卵巣腫瘍【らんそうしゅよう】
- 百科事典マイペディア
- 卵巣に発生する腫瘍。卵巣嚢腫と充実性腫瘍に大別される。後者は上皮性と非上皮性があり,非上皮性腫瘍(繊維腫,肉腫)は比較的少ない。上皮性腫瘍…
コルチゾン cortisone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 副腎皮質ホルモンの一つ。副腎皮質ホルモンのうち天然ホルモンとして医薬品に実用化されているのは,コルチゾンとヒドロコルチゾンである。とくにコ…
尿崩症 にょうほうしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 尿量がたいへん多くなる疾患で、健康な人の尿量は1日1.5リットル前後であるが、この病気では5リットル以上、ひどいときには10リットル以上にもなる。…
乳 ちち
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哺乳(ほにゅう)類の雌親の乳腺(にゅうせん)から分泌される液体。新生子は一定期間、乳のみを養分として育つ。組成は種によって異なるが、牛乳では水8…
強心剤 きょうしんざい cardiotonics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 心臓強化のほか,血管,血圧を調整するものも含めて,心臓の機能不全を回復させる薬剤の総称。普通は,(1) おもに中枢神経および心臓に作用するカン…
高ナトリウム血症 こうナトリウムけっしょう hypernatremia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 血液中のナトリウム濃度が異常に高い状態。脱水症で発汗が多いとき,高温環境における作業や水分の摂取不足,高張食塩水を注射したとき,副腎皮質刺…
腎臓・泌尿器の病気 ビジュアルで見る病気⑨
- からだと病気のしくみ図鑑
- 腎臓は尿をつくるだけでなく、体液に含まれるナトリウムやカリウムなどの成分を調節したり、赤血球の産生を促すホルモンや血圧を調節するホルモンを…
パロチン(Parotin)
- デジタル大辞泉
- 唾液腺ホルモン。薬剤として、唾液腺機能の低下によるとされる諸症(筋無力症・胃下垂・歯槽膿漏のうろう・更年期障害)に適用される。
デポ‐ざい【デポ剤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( デポは[英語] depot から ) 効力が持続するよう徐々に成分が放出される薬剤。ホルモンの注射剤に多い。
アブシシン酸
- 栄養・生化学辞典
- C15H20O4 (mw264.32). アブシジン酸ともいう.花,果実,葉などの脱離(器官脱離)を促進する植物ホルモン.
プロラクチン(下垂体前葉ホルモン)
- 内科学 第10版
- (3)プロラクチン(prolactin:PRL) a.化学構造と生合成 PRLはPRL分泌細胞により分泌される199個のアミノ酸残基からなるペプチドホルモンで,ア…
ふくじんひしつ‐ホルモン【副腎皮質ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの総称。グルココルチコイドのコルチゾール、ミネラルコルチコイドのアルドステロンなど。
イソフラボン(isoflavone)
- デジタル大辞泉
- フラボノイドの一。大豆などに多く含まれる。体内でエストロゲン(発情ホルモン)に似たはたらきをする。→ファイトエストロゲン
きょじん‐しょう〔‐シヤウ〕【巨人症】
- デジタル大辞泉
- 成長ホルモンの分泌過剰のため、四肢の骨が長くなり、身長が異常に伸びる病気。成長期以降に起こった場合には先端巨大症となる。
トリヨードチロニン
- 栄養・生化学辞典
- T3と記す場合がある.甲状腺ホルモンの一つで,活性が強い.活性のない異性体リバーストリヨードチロニン(rT3)もある.
エストロゲン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] estrogen ) 女性ホルモンの一群。卵胞より分泌され、女性性徴の発現、性器の発育を促す。
プロペシア錠
- 知恵蔵
- 男性型脱毛症用薬。男性型脱毛症は、男性ホルモンに密接に関連した疾患であり、その働きを抑制することで進行を抑えられると考えられている。男性ホ…
レチノイン酸レセプター
- 栄養・生化学辞典
- レチノイン酸レセプタータンパク質ともいう.レチノイン酸のレセプターで,レチノイン酸受容体ともいう.核内に存在し,レチノイン酸に結合する活…
ウェント Went, Friedrich August Ferdinand Christian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1863.6.18. アムステルダム[没]1935.7.24. ワセナールオランダの植物生理学者で,植物ホルモン研究の創始者。アムステルダム大学に学び,1886年…
ステロイドの生合成 ステロイドノセイゴウセイ biosynthesis of steroid
- 化学辞典 第2版
- 酢酸から出発してメバロン酸,二リン酸ファルネシルを経てスクアレン,ついで2,3-エポキシスクアレンになる.このものの閉環反応およびメチル基転位…
かたん‐げっけい〔クワタン‐〕【過短月経】
- デジタル大辞泉
- 月経の期間が2日以内で終了する状態。原因は女性ホルモンの分泌異常である場合が多い。しばしば過少月経や頻発月経を伴う。月経過短。
内分泌【ないぶんぴつ】
- 百科事典マイペディア
- 外分泌の対。各種の腺(内分泌腺)がその分泌物(ホルモン)を導管によらず,直接体液(血液)中に分泌すること。→関連項目脱落症状|分泌
ノルアドレナリン
- 生活習慣病用語辞典
- 副腎から分泌されるホルモンで、交感神経の伝達物質の 1 つでもあります。末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる働きがあります。
サイトカイニン
- 栄養・生化学辞典
- キニンともいう.植物ホルモンすなわち植物の成長調節物質の一種.培養植物細胞の細胞分裂促進物質で,6N置換プリン誘導体の総称.
神経ペプチドY
- 栄養・生化学辞典
- ニューロペプチドYともいう.神経系の分泌するホルモンで,食欲を促進する活性がある.レプチンによって分泌が抑制されるといわれる.
黄体【おうたい】
- 百科事典マイペディア
- 脊椎動物の卵巣で,排卵後の濾胞(ろほう)壁の細胞が変化して形成する組織塊。哺乳(ほにゅう)類では主として濾胞上皮細胞が変質肥大し,脂質や黄色色…
気仙沼ホルモン
- デジタル大辞泉プラス
- 宮城県気仙沼市のご当地グルメ。味噌ニンニクだれに漬け込んだ生の豚ホルモンを焼いたもの。ソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べるのが特徴。
すい臓
- 生活習慣病用語辞典
- 胃の背部にある器官で、消化酵素であるすい液や、糖代謝の調整をするインスリン・グルカゴンなどのホルモンの生産および分泌が行われます。
モチリン
- 栄養・生化学辞典
- 1972年にブタの十二指腸から分離精製されたペプチドホルモン.下垂体にも分布する.空腹時の腸管の運動を促す機能があるとされる.
アディポカイン
- 栄養・生化学辞典
- アディポサイトカインともいう.脂肪細胞の生産するホルモンを総称していう.レプチン,レジスチン,アディポネクチン,TNF-αなど.
のうちょう‐そうかん〔ナウチヤウサウクワン〕【脳腸相関】
- デジタル大辞泉
- 脳と腸の間の機能的な関連性。種々のホルモンやサイトカインなどを介し、双方向的に情動や生理機能に影響を及ぼし合うこと。脳腸連関。
思春期にみられる歯肉炎 ししゅんきにみられるしにくえん Puberty gingivitis (歯と歯肉の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 思春期(11~14歳ころ)になると歯肉の炎症が悪化し、歯肉はより赤くなり、ぶよぶよし、出血しやすくなることがあります。とくにこの…
先天性副腎過形成症 せんていせいふくじんかけいせいしょう Congenital adrenal hyperplasia (CAH) (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 副腎皮質で糖質コルチコイドが作られるためには、少なくとも数種類の酵素が必要です。この酵素の遺伝子に生まれつきの異常(変異)が…
フィナステリド
- 知恵蔵
- 男性型脱毛症用薬。男性型脱毛症は、男性ホルモンに密接に関連した疾患であり、その働きを抑制することで進行を抑えられると考えられている。男性ホ…
血液系の薬
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- ◎血液系の薬とは 血液系の病気には、貧血、出血、血栓症けっせんしょう〔抗血栓剤〕などがありますが、ここでは貧血の治療剤と止血剤をとりあげま…
更年期 こうねんき climacterium
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 女性の卵巣機能の成熟期から老年期への移行期に相当し、老化の始まる時期ともいえる。閉経(最終月経)はこの間におこり、統計的にみると、だいたい4…
ジベレリン
- 栄養・生化学辞典
- 植物ホルモンの一つ.薮田らによりイネの馬鹿苗病の原因菌の生産する毒素として発見された.種なしブドウの生産などに使われている.
内分泌疾患(ほかの疾患に伴う肝障害)
- 内科学 第10版
- (4)内分泌疾患 肝はグルカゴン,インスリン,成長ホルモン,甲状腺ホルモン,エストロゲン,グルココルチコイドなどの多くのホルモンによる調節…
ふくこうじょうせんきのうこうしんしょうじょうひしょうたいきのうこうしんしょう【副甲状腺機能亢進症(上皮小体機能亢進症) Hyperparathyroidism】
- 家庭医学館
- 副甲状腺ホルモン(PTH)が持続的に過剰分泌(かじょうぶんぴつ)されている状態をいい、原発性と続発性の2つに分類されます。
モルメン
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道旭川市のラーメン店「ひまわり」が提供するご当地ラーメン。下ゆでし、提供直前に香ばしく焼き上げたホルモンをのせたラーメン。
サイログロブリン thyroglobulin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- チログロブリンともいう。甲状腺コロイドを形成する2つの蛋白質で,甲状腺ホルモンの前駆物質。一方はヨウ素,他方はリンを含んでいる。
デキサメタゾン
- 栄養・生化学辞典
- C22H29FO5 (mw392.47). 副腎皮質ホルモン,グルココルチコイド活性をもつ合成品.強い抗炎症作用をもつ.
副甲状腺機能低下症
- 栄養・生化学辞典
- 上皮小体機能低下症ともいう.副甲状腺の機能が低下し,副甲状腺ホルモンの分泌が低下して,血漿中のカルシウム濃度が低下する症状.
アンドロステロン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] androsterone ) 雄性ホルモンの一つ。テストステロンが変化したもので、作用はそれより弱い。
しみ chloasma
- 改訂新版 世界大百科事典
- 顔面,とくに眼の付近の前額部,頰部などにみられる褐色ないし灰褐色の色素斑で,肝斑とも呼ばれるが,肝機能障害との関係はない。色素斑の境界は比…
前立腺癌 (ぜんりつせんがん) prostatic cancer
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前立腺に発生する悪性腫瘍で,欧米では肺癌に次いで多い代表的な男性の癌である。日本ではそれほど多くはないが,最近は増加の傾向にあるといわれて…
ホルモンなべ【ホルモン鍋】
- 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
- もつ鍋①。⇒もつ鍋
こうしつ‐コルチコイド〔クワウシツ‐〕【鉱質コルチコイド】
- デジタル大辞泉
- 副腎皮質ホルモンの一。アンドロステロンが代表的。腎臓でのナトリウムイオンの再吸収を促す。ミネラルコルチコイド。電解質コルチコイド。
リガンド
- 栄養・生化学辞典
- 特定のタンパク質と特異的に結合する比較的低分子の化合物.酵素に対する低分子基質,受容体に対するホルモンなどはリガンドの例.
エチレン(植物ホルモン) えちれん ethylene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物ホルモンの一種。常温で気体の単純な炭化水素化合物CH2=CH2であることが、他の植物ホルモンと比べて著しく異なる。エチレンの代表的作用は果実の…