白牡丹(読み)はくぼたん

精選版 日本国語大辞典 「白牡丹」の意味・読み・例文・類語

はく‐ぼたん【白牡丹】

〘名〙
白色牡丹花。しろぼたん。《季・夏》
菅家文草(900頃)四「法花寺白牡丹」
② 文化一一年(一八一四山東京伝の店で売り出した一包一二四文の白粉
※雑俳・柳多留‐九九(1828)「畜生奴下女獅子鼻に白牡丹」

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「白牡丹」の解説

はくぼたん【白牡丹】

広島日本酒。酒名は、天保10年(1839)関白鷹司政通が酒の出来栄えを愛でて、自身の家紋にちなみ命名大吟醸酒純米吟醸酒吟醸酒純米酒本醸造酒普通酒がある。全国新酒鑑評会で受賞実績多数。原料米は山田錦、八反、千本錦など。仕込み水は自家井戸水「四日市冥加の水」。蔵元の「白牡丹酒造」は延宝3年(1675)創業。所在地は東広島市西条本町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

飲み物がわかる辞典 「白牡丹」の解説

はくぼたん【白牡丹】


中国南東部、福建省の特産品の白茶(パイチャー)の一種。花のような甘い香りがあり、渋みがなくすっきりとした味わいが特徴

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デジタル大辞泉プラス 「白牡丹」の解説

白牡丹

広島県、白牡丹(はくぼたん)酒造株式会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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