「化合物」の検索結果

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シス形 シスがた cis form

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
原子,原子団または配位子の分子内における配置を示す用語。シスはラテン語で「こちら側」を意味する。有機化合物のほか錯化合物にも用いられている…

むき‐がんりょう(‥ガンレウ)【無機顔料】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 無機化合物でできた顔料の総称。鉄、コバルト、クロム、鉛、ニッケル、銅などの金属元素の化合物が多く、有機顔料に比べ一般に耐久性があ…

ケトン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Keton ) カルボニル化合物の一つ。カルボニル基に二個の炭化水素基が結合した有機化合物の総称。一般式 R-CO-R′〔稿本化学…

命名法 (めいめいほう)

改訂新版 世界大百科事典
自然科学の対象となる動植物,化合物,天体などの呼び方に関する規則。命名法の目的は多様なこれらの事物に統一的な名称を与えて混乱を防ぐことにあ…

1,3-双極子 イチサンソウキョクシ 1,3-dipole

化学辞典 第2版
一般式として,または,で表されるヘテロ原子を含む三中心4π電子系の化合物.例として,(1)アゾメチンイリド()(2)ニトロ化合物()(3)ニトリルオキシド…

同族列 (どうぞくれつ) homologous series

改訂新版 世界大百科事典
有機化合物において,同じ官能基をもつ化合物あるいは同種の化合物の中には,アルキル炭素鎖の長さの異なるものが数多く存在する。たとえば,アルカ…

複素環式化合物 ふくそかんしきかごうぶつ heterocyclic compound

日本大百科全書(ニッポニカ)
分子を構成する原子が化学結合により環状に連なっている環式有機化合物は、炭素原子のみで環が構成されている炭素環式化合物と、環を構成する原子と…

好気性細菌 こうきせいさいきん aerobic bacteria

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸素の存在下で正常な生活を営むことのできる細菌をいい、嫌気性細菌の対語。酸素がなければ絶対に生育しない細菌を偏性(絶対的)好気性細菌といい…

超酸化物 チョウサンカブツ hyperoxides, superoxides

化学辞典 第2版
金属と O2- とのイオン結合性化合物.IUPACの体系名は,二酸化物(1-)(dioxides).スーパー酸化物ともいわれる.アルカリ金属やアルカリ土類金属の…

基【き】

百科事典マイペディア
化学反応に際して,変化することなく一つの化合物から他の化合物へ移ることのできる原子団。たとえば水酸基−OH,アミノ基−NH2,メチル基−CH3など。→…

溶離定数 ヨウリテイスウ elution constant

化学辞典 第2版
クロマトグラフィーにおいて,ある化合物が溶離しやすいかどうかを表す数.溶離定数の大きな化合物ほど溶離しやすい.イオン交換クロマトグラフィー…

芳香環 ホウコウカン aromatic ring

化学辞典 第2版
芳香族性をもつ環状化合物の総称.ベンゼン環化合物(図a,b),非ベンゼン系芳香環(図c,d),複素芳香環(図e,f)に分類される.いずれもπ電子が非局在…

ヒュッケル則 ひゅっけるそく Hückel rule

日本大百科全書(ニッポニカ)
1931年にドイツのヒュッケルによって発表された、芳香族化合物の安定性に関する理論的法則。4n+2則ともいう。この法則によれば、有機化合物が芳香族…

高聚物 gāojùwù

中日辞典 第3版
[名]<化学>高分子化合物.

水酸基【すいさんき】

百科事典マイペディア
−OHで表される原子団をいう。有機化合物中ではヒドロキシル基とよぶのが正式。水酸基をもつ化合物には水,金属の水酸化物,酸素酸,アルコール,フェ…

アミノ‐き【アミノ基】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( アミノは[英語] amino ) 第一アミンやアミノ酸に含まれる基。記号 -NH2 これをもつ化合物(アミノ化合物)は一般に水に溶けにくく、特…

ベンゼン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] benzene ) 石炭乾留あるいは石油の改質で得られる無色の液体。化学式は C6H6 芳香族化合物の基本となる化合物。ベンゾール。〔…

オキソ オキソ oxo

化学辞典 第2版
【Ⅰ】カルボニル化合物を,水素化合物の酸素置換体として命名する場合の接頭語.例:3-オキソブタン酸CH3COCH2COOH.【Ⅱ】金属原子に対する陰イオン…

ラクトン

栄養・生化学辞典
 環内に-C(=O)-O-を含む複素環式化合物で,同じ分子内で-COOHと-OHがエステルを形成している形の化合物.五員環のものをγ-ラクトン,六員環のものを…

ふっか‐カルシウム〔フツクワ‐〕【×弗化カルシウム】

デジタル大辞泉
弗素とカルシウムの化合物。無色の立方晶系の結晶。水に不溶。天然には蛍石として産出。弗素化合物やガラスの原料。単結晶は分光測定用プリズムなど…

キレート‐かん〔‐クワン〕【キレート環】

デジタル大辞泉
⇒キレート化合物

すずき‐カップリングはんのう〔‐ハンオウ〕【鈴木カップリング反応】

デジタル大辞泉
有機化合物の合成にパラジウムを触媒として用いるクロスカップリング反応の一つ。根岸カップリング反応で使われた亜鉛に代わり、化学反応のある段階…

アリール遷移金属錯体 アリールセンイキンゾクサクタイ transition metal aryl complex

化学辞典 第2版
遷移金属に,フェニル基などのアリール(aryl)基がσ結合した化合物.遷移金属と炭素の間のσ結合は不安定である.おもにホスフィン化合物,CO,シクロ…

酸アミド

栄養・生化学辞典
 図の構造をもつ化合物.

さんか‐ぶつ〔サンクワ‐〕【酸化物】

デジタル大辞泉
酸素と他の元素との化合物。

ヘテロ環式化合物 ヘテロカンシキカゴウブツ heterocyclic compound

化学辞典 第2版
[同義異語]複素環式化合物

化合态 huàhétài

中日辞典 第3版
[名]<化学>化合態.元素が化合物の形である状態.

リン酸化反応 リンさんかはんのう phosphorylation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生体内で行われる諸種の代謝のうち,有機化合物にリン酸基が結合する反応をいう。生じたリン酸化合物のうち,含有自由エネルギーが特に高いものを高…

スルホキシド スルホキシド sulfoxide

化学辞典 第2版
R2S=Oで表される化合物の総称.対応するスルフィドを酸化すると得られる.硫黄原子と酸素原子は配位結合であり,極性の強い化合物である.非対称のス…

独立栄養【どくりつえいよう】

百科事典マイペディア
自主栄養ともいい,従属栄養の対。栄養素として無機化合物を摂取し,それらを原料として体内で必要な有機化合物を独力で合成していく植物的な栄養様…

第四アンモニウム化合物 だいしアンモニウムかごうぶつ quaternary ammonium compound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンモニウム化合物 NH4X (Xは酸基) の水素原子が,すべて炭化水素基Rで置換された化合物の総称。一般式は NR4X 。加熱すると分解し,第三アミンを…

ビス ビス bis

化学辞典 第2版
2を表す数詞接頭語.有機化合物では,2種類以上の基名を組み合わせてつくる複合基名をもつ原子団が,一つの化合物中に2個ある場合に用いる.たとえば…

はいとう‐たい〔ハイタウ‐〕【配糖体】

デジタル大辞泉
糖類と、アルコールやフェノールなどの水酸基をもつ有機化合物とが結合した化合物。生物、特に植物体に広く存在し、サポニン・ジキタリスなどがあり…

同化【どうか】

百科事典マイペディア
代謝により生体が低分子化合物から高分子化合物を合成すること。異化の対。二酸化炭素と水から炭水化物を合成する炭酸同化(炭酸固定),空気中の窒…

ふほうわ 不飽和

小学館 和伊中辞典 2版
◇不飽和の 不飽和の ふほうわの insa̱turo ◎不飽和化合物 不飽和化合物 ふほうわかごうぶつ 〘化〙composto(男) insa̱turo

こうぶんし‐ぶっしつ〔カウブンシ‐〕【高分子物質】

デジタル大辞泉
⇒高分子化合物

倍数比例の法則 (ばいすうひれいのほうそく) law of multiple proportion

改訂新版 世界大百科事典
同じ2種の元素から異なる化合物ができるとき,一方の元素の一定量と化合する他方の元素の量は,それらの化合物の間で簡単な整数比になるという法則。…

メトキシ メトキシ methoxy

化学辞典 第2版
有機化合物中の基CH3O-の名称.

化学量論的化合物 カガクリョウロンテキカゴウブツ stoichiometric compound

化学辞典 第2版
[同義異語]ドルトニド化合物

solvate

ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
[男]溶媒化合物,溶媒和物.

エチニル エチニル ethynyl

化学辞典 第2版
有機化合物の基CH≡C-の名称.

重合【じゅうごう】

百科事典マイペディア
1種またはそれ以上の低分子化合物が2個以上化学的に結合して分子量の大きな化合物をつくること。原料となる化合物を単量体(モノマー),重合して…

ふっか‐ぶつ〔フツクワ‐〕【×弗化物】

デジタル大辞泉
弗素と他の元素との化合物。

いせつかんしき‐かごうぶつ〔イセツクワンシキクワガフブツ〕【異節環式化合物】

デジタル大辞泉
⇒複素環式化合物

ヘテロかんしき‐かごうぶつ〔‐クワンシキクワガフブツ〕【ヘテロ環式化合物】

デジタル大辞泉
⇒複素環式化合物

ラセミ混合物

栄養・生化学辞典
 →ラセミ化合物

有機半導体【ゆうきはんどうたい】

百科事典マイペディア
半導体特性を示す有機化合物。たとえば多数の共役二重結合をもつフタロシアニンやその重合体,ベンゼン核が多数縮合した多環芳香族化合物およびその…

アンモノリシス ammonolysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
加アンモニア分解あるいは加安分解ともいわれる。ある化合物の分子に水分子の OH とH が加わって化合物を2つの分子に分解する反応を加水分解というの…

電荷移動錯体 でんかいどうさくたい charge transfer complex

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
チャージトランスファーコンプレックスともいう。分子間の電荷移動によって結合力を生じた分子化合物をいう。この分子化合物は電子を与える側の電子…

交差アルドール縮合 コウサアルドールシュクゴウ crossed-aldol condensation

化学辞典 第2版
アルドール縮合のうち,異なるカルボニル化合物間で起こる反応をさす.医薬品などのファインケミカルズの製造過程において,炭素-炭素結合を形成する…

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