すい‐もじ【好文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「好いた」の後半を略して「文字」を添えたもの ) 好きなお方の意の女性語。
く‐もじ【く文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「く」で始まる言葉の後半を略し、「文字」を添えた女房詞。① 茎。[初出の実例]「一、くき くもじ」(出典:大上臈御名之事(16C前か)…
しょうけい‐もじ(シャウケイ‥)【象形文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょうけいもんじ」とも ) 物の名を表わすために、その物の形を点や線で写したのを起源とする文字の類。古代エジプトのヒエログリフ…
せん‐もじ【先文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「先」の字ではじまる語の後半を略して「文字」を添えた語。多く近世、女性の間で用いられた。① 先日。さきごろ。[初出の実例]「せんもじ…
ごねん‐もじ【御念文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ごねん」に「文字」を添えた女性語 ) ねんごろであること。ご親切なこと。また、そのさま。御念。[初出の実例]「御ねんもじ…
こ‐もじ【こ文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「こ」で始まることばの後を略して「文字」を添えた女房詞。① 鯉(こい)をいう。[初出の実例]「鯉はこもじ」(出典:海人藻芥(1420))「二…
ご‐もじ【五文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 五つの文字。特に連歌や俳諧で、発句または平句(ひらく)中の五音をいう。いつもじ。[初出の実例]「いつもじといふべし、ごもじといふ人…
そ‐もじ【其文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 代名詞詞 〙 ( 「そなた」の後半を略して「もじ」を添えた語 ) 対称。主として女性が、対等または目下に対して用いた。そもんじ。[初出の実例]「…
だい‐もじ【大文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =だいもんじ(大文字)[初出の実例]「大文字(ダイモジ)の火もあかつきは草のあと〈凉帒〉」(出典:俳諧・古今俳諧明題集(1763)雑)② …
つぶて‐もじ【飛礫文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 続けて書かないで一字一字はなして書いた文字。はなち書きの文字。つぶつぶがきの文字。[初出の実例]「かきあつめまなぶや雪のつふて文字…
たんおん‐もじ【単音文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 表音文字のうち、字形の単位が単音にあたる文字。ローマ字、ギリシア文字など。ハングルは単音文字と音節文字の両方の性格を持つ。
くろいもじ【黒い文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
いたい‐もじ【異体文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢字やかなにおいて、同字ではあるが、標準と考えられている字体とは違った形をとるもの。かなでは、「異体がな」「変体がな」ということ…
ふたつ‐もじ【二文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平仮名の「こ」の字。[初出の実例]「ふたつもじ牛の角文字直ぐな文字歪(ゆが)み文字とぞ君は覚ゆる」(出典:徒然草(1331頃)六二)
ほ‐もじ【ほ文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ほしいい」の後半を略し、「文字」を添えたもの ) 干飯(ほしいい)をいう、女房詞。おひやかし。[初出の実例]「むろまちとのよりほも…
けい‐もじ【傾文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「けいせい」の後半を略し「文字」を添えたもの ) 傾城(けいせい)。遊女。[初出の実例]「さるかたのけいもじより、めづらしきふみもら…
きん‐もじ【金文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金泥(きんでい)で書いたり、金箔(きんぱく)、金粉などで表わしたりした文字。金色の文字。金字。[初出の実例]「斜(はす)に被(かぶ)りし帽…
文字法 もじほう writing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 社会的に一定の意味をもつと認められた視覚的記号による人間相互のコミュニケーションの体系をいう。古来,刻み目を入れた数え棒や,長さや色の異な…
緋文字【ひもじ】
- 百科事典マイペディア
- →緋文字(ひもんじ)
緋文字 ひもんじ The Scarlet Letter
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アメリカの小説家ホーソンの長編小説1850年刊。植民地時代のピューリタンの内面的な,きびしい良心の問題を追求した作品。ロマン主義に属する。
表音文字 ひょうおんもじ phonogram
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 音を表す文字代表的なものとしてアルファベットや日本の「かな」がある。
象形文字
- 小学館 和西辞典
- escritura f. figurativa, (エジプトの) jeroglífico m.
ふたつ文字 メリヤス ふたつもんじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明和2.11(江戸・中村座)
こもじ 小文字
- 小学館 和伊中辞典 2版
- le̱ttera(女) minuscola, minu̱scola(女),minu̱scolo(男) ◇小文字で[の] 小文字で こもじで 小文字の こもじの in minu…
かおもじ 顔文字
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘コンピュータ〙emo̱ticon(男)[無変];faccina(女)
ウイグル文字 ウイグルもじ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ウイグル人が用いた文字西トルキスタンのソグド文字にならって作られた。古くは8世紀の文書に使用され,トルコ人の間ではイスラームが普及するにつ…
メロエ文字 メロエもじ Meroitic writing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前2世紀頃~後4世紀頃にメロエを首都とするクシュ王国で用いられていた文字。エジプトの象形文字をもとにしてつくられたもので,石碑などに刻まれる…
かがみもじ【鏡文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
こぷともじ【コプト文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
たんおんもじ【単音文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
みゅけないもじ【ミュケナイ文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
一文字 いちもんじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大道具用語。舞台上部に一文字を引いたように吊られている細長い黒布。舞台上部の諸機構を観客の目から隠すために使用される。
緋文字 (ひもんじ) The Scarlet Letter
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの作家ホーソーンの小説。1850年出版。17世紀中葉のボストンの清教徒(ピューリタン)社会を舞台に,牧師ディムズデール,彼と姦通adultery…
ばってるっとぅもじ【バッテルットゥ文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばむんもじ【バムン文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほうけいもじ【方形文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
キプロス文字 キプロスもじ Cypriot syllabary
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キプロス島を中心に発見される音節文字。最古のものは前 11世紀にさかのぼるが,多くは前6~3世紀で,大部分ギリシア語を表記している。
キリル文字 キリルもじ Cyrillic alphabet
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 9世紀後半につくられ,グラゴル文字と並んで古期教会スラブ語の表記に用いられたアルファベット。広義には,ロシア文字などキリル文字を母体とするす…
せつようもじ【《節用文字》】
- 改訂新版 世界大百科事典
しんせいもじ【神聖文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぐじゃらーてぃーもじ【グジャラーティー文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぐらんたもじ【グランタ文字】
- 改訂新版 世界大百科事典
神官文字 しんかんもじ hieratic script
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト象形文字の一書体。聖刻文字 (ヒエログリフ) の筆記体というべきもので,パピルスに葦 (あし) ペンで記されるために広く用いられたが,前7世…
パクパ文字 パクパもじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
パスパ文字 パスパもじ 'Phags pa characters
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 八思巴文字 (ぱすぱもじ) 。元朝において,モンゴル語ばかりでなく,中国語その他元朝支配下の言語を表記するため,フビライの命令でパスパがチベッ…
いちもんじ【一文字】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a straight line; a beeline一文字に in a straight line彼は草原を一文字に横切ったHe cut straight across the field./He made a beeline across …
文字学 wénzìxué
- 中日辞典 第3版
- [名]<言語学>文字学.
文字狱 wénzìyù
- 中日辞典 第3版
- [名]<歴史>文字の獄.中国諸王朝で起きた言論弾圧・筆禍事件の総称.▶特に清代のものをさすことが多い.“文网wénwǎng”…
大文字 おおもじ
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- letra maiúscula
小文字 こもじ
- 日中辞典 第3版
- 1〔小さな字〕小字xiǎozì.2〈印刷〉小写的字(母)xiǎoxiě de zì(mǔ).