蒙昧(読み)モウマイ

デジタル大辞泉 「蒙昧」の意味・読み・例文・類語

もう‐まい【×蒙昧】

[名・形動]暗いこと。転じて、知識が不十分で道理にくらいこと。また、そのさま。愚昧。「蒙昧大衆」「無知蒙昧
[類語]愚昧暗愚馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍無知愚蒙ぐもう頑愚愚か薄のろ盆暗ぼんくらまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼう

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精選版 日本国語大辞典 「蒙昧」の意味・読み・例文・類語

もう‐まい【蒙昧・曚昧・濛昧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 暗いこと。また、もやや霧などで暗いこと。また、そのさま。転じて、人知が開けず物事判断にくらいこと。愚かで道理にくらいこと。愚昧。曚曖。ぼうまい。
    1. [初出の実例]「陰晴纔隔夜、蒙昧已沖融」(出典田氏家集(892頃)下・喜晴)
    2. [その他の文献]〔晉書‐阮种伝〕

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