ジアミン ジアミン diamine
- 化学辞典 第2版
- 1分子内に2個のアミノ基をもつ化合物の総称.脂肪族ジアミンとして,メチレンジアミンNH2CH2NH2(不安定),エチレンジアミン,トリメチレンジアミン,…
だつ‐りゅう(‥リウ)【脱硫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一般に化合物から硫黄原子を取り去ること。また、混合物から硫黄化合物(単体の硫黄を含め)を取り去ること。石油留分、ガス、粗金属中の…
ピッツァーの式【Pitzer's equation】
- 法則の辞典
- 簡単な有機化合物の蒸発熱を近似的に表現する式.
ラドン(元素) らどん radon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第18族に属する希ガス元素(貴ガス元素)の一つ。原子番号86、元素記号Rn。すべての同位体が放射性である。19世紀末から20世紀初頭にかけて放…
アミン アミン amine
- 化学辞典 第2版
- アンモニアNH3の水素原子を1~3個の炭化水素基またはこれに準じる基で置換したRNH2(第一級アミン),R2NH(第二級アミン),およびR3N(第三級アミン)の…
同位体希釈分析 (どういたいきしゃくぶんせき) isotope dilution analysis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 同位体を利用した化学分析手法の一種。原理的には非放射性同位体を用いて行うこともできるが,検出感度がきわめて高いので放射性同位体を使用する場…
鈴木 章 スズキ アキラ Suzuki, Akira
- 化学辞典 第2版
- 日本の有機化学者.北海道勇払郡生まれ.1954年北海道大学理学部化学科卒業,1959年3月北海道大学大学院理学研究科博士課程退学(1960年3月理学博士)…
慣用名 かんようめい common name
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古くから知られている化合物の呼び名で,よく使われているもの。しかし化合物の数は年々ふえ,慣用名だけでは不十分なので,国際名が制定されている…
クロム‐なめし【クロム×鞣】
- デジタル大辞泉
- クロム明礬みょうばん・二クロム酸カリウムなどクロム化合物の水溶液に獣皮をなめすこと。
メリテクティック
- 岩石学辞典
- もとの系が化合物で,その分解により生成する固相も純成分の場合[橋本 : 1968].
ガラクトシド
- 栄養・生化学辞典
- ガラクトースのアノマー性のヒドロキシル基が他の化合物とエーテル結合をした物質の総称.
分子筛 fēnzǐshāi
- 中日辞典 第3版
- [名]<化学>分子篩(ふるい).モレキュラーシーブ.▶分子レベルの細孔をもつ化合物.
有機化学反応 ゆうきかがくはんのう organic reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機化合物自身が他の化合物に変化したり、有機化合物が他の化合物と相互作用をおこしたりして、さらに別の化合物を生ずる化学的変化。有機反応とも…
キンヒドロン quinhydrone
- 改訂新版 世界大百科事典
- キノン1分子とヒドロキノン1分子から構成される化合物の総称であるが,しばしば単にp-ベンゾキノンとヒドロキノン(1,4-ジヒドロキシベンゼン)から…
むき‐えんるい【無機塩類】
- デジタル大辞泉
- 無機酸の水素原子を金属で置換した無機化合物。塩化ナトリウムなど。ミネラル。
ノナラクトン
- 栄養・生化学辞典
- ココナッツ様のフレーバーをもつ化合物で,着香剤として使われる食品添加物.
ブイ‐オー‐シー【VOC】[volatile organic compounds]
- デジタル大辞泉
- 《volatile organic compounds》⇒揮発性有機化合物
りゅうか‐あえん(リウクヮ‥)【硫化亜鉛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 硫黄と亜鉛の化合物。化学式 ZnS 白色の結晶または粉末。
Xanthin
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [中] (―s/) 〘生化〙キサンチン(尿・血液・肝臓などに含まれる窒素化合物).
bìo・transformátion
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《生理》生体内変化(◇生物体の酵素などによる化合物,特に薬剤の化学的変化).
ホルミウム holmium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Ho ,原子番号 67,原子量 164.93032。周期表3族,希土類元素でランタノイド元素の1つ。天然にはユークセン石,ガドリン石などの中に他の希…
メアワイン-ポンドルフ-バーレー還元 メアワインポンドルフバーレーカンゲン Meerwein-Ponndorf-Verley reduction
- 化学辞典 第2版
- メールワイン-ポンドルフ還元ともいう.カルボニル化合物をアルミニウムイソプロポキシドによって還元する方法.ベンゼンやトルエン中で加熱すると,…
トルイジン(toluidine)
- デジタル大辞泉
- ベンゼンの水素原子2個をメチル基およびアミノ基で置換した化合物。アゾ染料などの原料。
錯イオン【さくイオン】
- 百科事典マイペディア
- 錯塩の成分であるイオンをいい,陽イオンおよび陰イオンのいずれの場合もある。→錯化合物
ピラン pyrane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 酸素原子1個と二重結合2個,メチレン基-CH2-1個でつくられた6員環の一般名。α-ピラン(2H-ピラン),γ-ピラン(4H-ピラン)の2種の構造異性体があ…
クライゼン転位 クライゼンテンイ Claisen rearrangement
- 化学辞典 第2版
- エノールまたはフェノールのアリルエーテルが,加熱によってC-アリル誘導体に転位する反応で,ナフタレン環,アントラセン環,複素環式化合物でも同…
ラセミ体 ラセミタイ racemic modification
- 化学辞典 第2版
- 等モルの対掌体からなる光学不活性の物質.接頭記号(±),dl,DL,r(またはrac)などをつけて示される.たとえば,ラセミ乳酸は,右旋性乳酸と左旋性乳…
ごいん‐かん〔ゴヰンクワン〕【五員環】
- デジタル大辞泉
- 化合物中、結合する5原子が環状になっている構造。
ひかり‐いせいか〔‐イセイクワ〕【光異性化】
- デジタル大辞泉
- 光化学反応によって、ある化合物を異性化すること。
咔唑 kǎzuò
- 中日辞典 第3版
- [名]<化学>(有機化合物の一種)カルバゾール.
アスコルビン酸カルシウム
- デジタル大辞泉プラス
- 有機化合物。ビタミンCのカルシウム塩。抗酸化作用があり、薬剤では解熱鎮痛薬などに含有。
保水剤
- 栄養・生化学辞典
- ヒドロキシル基を多くもつ化合物で食品中の水分保持機能をもつもの.グリセロールなど.
しょうさん‐えん〔セウサン‐〕【硝酸塩】
- デジタル大辞泉
- 金属やその酸化物、炭酸塩などを硝酸に溶かして得られる化合物。水に溶けるものが多い。
しゅ‐さ【主鎖】
- デジタル大辞泉
- 鎖式化合物の主要な炭素鎖。一般に、炭素数が最大となる幹にあたる部分を指す。→側鎖
トリメチレン トリメチレン trimethylene
- 化学辞典 第2版
- 1,3-プロパンジイルともいう.有機化合物中の二価基-CH2CH2CH-の名称.
nìtrico
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -ci]〘化〙窒素を含む, 窒素化合物の acido ~|硝酸.
alúminum dróss
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 《環境》アルミドロス(◇アルミニウム製品を製造する行程で生成される窒素化合物).
arsenic
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男]〚化〛ヒ素(化合物).arsenical, ale((男複))aux [形]
プリン purine
- 改訂新版 世界大百科事典
- ピリミジン環とイミダゾール環との縮合環からなる複素環化合物。天然にはプリンそのものは存在しないが,誘導体として動植物に含まれ,生化学上重要…
腐敗 フハイ putrefaction
- 化学辞典 第2版
- 微生物,または酵素によるタンパク質や含窒素有機化合物の低分子化合物への嫌気的分解によって,毒性や不快臭のある低分子化合物が生成する現象.タ…
防水加工 ボウスイカコウ waterproofing
- 化学辞典 第2版
- ビニル系の熱可塑性樹脂を布の両面あるいは片面にコーティングして,水の通過を防止する不通気性防水加工と,布を構成している繊維を疎水化して,布…
フラボン flavone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2-フェニルクロモンともいう。各種の下等・高等植物に広く分布する環状の有機化合物で,サクラソウ科植物プリムラなどの葉の裏や果実の表面の白い粉…
こうぶつ‐せんりょう〔クワウブツセンレウ〕【鉱物染料】
- デジタル大辞泉
- 天然あるいは人工の無機化合物からなる染料。岩緑青いわろくしょう・鉛白・クロムイエローなど。
生体異物
- 栄養・生化学辞典
- 生体に通常ない化学物質で,通常生体に障害を与える可能性のある有機化合物についていわれる.
デアミナーゼ
- 栄養・生化学辞典
- 脱アミノ酵素ともいう.化合物のアミノ基を除いてアンモニアにする反応を触媒する酵素の総称.
アセタール acetal
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルデヒドまたはケトンのカルボニル基と水酸基との間でできるエーテル結合をもつ化合物の総称。
しょうあん‐ばくやく(セウアン‥)【硝安爆薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 硝安を主剤とし、少量のニトロ化合物(トリニトロトルエンなど)を加えた爆薬。
陰性元素【いんせいげんそ】
- 百科事典マイペディア
- 電気陰性度の比較的大きい元素。長周期型周期表でその右上部分が陰性元素であり,さらに右または上へいけばいくほど陰性が強くなる。ハロゲン元素,…
ポリチオフェン ポリチオフェン polythiophene
- 化学辞典 第2版
- チオフェンの重合体で,電気伝導性高分子の一種.ポリチオフェンの電気伝導率は約20 S cm-1 である.複素五員環化合物は易動性水素をもち,炭素上の…
ホスホニウム塩 ホスホニウムえん phosphonium salt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般式 [PH4]X で表わされる化合物,およびこの水素原子をアルキル基またはアリール基で置換した化合物をいう (ここで X は1価の陰イオン) 。すなわ…