複合層序
- 岩石学辞典
- 循環する堆積遷移の中で,統計的に起こりやすい順序ですべての岩相の型を連続的に配列したもの[Duff & Walton : 1962].
単層理
- 岩石学辞典
- 一単層の上限,下限を示す層理.層理はすべての層状堆積をする岩石の配列状態.
波状層理
- 岩石学辞典
- 砂や泥の葉層(laminae)の互層で,砂はリップルとなり,波状の砂の面に従って泥の層ができたもの.泥の層が連続的でレンズ状の砂の成層が連続的であ…
複合前面層
- 岩石学辞典
- 突出した部分のある三角州に見られるもので,溝状斜交層理(trough cross-bedding)によく似た凹型の浸食した基盤と共にレンズ状の斜交層理が起きた…
鉄盤層
- 岩石学辞典
- 酸化鉄からなる硬盤(hard pan)で,排水が不十分な底土の中または砂や礫の中に形成される[Reid : 1890].
滑膜層
- 栄養・生化学辞典
- →滑膜
エクマン境界層 えくまんきょうかいそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →境界層
旧中間層 きゅうちゅうかんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →中間層
きょうかいそうりろん【境界層理論】
- 改訂新版 世界大百科事典
おんぱけんそう【音波検層】
- 改訂新版 世界大百科事典
帯水層 たいすいそう aquifer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地下水を含んでいる地層。地層を構成する粒子間の間隙が大きいと,その地層は地下水によって飽和される。未固結の砂層や礫層などの透水層が,粘土や…
小仏層 こぼとけそう Kobotoke formation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 関東山地南部,相模川の北側に分布する中生代の地層。白亜紀と推定されるが,正確な時代は未詳。砂岩,粘板岩を主とし,一部は千枚岩となっている。…
どうそうちい【同層地衣】
- 改訂新版 世界大百科事典
こるくひそう【コルク皮層】
- 改訂新版 世界大百科事典
ロンドン粘土層 ロンドンねんどそう London clay
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスのロンドン盆地に発達する古第三紀始新世の地層。ロンドン付近の構造盆地を形成している古第三紀層は中生代白亜紀層を不整合に覆う浅海性な…
ふくそうりん【複層林】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんそうじゅう【繭層重】
- 改訂新版 世界大百科事典
複層ガラス
- リフォーム用語集
- 2枚の板ガラスの間に乾燥空気を入れて密封し、組み立てたもの。断熱性・遮音性にすぐれ、結露防止にも有効である。乾燥空気の代わりにガスを注入した…
エフワン‐そう【F1層】
- デジタル大辞泉
- 《Fは、female(女性)の頭文字から》視聴率調査や商品開発などの際に用いられる世代区分で、20歳から34歳までの女性のこと。これより若い世代をT層…
こせい‐そう【古生層】
- デジタル大辞泉
- ⇒古生界
はたらく‐ひんこんそう【働く貧困層】
- デジタル大辞泉
- ⇒ワーキングプアー
レンズ状層【レンズじょうそう】
- 百科事典マイペディア
- 他の地層中にレンズ状にはさまる地層。すなわち末端が凸レンズの末端のように薄くなって尽きる地層。この言葉は,地層が小規模な場合に使用すること…
むとうは‐そう〔ムタウハ‐〕【無党派層】
- デジタル大辞泉
- 支持する政党のない有権者。「無党派層の支持を集める」
そうこう‐ちゅう【層孔虫】
- デジタル大辞泉
- 樹状または塊状の群体をなし、石灰質の骨格をもつ化石動物。古生代・中生代に繁栄。腔腸こうちょう動物のヒドロ虫類に属するとされる。
ゴースト層序
- 岩石学辞典
- 花崗岩岩体に隣接した母岩に認められる層序で,現在花崗岩となる以前の部分が花崗岩化を免れて,その痕跡が花崗岩の中を通って追跡することができる…
層理面
- 岩石学辞典
- もとの堆積面に平行かそれに近い層と層を分離する面.連続的な沈積作用の間に同じ岩質または異なった岩質の層を分離して形成されるか,または沈積作…
底置層
- 岩石学辞典
- 三角州を構成する堆積物の前面に見られるもので,海底または湖底に運ばれて堆積した細粒の泥質物質の層.三角州は前方が前置層(foreset bed)によっ…
フレーザー層理
- 岩石学辞典
- 砂の中の漣波の溝で,上向きに凹型の傾向をもつ弓型の泥質のレンズ.単純なフレーザー層理では,泥のフレーザーが互いに完全に分離している.分岐し…
硬盤層
- 岩石学辞典
- 固くなって浸透性のない層となった土壌または下層土(subsoil)で,酸化鉄,炭酸塩,有機物,珪酸などの土壌粒子が固結されてできた盤層[Dwright : …
粘土盤層
- 岩石学辞典
- 密度が大きく,時に不透過性の粘土の層準で,粘土粒子が土壌のB層位に向って下向きに移動して発達したもの[U. S. Dept. Agriculture : 1938, Jenny …
中冷層
- 海の事典
- 亜寒帯海域で夏期に海洋上層の下部に見られる水温の極小層を中冷層と呼び、そこにある水を中冷水という。亜寒帯海域では一般に塩分が深さと共に増し…
遺物包含層 (いぶつほうがんそう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 遺物を含む土層をさす考古学の用語。略称は包含層。欧米でいう文化層cultural layerにほぼ相当する。しかし,一つの遺物包含層が,時代を異にする幾…
3層クライアントサーバーシステム
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 3つの層から構成されるクライアントサーバーシステムのこと。ユーザーインターフェイスを提供するプレゼンテーション層、データの加工や処理を行うフ…
鋤床層 すきどこそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 田植のため、田に水を入れ土とこねて柔らかくする、代掻(しろか)きなどの際に耕具で土壌に圧力が加えられることによって生成した水田土壌の土層で、…
大気境界層 たいききょうかいそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →境界層
登米層群 とよまそうぐん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南部北上(きたかみ)高地(山地)に分布するペルム紀最後期の地層で、主として黒色スレート(粘板岩)からなる。層理面と斜交する劈開(へきかい)面に…
溶脱層 ようだつそう eluvial horizon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 土壌の垂直断面にみられる特徴的な層(正しくは層位)の一つで、溶脱層位ともいう。一般に表層付近にあり、下部に続く集積層(位)と対(つい)になっ…
表層混合層 ひょうそうこんごうそう surface mixed layer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海洋の表層で水温・塩分などの鉛直変化がほとんどなく一様である層。風や波浪の作用や,秋から冬に海面を通しての冷却による対流現象により起こる。…
領石層群 りょうせきそうぐん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 西南日本外帯に分布する下部白亜系。下位の古生層とは傾斜不整合,上部は上部ジュラ系の鳥の巣層群とは整合のところが多い。おもに汽水性の地層で一…
そうい‐がく(ソウヰ‥)【層位学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地層の上下関係を研究し、さらに地層の分布、岩質、厚さ、含有化石などを総合して、地層を区分し、その形成史を組み立てる学問。層序学。…
そうじょ‐がく【層序学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =そういがく(層位学)
はんさいそう【反彩層】
- 改訂新版 世界大百科事典
胴切断層 どうぎりだんそう transverse fault
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地質構造との関係から分類した断層名の一つ。その地域の一般的地質構造の方向を横切るような断層。横断断層ともいう。背斜,向斜などの褶曲軸に直角…
特徴層位 とくちょうそうい diagnostic horizon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 土壌の記載と命名のために定量的に定義された層位。特徴的表層と特徴的次表層に分けられる。前者は有機物によって暗色になった土壌の上部,溶脱層の…
土壌層位 どじょうそうい soil horizon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地表面にほぼ平行な土壌または土壌物質中の層。生成的に関係のある隣接する層とは色,構造,土性,コンシステンス,生物の種類および数,酸度その他…
反彩層 はんさいそう reversing layer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 太陽などの恒星の連続スペクトルを発する光球層のすぐ外側にあり,特定波長の吸収線を生じる比較的低温の大気層として以前に考えられた。しかし,現…
複層ガラス ふくそうガラス
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ちょっこうそうこう【直交層厚】
- 改訂新版 世界大百科事典
空乏層 くうぼうそう depletion layer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- p型半導体とn型半導体を接触させるとp-n接合となるが,接合に際して界面付近の電子と正孔は再結合により失われ,あとにイオン化したドナーとアクセプ…
関東ローム層 かんとうろーむそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もともと関東平野の台地や丘陵を広く覆う赤土とよばれる赤褐色の土壌のうち、東京周辺のものにつけられた土壌学上の名称。東京周辺の赤土は、砂、シ…