こうぐ‐や(カウグ‥)【香具屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =こうぐうり(香具売)[初出の実例]「正宣院香具屋を被頼、右之通書物相調、拙者親子に判仕候様にと被レ申候故」(出典:高野山文書‐(…
こうこく‐や(クヮウコク‥)【広告屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 広告主から賃銭をとって、店や商品などの宣伝広告をして歩く人。〔風俗画報‐一五二号(1897)人事門〕[初出の実例]「小樽の一つの名物と…
かみくず‐や(かみくづ‥)【紙屑屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみくずかい(紙屑買)[初出の実例]「白い事・嶋原で買紙くづ屋」(出典:雑俳・田みの笠(1700))
からつ‐や【唐津屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陶器を売る人、また、その店。瀬戸物屋。主として関西地方でいう。
かじ‐や(かぢ‥)【鍛冶屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鍛冶を職業とする人。また、その家。[初出の実例]「ここはかぢや。しろがね・こがねのくぢ廿人ばかりゐて」(出典:宇津保物語(970‐999…
おり‐や【織屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 織物製造を業とする家。また、その人。機屋(はたや)。[初出の実例]「桂昌院様、元西陣の織屋が女と云々」(出典:鸚鵡籠中記‐元祿一五年(…
かた‐や【方屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古く、相撲や競馬などで、左右または東西に分けられた力士や乗手が集まっている控え所。[初出の実例]「其に乗せて、方屋(かたや)の南よ…
がっちり‐や【がっちり屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「や」は、やや軽蔑の気持をこめて、人をさしていう接尾語 ) 物事に対して抜けめなく、自分が得をするようにふるまう人。〔モダン用語…
かっぱん‐や(クヮッパン‥)【活版屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 活版の組み立て、印刷などを職業とする家。また、その人。活版印刷屋。[初出の実例]「活版屋に傭役する少年の職工は如何」(出典:国民之…
めや【目屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
やつか【屋塚】
- 改訂新版 世界大百科事典
やまざきや【《山崎屋》】
- 改訂新版 世界大百科事典
ようじや【ようじ屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
ようしょくや【洋食屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
わかたけや【若竹屋】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 福岡の日本酒。酒名は屋号に由来。大吟醸酒「響(もてなし)」、純米吟醸酒「渓(たに)」、純米酒「坐」などがある。平成3、14、16、22年度全国新酒鑑評…
縣屋
- デジタル大辞泉プラス
- 大分県、縣屋(あがたや)酒造株式会社が製造する麦焼酎。高精白大麦を原料に使用。
木地屋 きじや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ろくろを使って木材をくりぬき,「挽き物」と呼ばれる日用器物や漆器の素地 (きじ) をつくる職人。かつては良材を求め,山間をさすらう民であったが…
にしあきや【西明屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
地上げ屋 じあげや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 所有権や借地権が絡んだ土地,建物を整理して,新たに更地 (さらち) を確保するために,大手不動産業者や企業などから依頼されて,土地売買契約や立…
ぎゅうにゅうや【牛乳屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
おとわや【音羽屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
たんばや【丹波屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
たちばなや【立花屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
越後屋 えちごや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現在の三越の前身。江戸時代の豪商。その基を開いた三井氏の先祖は,近江の佐々木氏の家臣と伝えられ,伊勢に移り,高俊の代 (元和年間〈1615~24〉)…
かいづや【海津屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
しるこや【汁粉屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
こまちや【小町屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
じしんばんや【自身番屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
酢屋 すしや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 義太夫節の曲名。竹田出雲,三好松洛,並木千柳合作。延享4 (1747) 年初演の時代物『義経千本桜』の3段目。無頼の権太が父の苦心をみて改心し,平維…
いかけ‐や【鋳掛屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鋳掛けを職業とする者。鋳掛師。[初出の実例]「いかけやの声のよいのを女房よび」(出典:雑俳・柳多留‐一六(1781))② =いかけ(鋳掛)②
げいしゃ‐や【芸者屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芸妓を抱えている家。また、その職業。芸妓屋。芸者宿。置屋。[初出の実例]「柳橋の芸者屋の主人が来て」(出典:落語・錦魚の御拝謁(189…
きぶん‐や【気分屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その時の気分に左右されて、行動に一貫性のない人。[初出の実例]「磊落そうに見えた叔父が、ひどい気分屋で、些事にこだわりがちなことを…
たい‐おく(‥ヲク)【頽屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 崩れた家屋。
つづら‐や【葛籠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 葛籠(つづら)の製造あるいは販売を業とする家。また、その人。[初出の実例]「葛羅(ツツラ)屋 日本橋南三丁目 仁兵衛」(出典:江戸鹿子(1…
めいしゅ‐や【銘酒屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銘酒を置いている家。名の通った銘柄の酒を、売ったり飲ませたりする店。銘酒店。② 銘酒を売っているという看板をあげて、ひそかに売春…
ももんじい‐や【ももんじい屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ももんじや(━屋)[初出の実例]「夫から獣肉店(モモンヂイヤ)の女めが、手をにぎりけへしたり」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮…
もり‐や【盛屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =もりどの(盛殿)①〔古今神学類編(1698)〕
や‐づま【屋端・屋妻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 軒のはし。軒端(のきば)。また、建物の妻。[初出の実例]「あやめ草 長きためしに 引きなして やづまにかかる ものとのみ よもぎの宿を …
ないぜん‐や【内膳屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 内膳司の管理する建物で、かまどを設置し、炊事を行なった所。[初出の実例]「立二内膳屋一、〈略〉件屋 五間二面・卯酉先例也」(出典:中…
の‐もや【野母屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 見えない部分にある母屋。軒や軒桁(のきげた)に平行して垂木(たるき)を支えるために渡した横木。もやげた。〔紙上蜃気(1758)〕
しゅうせん‐や(シウセン‥)【周旋屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 周旋業を営む家。また、その人。周旋人。[初出の実例]「和漢学の禿天が校長の幇間、妾の周旋屋一条」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯…
しょもつ‐や【書物屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書物を商う家。また、その人。本屋。書肆(しょし)。書賈(しょこ)。[初出の実例]「二条通りに鮫(さめ)木薬(きぐすり)書物(ショモツ)屋あり…
しょうゆ‐や(シャウユ‥)【醤油屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 醤油を製造したり、販売したりする家。また、その人。醤油店。[初出の実例]「しゃうゆやに小麦いるなべをいりなべといふ」(出典:浮世草…
立花屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。市川中車(ちゅうしゃ)などが使用。
船橋屋
- デジタル大辞泉プラス
- 東京都新宿区に本店を置くてんぷら料理の専門店。1886年、焼芋店として創業。その後そば店を経て天ぷら店となる。
具足屋
- デジタル大辞泉プラス
- 歌舞伎役者の屋号のひとつ。嵐冠十郎が使用。
旅籠屋
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社旅籠屋」。英文社名「Hatagoya & Company」。サービス業。平成6年(1994)「株式会社旅籠屋本店」設立。同12年(2000)現在の社名に変…
のぞき屋
- デジタル大辞泉プラス
- 山本英夫による漫画作品。依頼を受けて特定の人間の生活を覗く探偵屋がさまざまな事件を解決する姿を描く。『ヤングサンデー』1992年に連載。続編の…
さる‐や【猿屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 猿を看板としたり、屋号にしたりしている店。[初出の実例]「風流の折は大門口に猿屋(サルヤ)とて菓子やうの物をいろいろの花づくし、か…
ふせ‐や【伏屋・廬屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地面に伏せたように軒が低く、小さな家。多く、みすぼらしい家、貧しい人の家をいう。ふせいお。[初出の実例]「倭文機(しつはた)の 帯解…