「屋」の検索結果

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酢屋 すしや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
義太夫節の曲名。竹田出雲,三好松洛,並木千柳合作。延享4 (1747) 年初演の時代物『義経千本桜』の3段目。無頼の権太が父の苦心をみて改心し,平維…

傘屋 かさや

日本大百科全書(ニッポニカ)
傘を製作・販売する職人。傘はからかさ(唐傘)ともいい、雨や雪や強い日を避けるための日常用具であったため、16世紀の室町後期には、その需要に応…

菓子屋 かしや

日本大百科全書(ニッポニカ)
菓子を製造・販売する店。中世末の16世紀に自家製の餅(もち)や粽(ちまき)、まんじゅうを小売りする干見世(ほしみせ)や振り売りの販女(ひさぎめ)がい…

唐物屋 とうぶつや

日本大百科全書(ニッポニカ)
唐物を売買する商人の店。唐物は古代の9世紀に中国から舶載した品物のことで、10世紀からは「からもの」といった。17世紀にできた唐物屋は、長崎で取…

パン屋 ぱんや

日本大百科全書(ニッポニカ)
パン(麺麭とも書く)を製造・販売する店。1869年(明治2)に木村屋(開業当時は文英堂といった)が東京で始めたのが本格的なパン屋の最初で、74年創…

つづら‐や【葛籠屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 葛籠(つづら)の製造あるいは販売を業とする家。また、その人。[初出の実例]「葛羅(ツツラ)屋 日本橋南三丁目 仁兵衛」(出典:江戸鹿子(1…

さる‐や【猿屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 猿を看板としたり、屋号にしたりしている店。[初出の実例]「風流の折は大門口に猿屋(サルヤ)とて菓子やうの物をいろいろの花づくし、か…

掛屋 かけや

旺文社日本史事典 三訂版
江戸時代,諸大名の蔵物販売に関与した金融業者おもに蔵物売却の代金を保管し,江戸の大名藩邸や国もとに送金。江戸中期以降,藩の財政悪化から諸大…

ももんじい‐や【ももんじい屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ももんじや(━屋)[初出の実例]「夫から獣肉店(モモンヂイヤ)の女めが、手をにぎりけへしたり」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮…

もり‐や【盛屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =もりどの(盛殿)①〔古今神学類編(1698)〕

や‐づま【屋端・屋妻】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 軒のはし。軒端(のきば)。また、建物の妻。[初出の実例]「あやめ草 長きためしに 引きなして やづまにかかる ものとのみ よもぎの宿を …

ろうそく‐や(ラフソク‥)【蝋燭屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 蝋燭を製造したり売ったりすることを業とする家。また、その家の人。[初出の実例]「みがき立・しり頭きるらうそくや」(出典:雑俳・うき…

よそう‐や(ヨサウ‥)【予想屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 競馬や競輪などで、レースの展開や着順などについての予想を客に教えることを商売とする人。[初出の実例]「その三日の間に、私は競輪の選…

よど‐や【淀屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =よどやばし(淀屋橋)[ 一 ][初出の実例]「片手に淀屋(ヨドヤ)の莨入を抜き出しながら」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉五)

ラウ‐や【羅宇屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 [ 異表記 ] ラオや 行商人の一種。古くなったラウやタバコの脂(やに)でつまったラウを新品とすげかえる職業。また、その人。ラウ屋キセル…

りくつ‐や【理屈屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =りくつもの(理屈者)[初出の実例]「彼奴は理屈屋(リクツヤ)だよ」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一一一)

だまり‐や【黙屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 あまり多くしゃべらない性質の人。寡黙な人。[初出の実例]「彼は、今年二十八歳のひどくだまりやの、気むづかしやであった」(出典:海に…

しょうじん‐や(シャウジン‥)【精進屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 精進潔斎のためにこもる所。神仏に参る前に体を清めるためにこもる屋舎。[初出の実例]「自二郁芳門一帰二精進屋一」(出典:治承元年公卿…

しょうゆ‐や(シャウユ‥)【醤油屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 醤油を製造したり、販売したりする家。また、その人。醤油店。[初出の実例]「しゃうゆやに小麦いるなべをいりなべといふ」(出典:浮世草…

しょもつ‐や【書物屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 書物を商う家。また、その人。本屋。書肆(しょし)。書賈(しょこ)。[初出の実例]「二条通りに鮫(さめ)木薬(きぐすり)書物(ショモツ)屋あり…

しゅうせん‐や(シウセン‥)【周旋屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 周旋業を営む家。また、その人。周旋人。[初出の実例]「和漢学の禿天が校長の幇間、妾の周旋屋一条」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯…

すご‐や【直屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 民家の形式の一つ。長方形平面のもの。

すし‐や【鮨屋】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 鮨を作って売る店。また、その人。鮨店。[初出の実例]「石の枕に屋(スシや)ありける今の茶屋」(出典:俳諧・田舎の句合(1680)一…

タバコ‐や【煙草屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 タバコを売る家、店。また、売る人。煙草屋〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実例]「たばこやも君の御恩や思ふらん おさまれる世の末も長さき」(出…

たい‐おく(‥ヲク)【頽屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 崩れた家屋。

めいしゅ‐や【銘酒屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 銘酒を置いている家。名の通った銘柄の酒を、売ったり飲ませたりする店。銘酒店。② 銘酒を売っているという看板をあげて、ひそかに売春…

ふるがね‐や【古鉄屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「ふるかねや」とも ) 古鉄を売買する家。また、その商人。また、古道具屋。古鉄店。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「古着仲買 …

ふるて‐や【古手屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 古着や古道具などをあきなっている店。古着屋、古道具屋など。古手店。また、それを職業にしている人。古手屋〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実…

ぶん‐や【聞屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「新聞屋」の略 ) 新聞記者をいう俗語。[初出の実例]「ブンヤのやつらは、お前にまだタイトル・マッチをやらせるのは早い、なんてほざ…

べつ‐や【別屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① =べつおく(別屋)② 汚れが触れないように別に設けた家。月経中や出産時の婦人などが炊事の火を別にしてこもる家。他屋(たや)。別火屋(…

ほう‐おく(‥ヲク)【蓬屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 蓬(よもぎ)で屋根をふいた家。草ぶきの家。[初出の実例]「女院渡二御蓬屋一」(出典:玉葉和歌集‐安元三年(1177)三月二七日)[その他の…

ほうかい‐や(ホフカイ‥)【法界屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 街頭芸の一つ。法界節の芸人の流れを引く門付芸人で、派手な印半纏(しるしばんてん)に、腹掛・股引という服装で、箏・三味線・胡弓・太鼓…

ふとん‐や【蒲団屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蒲団を売る店。また、その人。[初出の実例]「町内で少しは巾もあった蒲団(フトン)やの源七」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉三)

そうぐ‐や(サウグ‥)【葬具屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 葬式の道具をつくって、葬儀のときに貸したり、売ったりする人。また、その家。葬儀屋。

の‐もや【野母屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 見えない部分にある母屋。軒や軒桁(のきげた)に平行して垂木(たるき)を支えるために渡した横木。もやげた。〔紙上蜃気(1758)〕

パン‐や【パン屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 パンを焼いたり売ったりする店。また、その人。[初出の実例]「長崎にこれを売ることを業とするものあり、パン屋と云」(出典:随筆・林雑…

ひきゃく‐や【飛脚屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 飛脚を仕立てることを業とする家。飛脚問屋。また、飛脚を業とする人。[初出の実例]「火廻半へひきゃく屋が何も御用はござりませぬか」(…

ふせ‐や【伏屋・廬屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 地面に伏せたように軒が低く、小さな家。多く、みすぼらしい家、貧しい人の家をいう。ふせいお。[初出の実例]「倭文機(しつはた)の 帯解…

白子屋 (通称) しらこや

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題往古織本場八丈初演明治16.9(東京・寿座)

屋村くずやむら

日本歴史地名大系
岐阜県:加茂郡七宗町屋村[現]七宗町上麻生(かみあそう) 葛屋(くずや)天王(てんのう)山の麓、葛屋川上流の山間部に位置する。北は葉津(はづ…

【累屋】るいおく

普及版 字通
二重屋根の家。字通「累」の項目を見る。

屋町つちやちよう

日本歴史地名大系
京都市:下京区郁文学区屋町下京区猪熊通仏光寺下ル南北に通る猪熊(いのくま)通(旧猪熊小路)を挟む両側町。平安京の条坊では左京五条二坊二保三…

【楼屋】ろうおく

普及版 字通
高楼。字通「楼」の項目を見る。

【矮屋】わいおく(をく)

普及版 字通
小さな家。〔開元天宝遺事、天宝上、氷山に依る〕張生(彖)、り、事にむ。~太守令尹、抑へて從はず。張生曰く、大夫、凌霄(りやうせう)(大空をし…

【屋檐】おく(をく)えん

普及版 字通
のき。唐・白居易〔晏起〕詩 鳥は樹の上に鳴き 日は屋檐を照らすの時字通「屋」の項目を見る。

【架屋】かおく(をく)

普及版 字通
家を作る。〔世説新語、文学〕仲初(闡(せん))揚の賦を作りてる。~()亮、親族の懷を以て、大いに其の名價を爲す。~此(ここ)に於て、人人競うて…

【蓋屋】がいおく

普及版 字通
屋根をふく。字通「蓋」の項目を見る。

【氈屋】せんおく(をく)

普及版 字通
氈帳。〔南史、夷貊下、西域、滑国伝〕郭無し。氈屋を居と爲し、東向してを開く。其の王金牀に坐し、~妻と竝(とも)に坐して客に接す。字通「氈」の…

【竈屋】そうおく

普及版 字通
台所。字通「竈」の項目を見る。

【敞屋】しようおく

普及版 字通
高屋。字通「敞」の項目を見る。

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