「式部職」の検索結果

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やや‐とも【動とも】

精選版 日本国語大辞典
〘 副詞 〙 =ややともすれば(動━)[初出の実例]「何の為なれる我が身といひ顔にややとも物の歎しきかな」(出典:内閣文庫本和泉式部集(11C中))

あだ・う〔あだふ〕【▽徒ふ】

デジタル大辞泉
[動ハ下二]ふざける。戯れる。「若やかなる人こそ、物の程知らぬやうに―・へたるも罪ゆるさるれ」〈紫式部日記〉

とげ抜き/新巣鴨地蔵縁起

デジタル大辞泉プラス
伊藤比呂美による私小説風の長編詩。2007年刊。同年、第15回萩原朔太郎賞受賞。翌年、第18回紫式部文学賞受賞。

ぞうず‐め・く〔ザウズ‐〕【▽上▽衆めく】

デジタル大辞泉
[動カ四]「じょうずめく」の直音表記。「上﨟中﨟のほどぞ、あまり引き入り―・きてのみ侍るめる」〈紫式部日記〉

おお‐あめ(おほ‥)【大雨】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ひどく大量に降る雨。豪雨。「大雨洪水注意報」[初出の実例]「おほあめのあした、宵はいかがと宮よりある御返事」(出典:和泉式部集(1…

にょう‐・ず(ネウ‥)【念】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 サ行変 〙 =ねんず(念)[初出の実例]「これをいかで得んと思ふに女もねうじわたるを」(出典:小式部内侍本伊勢物語(10C前)O)

こめごめ‐の‐き【米米木】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 植物「むらさきしきぶ(紫式部)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕② 植物「こむらさき(小紫)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(184…

うばたま【烏羽玉】 の 筋((すじ))

精選版 日本国語大辞典
黒い髪の毛。[初出の実例]「物をのみ乱れてぞ思ふ誰にかは今はなげかんむはたまのすち」(出典:和泉式部続集(11C中)上)

そ‐ながら【×其ながら】

デジタル大辞泉
[連語]《代名詞「そ」+接続助詞「ながら」》そっくりそのままではあるが。「かをる香は―それにあらぬかな花橘は名のみなりけり」〈和泉式部集・下…

びん【便】 悪((あ))し

精選版 日本国語大辞典
都合が悪い。条件が悪い。具合が悪い。[初出の実例]「かく参り来ることびむあしと思ふ人々あまたあるやうに聞けば」(出典:和泉式部日記(11C前))

猫啼温泉

デジタル大辞泉プラス
福島県石川郡石川町、今出川沿いにある温泉。名称は平安中期の女流歌人、和泉式部の飼い猫の病がこの温泉で癒えたという伝説から。

敦実親王 (あつみしんのう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
893-967 平安時代中期,宇多天皇の第8皇子。寛平(かんぴょう)5年生まれ。母は藤原胤子(いんし)。宇多源氏の祖。寛平7年親王となる。長じて中務卿,式…

敦道親王 (あつみちしんのう) 生没年:981-1007(天元4-寛弘4)

改訂新版 世界大百科事典
平安中期の歌人。冷泉天皇の皇子。長じて大宰帥(だざいのそち)(遥任)となり,帥宮(そちのみや)とも呼ばれた。生母超子(ちようし)(藤原兼家…

林 儀作 ハヤシ ギサク

20世紀日本人名事典
明治〜昭和期の実業家,新聞記者 衆院議員(政友会)。 生年明治16(1883)年2月 没年昭和10(1935)年1月20日 出生地新潟県佐渡郡相川町 出身地北海道 経…

特別監察委員会

共同通信ニュース用語解説
毎月勤労統計の不正調査問題を受け、根本匠厚生労働相の下に設置された臨時の委員会。弁護士や統計の専門家らで構成し、労働政策研究・研修機構の樋…

おし‐かえし〔‐かへし〕【押し返し】

デジタル大辞泉
[副]逆に。反対に。あべこべに。「藤宰相の童は、赤色を着せて、下仕への唐衣に青色を―着たる、ねたげなり」〈紫式部日記〉

むらさきしきぶにっきえまき〔むらさきシキブニツキヱまき〕【紫式部日記絵巻】

デジタル大辞泉
鎌倉中期の絵巻。「紫式部日記」の本文を多少省略・変更した詞書ことばがきに、絵を施したもの。絵24段・詞書24段が残る。

薬子の京(みやこ)

デジタル大辞泉プラス
三枝和子の長編歴史小説。藤原薬子の劇的な生涯を描く。1999年、上下2巻で刊行。2000年、第10回紫式部文学賞を受賞。

えびちゃ‐ばかま【葡=萄茶×袴】

デジタル大辞泉
1 えび茶色の袴。明治の女学生が用いた。下田歌子が華族女学校の制服に考案したのが始まり。2 「葡萄茶式部」に同じ。

三浦泰村

朝日日本歴史人物事典
没年:宝治1.6.5(1247.7.8) 生年:元久1?(1204) 鎌倉時代中期の武将。通称駿河二郎。義村の次男で,母は土肥遠平の娘。掃部権助,式部少丞を経て叙爵。…

えぴすとれー

デジタル大辞泉プラス
水原紫苑の第9歌集。2017年刊行。2015年から2017年にかけての作品746首を収める。第28回紫式部文学賞受賞。

ここ・し【子子し】

デジタル大辞泉
[形シク]子供っぽい。子供っぽく、おっとりしている。「今宵少輔せふのめのと色許さる。―・しきさまうちしたり」〈紫式部日記〉

いちじ‐はいりょう(‥ハイリャウ)【一字拝領】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 君主の諱(いみな)の一字をいただいて、自分の名に付けること。→一字御免。〔武家名目抄(19C中か)儀式部〕

て‐ずつ〔‐づつ〕【手づつ】

デジタル大辞泉
[名・形動ナリ]へたなこと。不器用なこと。また、そのさま。「一といふ文字をだに書きわたし侍らず、いと―にあさましく侍り」〈紫式部日記〉

藤原宇合

朝日日本歴史人物事典
没年:天平9.8.5(737.9.3) 生年:持統8(694) 奈良時代の官人。不比等の第3子,母は蘇我武羅自古の娘といわれる。名は馬養とも書く。式家の祖。霊亀2(7…

みみ【耳】 に 立((た))つ

精選版 日本国語大辞典
聞いて心にとまる。聞いて、そのものに注意がひかれる。[初出の実例]「まめやかなることども言ふ人々もあれど、みみにもたたず」(出典:和泉式部日記…

さかきばら‐まさよし【榊原政令】

精選版 日本国語大辞典
江戸後期の高田藩主。文化七年(一八一〇)家を継ぎ、式部大輔となる。藩政改革を行なった。安永五~文久元年(一七七六‐一八六一)

かぎり‐どころ【限所】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 最後の場所。ある状態の続く、限度の所。[初出の実例]「消ゆるまのかぎりどころやこれならん露とおきゐる浅ぢふの宿」(出典:和泉式部続…

むらさき‐えもん〔‐ヱモン〕【紫▽衛門】

デジタル大辞泉
明治・大正のころ、女学生のこと。袴が紫色であったところから、中古の女流歌人赤染衛門の名をもじっていった。→海老茶式部えびちゃしきぶ

ざっしょう‐ぶぎょう(ザッシャウブギャウ)【雑掌奉行】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ざっしょう(雑掌)④[初出の実例]「上様御産所より還御〈略〉雑掌奉行蜷川式部丞、野依主計允」(出典:親元日記‐寛正六年(1465)一二…

岸本由豆流 きしもとゆずる

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]寛政1(1789)[没]弘化3(1846)江戸時代後期の国学者,歌人。村田春海の弟子。主著『土佐日記考証』 (1819) ,『万葉集考証』 (28) ,『和泉式部家…

あり‐の‐まにまに【有まにまに】

精選版 日本国語大辞典
〘 連語 〙 =ありのまま(有儘)[初出の実例]「こととはばありのまにまに都鳥都の事を我に聞かせよ〈和泉式部〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)羇旅…

愛する源氏物語

デジタル大辞泉プラス
歌人、俵万智による「源氏物語」に登場する和歌の現代語訳・解説集。2003年刊。翌年、第14回紫式部文学賞受賞。

淀川にちかい町から

デジタル大辞泉プラス
岩阪恵子の短編小説、および同作を表題作とする短編小説集。小説集は1993年刊行。翌年、芸術選奨文部大臣賞および第4回紫式部文学賞受賞。

ふな‐がく【船楽】

デジタル大辞泉
船の中で音楽を演奏すること。また、その音楽。「新しく造られたる船ども、さし寄せさせて御覧ず…。―いとおもしろし」〈紫式部日記〉

さ‐べんかん〔‐ベンクワン〕【左弁官】

デジタル大辞泉
律令制における官司の一。太政官に属し、八省のうち中務なかつかさ・式部・治部じぶ・民部をつかさどった。左大弁・左中弁・左少弁からなる。⇔右弁官…

式子内親王伝

デジタル大辞泉プラス
石丸晶子による、後白河法皇第三皇女、式子内親王の評伝。副題「面影びとは法然」。1989年刊。1991年、第1回紫式部文学賞受賞。

はなれ‐うま【放馬】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 綱を放れた馬。はなれごま。[初出の実例]「いたづらにあればわが身も有物をはなれんまとて人やとりけん」(出典:和泉式部集(11C中)…

むら‐くさ【叢草・群草】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 群がって生えている草。[初出の実例]「たれわけんたれかてなれぬこまならんやてしげりゆくにはのむら草」(出典:和泉式部集(11C中)…

相馬 孟胤 ソウマ タケタネ

20世紀日本人名事典
大正・昭和期の子爵 式部官兼楽部長。 生年明治22(1889)年8月14日 没年昭和11(1936)年2月23日 出生地東京市 学歴〔年〕東京帝大理学部植物学科〔大…

技能五輪国際大会

知恵蔵mini
世界各地の若手技術者が仕事の技能を競い合う大会。正式名称は国際技能競技大会。1950年に始まり、66 年より参加国・地域の代表によるワールドスキル…

ざえ‐が・る【▽才がる】

デジタル大辞泉
[動ラ四]学問・教養がありそうに振る舞う。「男をのこだに―・りぬる人は、いかにぞや、はなやかならずのみ侍るめるよ」〈紫式部日記〉

インフォーマル‐セクター(informal sector)

デジタル大辞泉
非公式部門。開発途上国にみられる経済活動において公式に記録されない経済部門のこと。靴磨き・行商などといった職種から構成されている。

けん‐かん【軒檻】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 てすり。欄干。[初出の実例]「あはれにおぼゆれば手すさびに軒檻に書きつく」(出典:和泉式部続集(11C中)上)[その他の文献]〔漢書‐…

歩く

デジタル大辞泉プラス
河野裕子の第9歌集。1996年から2001年までの作品を収める。2001年刊。2002年、第6回若山牧水賞および第12回紫式部文学賞を受賞。

こ‐ねずみ【小鼠・子鼠】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 小さい鼠。また、鼠の子。こねら。[初出の実例]「よめのこのこねすみいかがなりぬらんあなうつくしとおもほゆる哉」(出典:和泉式部集(…

うち‐・ず(‥づ)【打出】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 =うちいず(打出)[初出の実例]「うきによりひたやごもりとおもふともあふみの海はうちでてを見よ」(出典:和泉式部日記…

のこる【残】 隈((くま))無((な))し

精選版 日本国語大辞典
すみからすみまで残るところがない。すべて明らかである。[初出の実例]「なか空にひとり有明の月を見てのこるくまなく身をぞ知りぬる」(出典:和泉式…

ひた‐おもて【▽直面】

デジタル大辞泉
[名・形動ナリ]1 面と向かい合うこと。また、そのさま。「ただかう殿上人の―にさしむかひ」〈紫式部日記〉2 ⇒ひためん(直面)

Mar・schall, [márʃal]

プログレッシブ 独和辞典
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