ブレシア Brescia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリア北部,ロンバルディア州ブレシア県の県都。ミラノの東方約 83kmにあり,アルプス南麓を占める交通の要地。古代にはブリクシアと呼ばれ,前 2…
バシリカ basilica
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) キリスト教以前のローマ時代の建造物の形式。長方形の平面をもち,法廷や商取引などさまざまの目的のためにつくられた。前 184年カトーがローマ…
フィリピン独立教会 (フィリピンどくりつきょうかい) Philippine Independent Church
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ・カトリック教会から分離したフィリピンの民族教会。フィリピン革命の過程でフィリピンのローマ・カトリック教会の裁治権を民族化しようとす…
サンガロ Antonio da Sangallo il Giovane 生没年:1484-1546
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリアの建築家,築城技師。彫刻家,建築家の家系サンガロ一族の中心的人物として分業化の進んだ組織的工房を経営し,1520-40年代のローマの建築界…
モムゼン もむぜん Theodor Mommsen (1817―1903)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの古代史家。シュレスウィヒの牧師の家に生まれる。キール大学で法律を学び、のちイタリア、フランスで碑文学、考古学の研鑽(けんさん)を積む…
ピウス(9世) ぴうす Pius Ⅸ (1792―1878)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローマ教皇(在位1846~1878)。イタリア人。前名ジョバンニ・マリア・マスタイ・フェッレッティGiovanni Maria Mastai-Ferretti。元スポレート大司…
ナバタイ人 ナバタイじん Nabataeans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ナバタイ王国を建てた古代北アラビアのアラブ系民族。前4世紀後半から2世紀頃までアラビア半島北部,シリア,トランスヨルダンで活躍。前4世紀頃はエ…
カセレス Cáceres
- 改訂新版 世界大百科事典
- スペイン中西部,エストレマドゥラ地方,同名県の県都。人口6万1982(1981)。古代にはイベリア先住民が住み,後にローマ人の駐留地となった。ローマ…
バージャ Bājah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 別称ベジャ Béja。チュニジア北部,バージャ県の県都。チュニス西方 100km,ブレドと呼ばれる肥沃な丘陵地帯に位置する。古代はカルタゴ人の都市で,…
ニコーテラ Nicotera, Giovanni
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1828.9.9. カタンザーロ,サンビアーゼ[没]1894.6.13. ナポリイタリアの政治家。リソルジメント運動で民主主義派として活躍。 1849年のローマ共…
ダルマチカ dalmatica
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマ時代末期から中世にかけて,男女ともに着た直線裁ちの,一般にはT字形の寛衣。シリアに起源をもち,2~3世紀頃ダルマチア地方からローマに…
コールチェスター こーるちぇすたー Colchester
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリス、イングランド南東部、エセックス県にある都市。ロンドンの北東約85キロメートルに位置し、コーン川下流に臨む河港から発達した商工業、文…
T. バイルレ Thomas Bayrle
- 20世紀西洋人名事典
- 1937 - ドイツの版画家。 フランクフルト市シュテーゲル美術学校講師。 ベルリン生まれ。 1966年フランクフルト若い美術家展に出品後、’68年からケ…
レックス・サクロルム rex sacrorum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの祭王。王政が廃止された際,王の祭司的職能は祭司に委譲され,これをレックス・サクロルムと呼んだ。ローマの歴史家リウィウスは供犠王 …
マメルチニ Mamertini
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マメルティーニとも呼ばれる。古代イタリア,カンパーニア地方のオスク人の傭兵。マメルチニの名はオスク人の軍神マメルスに由来する。前3世紀初め頃…
教会の大分裂(きょうかいのだいぶんれつ) Great Schism[英],Großes Schisma[ドイツ]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1378~1417年,2教皇が並立して分裂した時期をいう。アヴィニョン教皇グレゴリウス11世のローマ復帰後,ウルバヌス6世が選出されたが,フランス人枢…
ドナトゥス派(ドナトゥスは) Donatists
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 4~5世紀に北アフリカで盛んであったキリスト教の分派。その起源は,ディオクレティアヌス帝のとき,棄教した司教の執行したサクラメントの有効性を…
ヘボン James Curtis Hepburn
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1815.3.13~1911.9.21平文とも。アメリカの宣教師・医師。英語読みはヘプバーン。ペンシルバニア州出身。プリンストン大学・ペンシルバニア大学卒。1…
ウェスタ(Vesta)
- デジタル大辞泉
- ローマ神話で、竈かまどの女神。その神像はなく、火が崇拝の対象であった。また国家の竈の神でもあり、神殿をもっていた。ギリシャ神話のヘスティア…
ウシャス(〈梵〉Uṣas)
- デジタル大辞泉
- インド神話で、曙あけぼのの女神。太陽神スーリアに先立って現れ、暗黒を追い、生物の目を覚まし、祭祀さいしの開始を促す。ギリシャ神話のエオス、…
テルトゥリアヌス(Quintus Septimius Florens Tertullianus)
- デジタル大辞泉
- [160ころ~222ころ]ローマ時代のキリスト教神学者。カルタゴ生まれ。「三位一体」をはじめ、多くのラテン的キリスト教用語を定めた。著「キリスト…
パナイティオス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの哲学者。ストア学派中興の祖。ロドス島出身。ローマの政治家小スキピオの庇護を得,またアテナイの学園を主宰してストアの教説を広め…
Ach・er・on /ǽkərὰːn | -rɔ̀n/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 《ギリシャ神話・ローマ神話》アケロン(◇よみの国(Hades)の川;渡し守 Charon の舟で死者の魂がここを渡る).2 地獄;よみの国,冥土(めい…
ミネルウァ
- 百科事典マイペディア
- 古代ローマの女神。技芸をつかさどる。ユピテル,ユノとともに三神をなし,カピトリヌス丘のユピテル神殿にまつられる。ギリシア神話のアテナと同一…
ニース‐じょうやく〔‐デウヤク〕【ニース条約】
- デジタル大辞泉
- EU(欧州連合)の基本条約。ローマ条約とマーストリヒト条約を修正したもの。加盟国増加によるEUの拡大に備え、欧州委員会の定員の見直しなどをはか…
ポセイドン(Poseidōn)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ神話で、海・地震・馬の神。クロノスとレアの子で、ゼウスの兄弟。三叉の戟ほこを持ち、海洋を思いのままに制するとされた。ローマ神話のネ…
きょうこう‐りょう〔ケウクワウリヤウ〕【教皇領】
- デジタル大辞泉
- ローマ教皇が世俗的支配権をもって統治する領域。中世を通じて変遷を遂げ、ナポレオンによりいったん廃絶、のち復活。1929年、ラテラノ条約によりバ…
リソイド凝灰岩
- 岩石学辞典
- 緻密な赤褐色の斑点のある凝灰岩でローマ地域に産出し,“lapis quadratus”という名称で建築石材として使用された[Daubeny : 1848].
イ・ムジチ合奏団
- デジタル大辞泉プラス
- イタリアのローマを拠点とする室内合奏団。1952年に聖チェチーリア音楽院の卒業生により設立。ヴィヴァルディの『四季』をはじめ、バロック音楽の演…
ケスチウス Cestius Pius, Lucius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前1世紀頃の古代ローマの修辞家。スミルナ出身のギリシア人で,機知に富んだ弁論で人気を博した。マルクス・トゥリウス・キケロを嫌い,キケロに対抗…
マクシムス Maximus, Marcus Clodius Pupienus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]238.5.10.古代ローマ,バルビヌス帝の共治帝 (在位 238) 。マクシミヌス帝の子。 235年から副帝とされていた。父とともに殺された。
詩篇歌 しへんか Psalmen-Lieder
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 詩編唱がローマ典礼における『詩篇』の朗唱をいうのに対して,プロテスタントの礼拝における各言語に訳された『詩篇』または『詩篇』のパラフレーズ…
ユスチヌス Justinus, Marcus Junianus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2~3世紀頃のローマの歴史家。トログスの大作『フィリッポス世界史』 Historiae Philippicae (44巻) の抄録を編み,中世に広く読まれた。
メナエクムス兄弟 メナエクムスきょうだい Menaechmi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの劇作家プラウツスの喜劇。シラクサの商人の双子の息子メナエクムスとソシクレスの取違えによって起る喜劇。シェークスピアの『間違いの…
メタウロ川 メタウロがわ Fiume Metauro
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリア東部,アンコナの北,ファノの南でアドリア海に注ぐ川。全長 109km。この川のほとりで前 207年ローマ軍がハンニバルの弟ハスドルバルに大勝…
armilla
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 (古代ローマの兵士が武勲を示すために, また一般男女が装身具に用いた)蛇の形の腕輪, 腕飾り. 2 〘天〙アーミラリー天球, 渾天儀(こん…
agóne1
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 (古代ギリシア・ローマ時代のスポーツ, 詩, 音楽などの)競技会;競技場. 2 ⸨文⸩競技, 闘技 scendere nell'~|競技に参加する.
デメテル Demeter
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ギリシア神話の穀物・大地の神で,とりわけ麦の豊穣をつかさどる女神。オリンポス12神のひとりゼウスの姉で,クロノスとレアの子。ローマ神話のケレ…
コロナートゥス colonatus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 大農場でコロヌスを使用した,帝政ローマ末期の経営方式コンスタンティヌス1世によって法制化され,コロヌスの移動を禁じて世襲的に農地に固定し,…
チェック人 チェックじん Czechs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西スラヴ族の一派ローマ−カトリックを受容し,9〜10世紀にモラヴィア王国やベーメン王国を建てた。西スラヴ族には,チェック人のほかにポーランド人…
la・cri・ma・to・rio, ria, [la.kri.ma.tó.rjo, -.rja]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 涙の,涙を出させる.━[男] 涙つぼ(=vaso ~):古代ローマ人が哀悼者の涙を入れたと誤って考えられた壺(つぼ).実際は葬式に用いられた香水…
storiografìa
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)歴史記述, 史料編纂(へんさん), 修史;歴史学[歴史記述]の方法論;⸨総称的⸩正史, 史書 ~ greca [romana]|ギリシア[ローマ]正史.
tòga
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 トーガ(古代ローマ市民が外出時に着用したゆるやかな外衣). 2 (裁判官, 弁護士, 大学教授のガウン型の)官服, 式服. 3 ⸨広義⸩(司法官…
アプレイウス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Lucius Apuleius ルキウス━ ) 二世紀のローマの哲学者、散文作家。思想的には折衷的プラトン主義を奉じる。代表作「転身譜」(別名「黄金のろば」…
にちどくい‐ぼうきょうきょうてい(‥バウキョウケフテイ)【日独伊防共協定】
- 精選版 日本国語大辞典
- 昭和一二年(一九三七)にローマで調印された日本・ドイツ・イタリア三国間の協定。コミンテルンに対する情報交換、対ソ防衛措置を約し、日本の枢軸…
ラタキア
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Latakia ) シリア北西部、地中海に臨む港湾都市。フェニキア人が建設、ローマ時代に発展した。現在はタバコ・綿花・オリーブなどがここから輸出さ…
latiniser
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [他]❶ (語を)ラテン(語)化する;ラテン文字[ローマ字]で表記する.❷ (民族などを)ラテン化する.latinisation[女]
Kodex
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [男] (―[es]/―e, Kodizes) 法令集, (特にローマ法の)法典; 不文律; (古代の)木簡; (中世の)手写冊子; (特定の分野の)規範集.
Füll•horn, [fÝlhɔrn]
- プログレッシブ 独和辞典
- [中] (-[e]s/..hörner) 〔ローマ神〕 豊穰(ほうじょう)の角(花・果実などを盛ったヤギの角で豊かさの象徴);((雅)) 豊富,過剰.
gen, [ɡεn]
- プログレッシブ 独和辞典
- [前] ((4格支配)) ((雅)) …に向かってgen Himmel auf|blicken\空を仰ぎ見るgen Rom pilgern\ローマへ巡礼する.