さん‐せい【三世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 親・子・孫の関係にある三つの世代。三代。〔文明本節用集(室町中)〕 〔礼記‐曲礼下〕② 同じ血統や同じ流派の祖または同名の法王や皇…
さん‐せき【三夕】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三晩。三夜。〔拾遺記‐巻九・晉時事〕② 近世、遊女の通り名の一つ。[初出の実例]「さんせきのまへ、つつじ」(出典:仮名草子・露…
さん‐せん【三仙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東洋画の画題の一つ。仙鹿の伴侶とされる柏樹、花の仙である水仙、仙境に生じる霊芝(れいし)の三つをいい、一図に描くことが多い。
さん‐せん【三遷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三度移り変わること。また、官職が三度変わること。〔春秋左伝‐哀公八年〕② 「さんせん(三遷)の教え」の略。〔文明本節用集(室町中)…
さん‐せん【三選】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令官人の位階昇降のために毎年行なわれる勤務評定(考)を、三回経ること。[初出の実例]「其の正六位下の三選以上を重ねたる者は、上正…
さん‐あくしゅ【三悪趣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくしゅ」「さんまくしゅ」とも ) =さんあくどう(三悪道)[初出の実例]「汝等、我教を不信ずして終(つひ)…
さん‐あくどう(‥アクダウ)【三悪道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくどう」「さんまくどう」とも。「道」は梵語 gati の訳語。衆生がみずからの業によっておもむくところの生…
さん‐たい【三体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書道で、真・行・草の三つの書体の称。また、生け花でもいう。[初出の実例]「真行草三体之趣不二存知一」(出典:烏羽玉霊抄(室町)上)[…
さん‐だいじ【三大寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 上代、大和にあって、朝廷の崇拝をうけていた飛鳥寺(元興寺)・大安寺(大官大寺)・川原寺(弘福寺(ぐふくじ))の称。
さん‐だいじん【三大臣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政大臣・左大臣・右大臣。または左大臣・右大臣・内大臣の総称。[初出の実例]「高官にと思し召しけれども、三大じんは、はやふさがり…
さん‐だいぶ【三大部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。教義のよりどころとされる三つの大部の経典。天台宗では、天台大師の著「法華経玄義」「法華経文句」「摩訶止観」。律宗では、南山…
さん‐たいよう(‥タイヤウ)【三大洋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 太平洋・大西洋・インド洋の総称。
さん‐とう【三冬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 冬の三か月。孟冬(陰暦一〇月)・仲冬(陰暦一一月)・季冬(陰暦一二月)の総称。また、三度の冬。三か年。《 季語・冬 》[初出の実例]…
さん‐とう(‥タフ)【三塔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 比叡山延暦寺の東塔(止観院)・西塔(宝幢院)・横川(よかわ)(楞厳(りょうごん)院)の総称。転じて、比叡山延暦寺をいう。三院。[初出の実例]「山…
さん‐としより【三年寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸時代、江戸の町年寄を世襲した三家。奈良屋(館)・樽屋(樽)・喜多村の総称。〔明良帯録(1814)〕
さんにん‐ぐち【三人口】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一家三人の糊口(ここう)。三人の暮らし。[初出の実例]「三人口に十五人まで 厄害(やっかい)の懸る所に枩の風」(出典:俳諧・西鶴大矢数(…
さん‐ねん【三年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一年の三倍。みとせ。三か年。[初出の実例]「ことをひき、文を誦(ず)して、なほ聞くに、三年この木の声たえず」(出典:宇津保物語(970‐…
さん‐ぱく【三白】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正月の三が日に降る雪。〔蘇軾‐喜雪詩〕② 馬の四脚のうち、三脚の下部の白いもの。③ 「さんぱくもめん(三白木綿)」の略。④ 「さんぱく…
さん‐ばん【三ばん】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 選挙で、当選するのに必要とされる三つの条件、地盤、看板(肩書・地位)、かばん(金銭)をいう俗語。
さん‐ばんがしら【三番頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代の幕府の職名の一つ。大番頭・小姓組番頭・書院番頭の総称。小姓組番頭と書院番頭とを両番頭という。番頭は、組頭、組衆を率いて…
さん‐ぴつ【三筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 書家、または画家で三人のすぐれたものをいう語。[初出の実例]「善書も、嵯我の帝・空海・はやなり、又、道風・佐理・行成と、とか…
さん‐びょう(‥ビャウ)【三病】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの難病。なおりにくい三つの病気。[初出の実例]「南無大明神、ねがはくは、たいのやにさむひゃうをつけてたび給へと、祈られけるこ…
さん‐べん【三返・三遍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三度すること。三回繰り返すこと。みたび。[初出の実例]「『南无妙徳菩薩』と三遍誦礼せしむ」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
さん‐ぼう(‥バウ)【三方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 現在は「さんぽう」とも ) 三つの方向。三つの方面。[初出の実例]「能遠(よしとを)が城におしよせて見れば、三方は沼、一方は堀なり」…
さん‐もん【三問】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「礼記‐曲礼上」の「入レ竟而問レ禁、入レ国而問レ俗、入レ門而問レ諱」から ) 他国の境に入ればその禁制を問い、国に入れば風俗を問…
さん‐よみもの【三読物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 謡曲のうち、習い物として重要視されている三つの読物。「安宅(あたか)」の勧進帳(かんじんちょう)、「正尊(しょうぞん)」の起請文(きしょうもん)、…
さん‐ろう(‥ラウ)【三老】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 年長者で元老としての崇敬を受けている人の中の第三番目。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔礼記‐楽記〕② 老年を上寿(一〇〇歳)・中寿…
しゅ‐さん【朱三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しゅざん」「じゅさん」とも ) 双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目に、ともに三が出ること。平治物語にみえる故事によるという。…
せん‐みつ【千三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 千言のうちに真実は三つしかないの意 ) うそ。いつわり。また、うそつき。ほらふき。まんぱち。[初出の実例]「せんみつとかやいへる空…
三日
- 小学館 和西辞典
- día m. tres3日間の旅行|viaje m. de tres días三日にあげず muy frecuentemente, casi todos los días三日天下reinado m. ef…
三倍《の》
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- dreifach.~にする|verdreifachen
さんじょう 三乗
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘数〙cubo(男),terza potenza(女) ◇3乗する 3乗する さんじょうする elevare ql.co. al cubo [alla terza potenza] ¶3の3乗は27である.|Il cubo…
さんしょく 三色
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇三色の 三色の さんしょくの tricolore ◎三色旗 三色旗 さんしょくき (イタリア国旗)bandiera(女) tricolore, il tricolore(男);(フランス国旗)…
さんしょく 三食
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶三食しっかりとる|non saltare nessu̱n pasto ¶この旅館は3食付きで1日1万円だ.|La pensione completa in questo albergo costa 10.000 y…
さんにん 三人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- tre persone(女)[複] ¶三人乗りの飛行機|veli̱volo triposto 【慣用】三人寄れば文珠の知恵 (諺)“Quattro occhi valgon più di due.”/“D…
さんようちゅう 三葉虫
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘古生〙trilobite(男)
三等分
- 小学館 和西辞典
- 三等分するdividir ALGO en tres partes iguales
みよし【三次】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 広島県中北部の地名。近世初期城下町としておこり、出雲国と安芸国とを結ぶ交通の要地としても知られた。江の川が支流を集める地点に位置し、…
み‐わ【三輪・三勾】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 三つの輪。三重の輪。[初出の実例]「故、其の麻(を)の三勾(みわ)遺りしに因りて、其地(そこ)を名づけて美和と謂ふ」(出典:古事記…
みつ‐ぞろい(‥ぞろひ)【三揃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの品が組みになって一揃いになっていること。また、そのもの。特に、背広で、上衣・チョッキ・ズボンの一組をいうことが多い。[初出…
みつ‐まと【三的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 騎射(うまゆみ)で、馬場の埒(らち)に面して三か所に的を立てて順次に射ること。[初出の実例]「三的とは流鏑馬のこと也。又かちだちに小…
みつ‐わり【三割】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物を三つに分けること。三つに割ること。また、そのもの。三分の一。[初出の実例]「これは諫むるに及ばず、剰(あまつさ)へ巻物を三つ割(…
み‐のき【三軒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 垂木(たるき)が三重に差し出た軒。一列の茅負(かやおい)と二列の木負(きおい)とがある。紫宸殿、興福寺北円堂、同南円堂などにある。
み‐ます【三枡・三升】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 小さい枡から順に大きい枡の中に重ね入れられるようにした枡。いれこます。② 紋所の名。①を上から見た形を図案化したもの。歌舞伎俳優、…
三日月 みかずき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者村上浪六補作者福地桜痴初演明治36.11(東京・歌舞伎座)
三鱗 (通称) みつうろこ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三鱗家督開初演正徳1.11(江戸・中村座)
mikká, みっか, 三日
- 現代日葡辞典
- 1 [月の第3日] O dia três.Jūichi-gatsu ~ wa bunka no hi desu|十一月三日は文化の日です∥(No Japão) o ~ de novembro …
mitsúbá, みつば, 三葉
- 現代日葡辞典
- 【Bot.】 A salsa da rocha;crytotaenia candensis var. japonica.
さんせい【三世】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔仏教で〕three existences日系三世a third-generation Japanese-American
さんぶ【三部】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- three parts三部に分かれたtripartite三部作成の契約書a tripartite indenture三部合奏をするplay a trio三部合唱a chorus in three parts; a trio (…