三重奏 さんじゅうそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリオ
三乗 さんじょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の教理用語。サンスクリット語ではトリーニ・ヤーナーニtrīi yānāniあるいはヤーナ・トラヤyāna-trayaといい、いずれも「三つの乗り物」の意を表…
三世 さんぜ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の術語。サンスクリット語では一般にトラヨードゥバーナハtrayo 'dhvānaという。過去・現在・未来を意味し、また已(い)・今(こん)・当(とう)とも…
三全音 さんぜんおん tritone 英語 Tritonus ドイツ語 tritono イタリア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 音楽用語。三つの全音からなる音程関係、すなわち、ヘ音―ロ音、ハ音―嬰(えい)ヘ音などの増4度音程のこと。ただし平均律では、ロ音―ヘ音、ハ音―変ト音…
三族 さんぞく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近い間柄の三つの親族。諸説があって一定しないが、『礼記(らいき)』には父、子、孫をあげ、『儀礼』には父の昆弟(こんてい)(兄弟)、自分の昆弟、…
英伸三 はなぶさしんぞう (1936― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 写真家。千葉市生まれ。1960年代以降、主に日本の社会や産業構造の変化の過程を独自の視点で撮りつづけてきた。中学卒業後、株式会社ソニーに勤務し…
三徳山 みとくさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。天台宗三徳山三仏(さんぶつ)寺があることで知られ、国の名勝・史跡に指定…
せん‐みつ【千三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 千言のうちに真実は三つしかないの意 ) うそ。いつわり。また、うそつき。ほらふき。まんぱち。[初出の実例]「せんみつとかやいへる空…
三等分
- 小学館 和西辞典
- 三等分するdividir ALGO en tres partes iguales
三日
- 小学館 和西辞典
- día m. tres3日間の旅行|viaje m. de tres días三日にあげず muy frecuentemente, casi todos los días三日天下reinado m. ef…
三倍《の》
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- dreifach.~にする|verdreifachen
三職 さんしょく
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1867年,王政復古の際新設された新政府最高の3官職総裁・議定・参与をいう。
三部会 さんぶかい États généraux
- 旺文社世界史事典 三訂版
- フランスの身分制議会僧侶・貴族・平民の3身分の代表で構成。1302年に教皇ボニファティウス8世と抗争中のフィリップ4世がパリに召集したのが始ま…
三日月 みかずき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者村上浪六補作者福地桜痴初演明治36.11(東京・歌舞伎座)
三鱗 (通称) みつうろこ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三鱗家督開初演正徳1.11(江戸・中村座)
さんじょう 三乗
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘数〙cubo(男),terza potenza(女) ◇3乗する 3乗する さんじょうする elevare ql.co. al cubo [alla terza potenza] ¶3の3乗は27である.|Il cubo…
さんしょく 三色
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇三色の 三色の さんしょくの tricolore ◎三色旗 三色旗 さんしょくき (イタリア国旗)bandiera(女) tricolore, il tricolore(男);(フランス国旗)…
さんしょく 三食
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶三食しっかりとる|non saltare nessu̱n pasto ¶この旅館は3食付きで1日1万円だ.|La pensione completa in questo albergo costa 10.000 y…
さんようちゅう 三葉虫
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘古生〙trilobite(男)
さん‐あくしゅ【三悪趣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくしゅ」「さんまくしゅ」とも ) =さんあくどう(三悪道)[初出の実例]「汝等、我教を不信ずして終(つひ)…
さん‐あくどう(‥アクダウ)【三悪道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくどう」「さんまくどう」とも。「道」は梵語 gati の訳語。衆生がみずからの業によっておもむくところの生…
さん‐おう(‥ワウ)【三王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 古代中国の三人の王。すなわち夏(か)の禹王(うおう)、殷(いん)の湯王、周の文王(または武王)。さんのう。[初出の実例]「龍鳳別レ紀、五帝不レ相二…
さん‐か(‥クヮ)【三過】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 三業によっておこる身(行為)、口(言語)、意(意念)の三つのあやまち。[初出の実例]「三過(さんクハ) 口過 身過 意過 自レ易…
さん‐がい【三階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんかい」とも )① 建築物で、二階の上にさらにもう一階あること。また、その階。[初出の実例]「Tristega〈略〉Sangaino(サンガイノ)…
さんかっ‐けい(サンカク‥)【三角形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 同一直線上にない三つの点と、そのそれぞれ二つを結ぶ三つの線分とから成る図形。その内部を含めた図形をさすこともある。それらの点をそ…
さん‐かん(‥クヮン)【三冠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三代の冠。夏后氏の毋追、殷の章甫、周の委貌。〔儀礼‐士冠礼〕② スポーツなどの一分野で、三つの賞を獲得すること。
さん‐きえ【三帰依】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんき(三帰)①[初出の実例]「頭少二梵音啓請并三帰依一」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)
さん‐ぎゃく【三逆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんぎゃくざい(三逆罪)」の略。[初出の実例]「調達が三逆をつくり、八万蔵の聖教をほろぼしたりしも」(出典:平家物語(13C前)…
さん‐けつ【三傑】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 三人のすぐれた人物をいう。[初出の実例]「藤原朝臣諸成卒。諸成〈略〉弘仁年中為二文章生一。聰悟超レ倫。暗二誦文選上帙一。学中…
さん‐こう(‥カウ)【三考】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三度考えること。転じて、よく考えること。「再思三考」② ( 「考」は調べるの意 ) 官吏の成績を三年目ごとに調査し、九年間に三度行なっ…
さん‐さ【三佐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自衛官の階級の一つ。三等陸佐・海佐・空佐の略称。旧軍隊の少佐に相当する。
さん‐さく【三朔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんついたち(三朔日)
さん‐ざんまい【三三昧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんげだつもん(三解脱門)[初出の実例]「而只是四無礙十力四無畏八禅定八解脱三三昧」(出典:法華義疏(7C前)一)
さん‐し【三尸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道教で、人の体内に住んでいると説く三匹の虫。絶えず人の行動を監視していて、庚申の日の夜には、睡眠中の人の体から抜け出てその人の罪…
さん‐し【三豕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「己亥(きがい)に河を渉る」と読むべき所を、「己」を「三」に、「亥」を「豕」に誤って「三豕河を渉る」と読んだという「孔子家語‐七…
さん‐し【三使】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。老・病・死の三つをいう「三天使(さんてんし)」の略。「天使」は閻魔(えんま)王の使いの意。[初出の実例]「毎念レ建二仁祠之舎一…
さん‐し【三始】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 年・月・日の始めの意から ) =さんげん(三元)②[初出の実例]「年のはじめ 時のはじめ 月のはじめなれば 三始(シ) 三元 元三などもい…
さん‐しゃ【三者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三人。また、三つのもの。② ( 「だいさんしゃ(第三者)」の略 ) 当事者以外の関係のない者。[初出の実例]「三者の地位に立てばこそ芝居…
さん‐しゅう(‥シウ)【三州・参州】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 三河国(愛知県東部)の異称。〔黒本本節用集(室町)〕[ 2 ] 〘 名詞 〙① 「さんしゅうざけ(三州酒)」の略。[初出の実例]「酔うまい事か三…
さん‐じゅう(‥ジフ)【三十】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一〇の三倍の数。[初出の実例]「子もちの御前の衝重(ついがさね)三十、ちごの御ぞ、五襲(いつかさね)にて」(出典:源氏物語(1001‐14頃…
さん‐しょう【三升】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 「さんしょうもぐさ(三升艾)」の略。[初出の実例]「つがもなく利くと三升の灸をすへ」(出典:雑俳・柳多留‐五六(1811))[ 2 ] (…
さん‐じょう【三乗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「乗」は乗物の意 ) 仏語。衆生を乗せて悟りの世界へ運ぶ三種の教法。(イ) 声聞乗・縁覚乗・菩薩乗または大乗のこと。三蔵。[初出の実…
さん‐しょく【三職】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 慶応三年(一八六七)一二月九日の王政復古により設置された総裁・議定・参与の三職。明治元年(一八六八)閏四月の官制改革によ…
さん‐せい【三世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 親・子・孫の関係にある三つの世代。三代。〔文明本節用集(室町中)〕 〔礼記‐曲礼下〕② 同じ血統や同じ流派の祖または同名の法王や皇…
さん‐せき【三夕】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三晩。三夜。〔拾遺記‐巻九・晉時事〕② 近世、遊女の通り名の一つ。[初出の実例]「さんせきのまへ、つつじ」(出典:仮名草子・露…
さん‐せん【三仙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東洋画の画題の一つ。仙鹿の伴侶とされる柏樹、花の仙である水仙、仙境に生じる霊芝(れいし)の三つをいい、一図に描くことが多い。
さん‐せん【三遷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三度移り変わること。また、官職が三度変わること。〔春秋左伝‐哀公八年〕② 「さんせん(三遷)の教え」の略。〔文明本節用集(室町中)…
さん‐せん【三選】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令官人の位階昇降のために毎年行なわれる勤務評定(考)を、三回経ること。[初出の実例]「其の正六位下の三選以上を重ねたる者は、上正…
さん‐たい【三体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書道で、真・行・草の三つの書体の称。また、生け花でもいう。[初出の実例]「真行草三体之趣不二存知一」(出典:烏羽玉霊抄(室町)上)[…
さん‐だいじ【三大寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 上代、大和にあって、朝廷の崇拝をうけていた飛鳥寺(元興寺)・大安寺(大官大寺)・川原寺(弘福寺(ぐふくじ))の称。