「アッバース朝の滅亡」の検索結果

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イル・ハン国(イル・ハンこく) Il Khan

山川 世界史小辞典 改訂新版
1258~1411フレグ・ウルスともいう。モンゴル帝国の諸ハン国の一つ。始祖はチンギス・カンの孫フレグ。1258年,アッバース朝を倒し,イラン北西のマ…

マスジッド・イ・シャー ますじっどいしゃー Masjid-i-Shah ペルシア語

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン中部、イスファハーンにあるイスラム寺院。ペルシア語で「王のモスク」を意味する。サファビー朝の名君アッバース1世が1612年に造営を始め、王…

イラク al-‘Irāq

山川 世界史小辞典 改訂新版
ティグリス,ユーフラテス両川下流域のメソポタミアを中心とする地域。狭義には現在のイラク共和国をさす。メソポタミア文明の中心地。紀元前3000年…

フトゥッワ futuwwa

改訂新版 世界大百科事典
元来は〈若者らしさ〉〈寛大さ〉を意味するアラビア語で,ムルッワ(男らしさ)の対概念として東方イスラム世界に広く用いられた。10世紀以後になる…

ファティマ‐ちょう(‥テウ)【ファティマ朝】

精選版 日本国語大辞典
( ファティマはFāṭima ) 北アフリカのイスラム王朝(九〇九‐一一七一)。元来チュニジアを本拠としたが、九六九年エジプトを征服、アッバス朝から完…

セリム[1世] Selim Ⅰ 生没年:1467-1520

改訂新版 世界大百科事典
オスマン帝国第9代スルタン。冷酷者Yavuzとあだ名された。在位1512-20年。父はバヤジト2世,母はアイシェ・ハトン。アナトリアのアマシアで生まれた…

マスジデ・シャー Masjid-i Shāh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「王のモスク」の意。アッバース1世 (在位 1587~1629) が,イスファハンの中心部マイダーネ・シャー (王の広場) の南側に建てたモスク。盛期サファ…

ワジール wazīr[アラビア]

改訂新版 世界大百科事典
イスラム諸国で行政の最高責任者を表す語で,通常〈宰相〉と訳され,現在では転じて〈大臣〉を指す。旧説では中世ペルシア語vishirの派生語で,ササ…

ウマイヤ朝 うまいやちょう Umayya

日本大百科全書(ニッポニカ)
メッカのクライシュ人、ウマイヤ家出身のムアーウィヤ1世がダマスカスを首都として建設したイスラム王朝(661~750)。14代のカリフのすべてがウマイ…

モンケ (蒙哥 ) Möngke 生没年:1208-59

改訂新版 世界大百科事典
モンゴル帝国の第4代皇帝。在位1251-59年。トゥルイの長子。憲宗は廟号。フビライとフレグ(フラグ)の兄。トゥルイ家の実力と帝室の長老バトゥの支…

アッバース・エクバール ‘Abbās Eqbāl

20世紀西洋人名事典
1896 - 1955 イランの歴史家,文学者。 元・テヘラン大学教授。 テヘラン生まれ。 大工仕事をしながら寺子屋に通い、苦学をし、大学を卒業する。こ…

あぶーあるあっばーす【アブー・アルアッバース】

改訂新版 世界大百科事典

チュルギシュ(突騎施) チュルギシュ Türgäsh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
西突厥 (→突厥 ) 10部の東方咄陸5部の一つとして,イリ川上・中流域で遊牧していた部族。烏質勒 (うしつろく) が現れてその勢力を強め,703年頃その…

ムフティー muftī

改訂新版 世界大百科事典
イスラム法の解釈・適用に関し意見を述べる資格を認められた法学の権威者。シャリーア法廷のカーディー(裁判官)は,重要あるいは困難な問題に判決…

フラグ (旭烈兀 ) Hülegü 生没年:1218-65

改訂新版 世界大百科事典
イル・ハーン国初代のハーン。フレグとも。在位1260-65年。チンギス・ハーンの孫。13世紀の半ば,兄モンケ(憲宗)の命を受け,各王家から徴発した部…

シーラーフ しーらーふ Sīrāf

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン南部、ファールス州のペルシア湾口近くにある著名な港の遺跡。10世紀のアッバース朝時代に、バスラ、ウブッラとともに東西海上貿易の拠点とし…

マムルーク朝 マムルークちょう Mamlūk

旺文社世界史事典 三訂版
1250〜1517アイユーブ朝のマムルーク軍団出身者がエジプトに建てたイスラーム王朝アイユーブ朝が十字軍との抗争で衰退する中,同朝のマムルーク軍団…

めつ‐ぼう〔‐バウ〕【滅亡】

デジタル大辞泉
[名](スル)ほろびること。絶えてなくなってしまうこと。「国が滅亡する」[類語]衰亡・破滅・滅びる・自滅・壊滅・全滅・衰滅・死滅・滅ぶ・墓穴を…

『桃花扇伝奇』(とうかせんでんき)

山川 世界史小辞典 改訂新版
清代の戯曲。孔尚任(こうしょうじん)の作。40幕。1699年に成立。明末の文人侯方域(こうほういき)と名妓李香君(りこうくん)の恋愛を中心として,明朝…

ディーワーン でぃーわーん dīwān

日本大百科全書(ニッポニカ)
イスラム帝国の行政機関で、庁、局などを意味するアラビア語。もとは640年、カリフのウマル1世がイスラム教団の有力者やアラブ戦士たちに対し俸給を…

アリー・ブン・アルアッバース `Alī b.al-`Abbās 生没年:?-994

改訂新版 世界大百科事典
中世イランの医者。ラテン名ハリー・アッバースHaly Abbas。アフワーズに生まれ,ギーラーンの一都市ダイラムで活躍。ラージーの流れを汲み,彼の《…

シディベルアベス Sidi bel Abbès

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アルジェリア北西部,オラン県の都市。オランの南約 60km。聖者シディ・ベル・アッバースの墳墓があるのが名称の由来。 1843年フランスの軍事基地と…

リズク rizq

改訂新版 世界大百科事典
糧食を意味するアラビア語(複数形はアルザーク)。コーランでは,〈生命を支える栄養物〉〈神から授けられた食糧〉の意味に用いられる。イスラム史…

アッバース・エクバール `Abbās Eqbāl 生没年:1896-1955

改訂新版 世界大百科事典
近代イランの歴史家,文学者。テヘランのバーザール職人の子に生まれ,大工仕事をしながら町の寺子屋(マクタブ)に通った。その後も苦学を続け最高…

アズハル学院(アズハルがくいん) al-Azhar

山川 世界史小辞典 改訂新版
972年にファーティマ朝がカイロで創設したイスラーム世界最古の高等教育機関。同朝の滅亡後はスンナ派化し,オスマン帝国の支配期,他のマドラサが衰…

サワード al-Sawād

改訂新版 世界大百科事典
〈黒〉または〈黒い物体〉を意味するアラビア語。都市近郊の農耕地帯のほか,とくに現在のイラク共和国南部の肥沃な沖積平野をサワードと呼んだが,…

サーイブ Sā'ib, Mīrzā Muḥammad `Alī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1601. タブリーズ[没]1677. イスファハンペルシアの詩人。 17世紀ペルシア詩衰退時代の最大の詩人と評される。 1626年頃インドに行きムガル朝に…

桃花扇伝奇 とうかせんでんき

旺文社世界史事典 三訂版
清代の孔尚任 (こうしようにん) の長編戯曲1699年に成立。明末期の東林派系の文人侯方域 (こうほういき) と南京の名妓 (ぎ) 李香君 (りこうくん) と…

祖逖 そてき Zu Ti; Tsu T`i

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]泰始2(266)[没]太興4(321)中国,西晋末,東晋初めの武将。字は士稚。范陽 (河北省) の人。西晋王朝の滅亡後,東晋の元帝 (→司馬睿 ) に仕え,豫…

アーミル `āmil

改訂新版 世界大百科事典
〈代行者〉を意味するアラビア語。公私いずれにおいても用いられるが,行政上では〈官吏〉〈役人〉とくに〈徴税官〉を指す。ムハンマドはイスラム教…

アブル・ハサン Abūal-Hasan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
17世紀初期のインド・ミニアチュールの画家。イラン・ミニアチュールの画家アッバーシーの子。ムガル帝国ジャハーンギール帝の寵愛を受け,ムガル絵…

バグダード Baghdād

改訂新版 世界大百科事典
目次  美術イラク共和国の首都。同国中部,ティグリス川の河畔にあり,イラク平原のほぼ中央部に位置している。人口は約575万(2003)。名称の由来…

アラビア半島(アラビアはんとう) al-Jazīra al-‘Arabīya

山川 世界史小辞典 改訂新版
アジア大陸南西端の大半島。政治的にはサウジアラビア王国,イエメン,オマーン,クウェート,バハレーン,カタル,アラブ首長国連邦の7カ国からなる…

アッバード

小学館 和伊中辞典 2版
Cla̱udio Abbado(男)(Milano 1933‐;イタリアの指揮者)

クズルバシュ Kızıl baş

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キジルバーシュ Qizil-bāshともいう。 16世紀初め,イランのサファビー朝を創建したイスマーイール1世を支援したシーア派トルクメンの7部族にスンニ…

ケシュム[島] Qeshm

改訂新版 世界大百科事典
ペルシア湾口にあるイラン領の島。東西108km,南北10~35km,面積1336km2。人口2万9398(1966)。クラレンス海峡をはさんで北の対岸はバンダル・アッ…

シャー・アッバース[1世] Shāh `Abbās I 生没年:1571-1629

改訂新版 世界大百科事典
サファビー朝第5代の王で,同王朝中興の英主。在位1588-1629年。内政面では,カフカス地方出身のイスラム改宗者からなる奴隷軍kullar,小銃隊,砲兵…

ピー‐エル‐オー【PLO】[Palestine Liberation Organization]

デジタル大辞泉
《Palestine Liberation Organization》パレスチナ解放機構。1964年、パレスチナ解放組織の統合機関として結成。1974年のアラブ首脳会議でパレスチナ…

めつぼう【《滅亡》】

改訂新版 世界大百科事典

滅亡

小学館 和西辞典
caída f., hundimiento m.インカ帝国の滅亡|caída f. del Imperio incaico滅亡の道をたどる|caminar hacia el hundimiento滅亡するd…

カルマト派 (カルマトは) Qarmaṭ

改訂新版 世界大百科事典
イスラムのイスマーイール派の一分派。899年ごろ,同派の主流は,後のファーティマ朝カリフの家系をイマームと認めたが,サワードの同派の責任者ハム…

ハージブ ḥājib

改訂新版 世界大百科事典
イスラム諸国で,一般民衆が支配者に近づかないよう入口を守り,認められた者のみを会わせる役目を果たす,ほぼ〈侍従〉と訳される官職。アラビア語…

めつぼう 滅亡

小学館 和伊中辞典 2版
(絶滅)estinzione(女);(没落)caduta(女),crollo(男) ◇滅亡する 滅亡する めつぼうする (自然に)esti̱nguersi;(外部の力によって)e̱…

サーマッラー Sāmarrā'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク中央部,サラーフウッディーン県の県都。バグダード北北西約 110km,チグリス川沿岸に位置する。前5千年紀の遺跡が存在するが,町は3~7世紀の…

アッバース・ミールザー `Abbās Mīrzā 生没年:1789-1833

改訂新版 世界大百科事典
カージャール朝の第2代シャーであるファトフ・アリー・シャーの次子。皇位継承者としてアゼルバイジャン州総督を務める。進取の気風に富み,アゼルバ…

コム Qom

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クム Qumともいう。イラン中央北部,マルカジー州の都市。テヘラン南西約 130km,コム川の両岸にまたがり,カビール砂漠の周辺部に位置する。宗教都…

ネストリウス派 (ネストリウスは)

改訂新版 世界大百科事典
エフェソス公会議(431)におけるネストリウス断罪に同意しなかったシリアのキリスト教徒が形成した教派。ペルシアを中心に,海路インド,陸路中央ア…

南宋 Nán Sòng

中日辞典 第3版
[名]<歴史>南宋.▶1127—1279年.開封からの南遷以後,宋朝の滅亡までをさす.臨安(現在の杭州)に建都.⇒Běi Sòng【北…

シェイフロトフォッラー‐モスク

デジタル大辞泉
《Masjed-e Sheykh Lotf-ollāh》イラン中部の都市イスファハーンにあるイスラム寺院。1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたイマーム広場の東側…

ワッタース朝 ワッタースちょう Wattās

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
北アフリカ,ベルベル人の一種族,ワッタース族 (バヌー・ワッタース) により樹立された王国 (1472~1549) 。首都はモロッコのフェス。マリーン朝の…

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