こんごう‐じん(コンガウ‥)【金剛神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こんごうしゅ(金剛手)[初出の実例]「鬼神も金剛神も〈略〉たた法師のいはむをさとりて」(出典:観智院本三宝絵(984)下)[その他の文…
い‐じん(ヰ‥)【威神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。人知には測り知ることができない霊妙不思議なこと。また、仏の持つそのような力。[初出の実例]「仏、威神の力を以て難陀を迫(せめ…
こう‐しん(カウ‥)【行神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で、道を守る神。旅の安全を守る神。道祖神。〔儀礼注‐聘礼〕
しん‐べつ【神別】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平安時代、諸氏の系譜を大別していう称呼の一つ。天皇の後裔(こうえい)である皇別や、中国・朝鮮から渡来した諸氏(蕃別)に対して、神代…
しん‐みょう(‥ミャウ)【神冥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神の冥助。神の加護。[初出の実例]「其時本朝守護之神冥(シンミョウ)、尚在二本宮一」(出典:源平盛衰記(14C前)三〇)
しん‐めい【神命】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神の命令。神勅。[初出の実例]「深く神命(シンメイ)を重んず」(出典:源平盛衰記(14C前)一八)[その他の文献]〔史記‐魯世家〕
つち‐の‐かみ【土神】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 土地をつかさどる神。地祇。[初出の実例]「祇 ツチノカミ」(出典:法華経音訓(1386))② 土をつかさどる神。埴安姫(はにやすひめ)…
でん‐しん【伝神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人物を文章や絵で描写して、その人の神髄・精神を世に伝えること。また、そのもの。〔いろは字(1559)〕[初出の実例]「勿論一代の名臣の…
ど‐じん【土神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 土の神。土地の神。[初出の実例]「是、地祇土神(トシム)、入二酔狂一舞乙(かなづる)姿也」(出典:教訓抄(1233)二)[その他の文献]〔宋書…
なる‐かみ【鳴神・雷】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] かみなり。なるいかずち。いかずち。らい。《 季語・夏 》[初出の実例]「雷神(なるかみ)のしましとよもしさし曇り雨も降らぬか君をとどめむ」(…
金神【こんじん】
- 百科事典マイペディア
- 陰陽道における方位の神。この神のいる方に工事,移転,嫁取りなどするのを忌み,これを犯すと家族7人が殺されるという金神七殺の迷信がある。回り…
らいほう‐しん〔ライハウ‐〕【来訪神】
- デジタル大辞泉
- 異郷からやってきて人々の歓待を受け、また帰ってゆく神。沖縄のまゆんがなしなど。→客まれびと1[補説]男鹿おがのナマハゲ・吉浜のスネカ・米川よね…
かみ‐かい〔‐クワイ〕【神回】
- デジタル大辞泉
- 俗に、雑誌などの連載や、テレビの帯番組、連続ドラマ・アニメなどで、ふだんより特におもしろかった回。
しん‐がく【神額】
- デジタル大辞泉
- 神社の名を記して本殿や鳥居に掲げる額。社額。
るす‐がみ【留守神】
- デジタル大辞泉
- 神無月かんなづきに出雲に参集せず、その土地にとどまるという神。恵比須神が多いが、地方によって違いがある。
天津神 (あまつかみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 古代伝承上の神。記・紀によれば国津神に対する称。高天原(たかまがはら)にすんだ神,またそこから地上にくだった神とその子孫の神々をいう。天つ神,…
五十猛神
- 朝日日本歴史人物事典
- 『日本書紀』の一書(別伝)にみえる素戔嗚尊(スサノオノミコト)の御子神。紀伊国に鎮座したとする。『日本書紀』の本文や『古事記』には登場しない。…
今木神
- 朝日日本歴史人物事典
- 平野神社(京都市北区)に祭られる神。「今木」の「木」は「来」の当て字で,今あらたにきた人々が祭る神の意。もともと,大和国(奈良県)高市郡今木の地…
はちまん‐じん【八幡神】
- デジタル大辞泉
- 八幡宮の祭神。応神天皇を主座とし、左右に比売ひめ神、神功じんぐう皇后を配して三座で一体とするが、左右二座には仲哀天皇、玉依姫命を置くなどの…
あるき‐がみ【歩き神】
- デジタル大辞泉
- 人をそぞろ歩きや旅に誘い出すという神。ありきがみ。「指の先なる拙神てづつがみ、足の裏なる―」〈梁塵秘抄・二〉
てんどう‐じん〔テンダウ‐〕【天道神】
- デジタル大辞泉
- 陰陽道おんようどうでいう方角神の一。月ごとに位置を変え、その方角に向かって事を行えば吉であるという。
かみ‐あつめ【神集め】
- デジタル大辞泉
- 陰暦10月に、全国の神が出雲大社に集まって、男女の縁を結ぶための相談をするという民間信仰。
かみ‐あらそい〔‐あらそひ〕【神争い】
- デジタル大辞泉
- 日本の伝説で、富士山と筑波つくば山、日光の権現と赤城あかぎの明神など、2柱の神が争う形式のもの。
かみ‐さ・る【神去る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ四]高貴な人が死去する。かむさる。「上宮皇太子かみつみやのひつぎのみこ―・りましぬと聞きて」〈推古紀〉
かみ‐とき【神解き/霹=靂】
- デジタル大辞泉
- 「かみとけ」に同じ。〈名義抄〉
かむ‐のぼ・る【▽神登る/▽神上る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ四]「神かむ上あがる」に同じ。「天の原石門いはとを開き―・りいましにしかば」〈万・一六七〉
かむ‐はぶ・る【▽神▽葬る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ四]神として葬る。→はぶる「―・り葬りまつれば」〈万・三三二四〉
かむ‐みそ【▽神▽御▽衣】
- デジタル大辞泉
- 《「かむみぞ」とも》神の着用する衣服。また、神にささげる衣服。かんみそ。「天照大御神、…―織らしめ給ひし時」〈記・上〉
しん‐ぞ【神ぞ/真ぞ】
- デジタル大辞泉
- [副]《「神ぞ照覧あれ」の略》自誓の語。神かけて。本当に。「―思ひを尽せども」〈浄・歌念仏〉
しんち‐がく【神×智学】
- デジタル大辞泉
- 神秘的直観によって神の啓示にふれようとする信仰・思想。
しん‐べつ【神別】
- デジタル大辞泉
- 古代、氏族を類別した呼称の一。神代の神々の後裔こうえいと伝えられる諸氏。藤原氏など。→皇別 →諸蕃しょばん
しん‐めい【神命】
- デジタル大辞泉
- 神の命令。
しん‐がっこう〔‐ガクカウ〕【神学校】
- デジタル大辞泉
- キリスト教神学の研究・教育を行い、伝道者や聖職者を養成する学校。
しん‐ご【神語】
- デジタル大辞泉
- 1 神の言葉。2 神聖な言葉。
しん‐き【神鬼】
- デジタル大辞泉
- 神や鬼。神の霊や死人のたましい。また、人間を超えた霊力のあるもの。
しん‐ぎ【神技】
- デジタル大辞泉
- 神でなければできないような超人間的な技術・行為。かみわざ。[類語]妙技・巧技・美技・好技・絶技
じぬし‐がみ〔ヂぬし‐〕【地主神】
- デジタル大辞泉
- 各地の鎮守や屋敷神など、その土地や屋敷を守護する神。じぬしのかみ。
あきない‐がみ〔あきなひ‐〕【商い神】
- デジタル大辞泉
- 商人の守り神。恵比須えびす。
もろ‐がみ【▽諸神】
- デジタル大辞泉
- もろもろの神。多くの神。「―の心に今ぞかなふらし」〈千載・神祇〉
童神(わらびがみ)
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌と作詞は沖縄音楽の女性歌手、古謝美佐子(こじゃみさこ)。作曲:佐原一哉。1997年発売。沖縄出身者を中心に多くのアーティ…
犬神〔妖怪ウォッチ〕
- デジタル大辞泉プラス
- レベルファイブによるゲームソフト、またそこから派生したテレビアニメや玩具のシリーズ『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪。フシギ族、サイズ220センチ…
用神
- 占い用語集
- 四柱推命・九星気学と断易では意味合いが多少異なる。四柱推命や九星気学においては、その人の命を最良にするもののことで、「扶抑用神」・「調候用…
かみしずく【神しずく】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の芋焼酎。蒸留の際、最初に垂れ出る初留で造る焼酎。仕込み水は紫尾山系の伏流水。原料はさつま芋、米麹。アルコール度数43%。蔵元の「神酒…
神御井 (みわの-みい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒大神巳井(おおみわの-みい)
犬神 (通称) いぬがみ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題雪尾花夜常 など初演安永5.11(江戸・森田座)
しんきょく 神曲
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (ダンテの)“Divina Comme̱dia”
かみ‐せせり【神挵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみいじり(神弄)[初出の実例]「羽二重の赤ばるまでに物おもひ〈山店〉 わかひ時から神せせりする〈芭蕉〉」(出典:俳諧・芭蕉庵小文…
かみ‐たて【神楯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神事を行なう時に用いる楯。かんだて。[初出の実例]「立二神楯於斎宮南北二門一」(出典:続日本紀‐神亀元年(797)一一月己卯)
かみ‐つど・う(‥つどふ)【神集】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ⇒かんつどう(神集)[ 一 ][ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ⇒かんつどう(神集)[ 二 ]
かみ‐とき【神解・霹靂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみとけ(神解)[初出の実例]「霹靂(カミトキ)に当りし楠(くすのき)有り〈国会図書館本訓釈 霹靂 二合可美止支乃〉」(出典:日本霊異…