肘・肱・臂(読み)ひじ

精選版 日本国語大辞典 「肘・肱・臂」の意味・読み・例文・類語

ひじ ひぢ【肘・肱・臂】

〘名〙
① 上腕部と前腕部を連絡する関節外側の部分。ひじふし
書紀(720)神武即位前(北野本訓)「五瀬の命の肱(ヒチ)脛に中れり」
② 曲がって、①のような形をしたもの。肘木肘金肘壺の類。〔日葡辞書(1603‐04)〕
③ 幕を張るときに立てる細い柱の上部にある折れ釘。幕の手をかけるもの。

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