは弓ひくこと。みな一系をなす語である。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
十二支の第3番目。「いん」ともいい、十二支獣としてトラがあてられる。正月の異称として用いられるほか、寅の日には婚礼などを避ける風習があったが、これは、トラが日に1000里行って1000里戻るといわれていたことにより、出戻ることを忌むためであった。時刻としても用いられ、今日の午前4時を中心とした前後2時間を「寅の刻」「寅の時」といった。方角としては東から北へ30度寄った方向をいい、東北東にあたる。
[宇田敏彦]
出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
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