り‐じん【吏人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 役人。官吏。[初出の実例]「時被二吏人問一、何由栖二碧山一」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐後編(1823)二・石)[その他の文献]〔岑参‐送秘省虞…
御内人 みうちびと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉後期,幕府の執権北条氏の得宗家(惣領家)の家臣御内方 (みうちかた) ・得宗被官 (とくそうひかん) ・御内之仁ともいう。長崎氏らはその代表で…
三ケ日人 みっかびじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 静岡県引佐 (いなさ) 郡三ケ日町で発見された旧石器時代人頭骨など7片の骨が更新世後期の石灰岩の地層から発見され,ホモ‐サピエンス(新人)に属す…
きゅう‐じん(キウ‥)【球人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 琉球の人々。[初出の実例]「為朝逝去ののち、球人(キウジン)祠(やしろ)をたて」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)② 野球界にいる人…
きりゅうと(きりうと)【切人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きりびと(切人)[初出の実例]「頃日(このごろ)帰国したるに、家のきりうどなれば、当家の諸士悉く来りて其無事を賀す」(出典:読本・…
きょう‐じん(キャウ‥)【郷人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 同郷の人。故郷の人。[初出の実例]「我が知人ぢゃ、郷人ぢゃと云て請ずるはわるい事ぞ」(出典:百丈清規抄(1462)三)[その他の文献]〔…
かんてい‐にん【鑑定人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鑑定を行なう人。鑑定をするように求められた人。[初出の実例]「各国より来集せる其科の名家を聚(あつ)めて裁判者鑒定人(カンテイニン)と…
うつつ‐びと【現人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 現にこの世に生きている人。出家しないで俗世にいる人。うつし人。[初出の実例]「あぢきなや、かうまでうつつ人にて見るべかりし人かは」…
がく‐じん【学人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 真理を求めて学ぶ人。[初出の実例]「豈嫌二漁夫業一、唯妨二学人功一」(出典:菅家文草(900頃)五・壁魚)「下劣なる趣味を拘泥なく一代…
かち‐ど【徒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舟を用いないで、磯場へ泳いで行き、もぐって貝などをとる海女(あま)。また、海岸近くで樽を使う海女をいうこともある。
かつ‐にん(クヮツ‥)【活人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を生き返らせること。また、その人。[初出の実例]「活人 クヮツニン」(出典:易林本節用集(1597))
コンゴ‐じん【コンゴ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アフリカニグロの一種族。コンゴの熱帯雨林に居住する。低身長で毛深く、鼻の幅が広い。
こん‐じん【今人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 今の世の人。現代の人。きんじん。[初出の実例]「古人今不見、今人那得長」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)「古人の書を読み今人(…
こばみ‐にん【拒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の引受けや払渡しを拒絶する人。
さい‐じん【賽人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社仏閣に参詣する人。祭礼にもうでる人。賽客。賽者。賽者子。[初出の実例]「既にして説教終り賽人(サイじん)争て寺門を出づ」(出典:…
さいとり‐にん【才取人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さいとり(才取)①
こ‐じん【賈人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「賈」はあきないの意 ) 物を売買する人。店をかまえて商売する人。商人。商賈。[初出の実例]「上の意に所レ好の物があればやがて賈人…
こくそ‐にん【告訴人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 犯罪を告訴した被害者、または、その法定代理人など。〔仏和法律字彙(1886)〕
こうじゅつ‐にん【公述人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国会などの公聴会に出席し、学識経験者または利害関係人として意見を述べる人。
こうしょう‐にん【公証人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法律行為など私法上の権利に関する事実について、当事者その他の関係人の依頼によって公正証書を作成し、私署証書や定款に認証を与える権…
こう‐じん【功人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① てがらのある人。功労のある人。功労者。こうにん。[初出の実例]「兼又今度之功人之已任未任、可下令二注進一給上之由、被二仰下一候也…
こう‐じん(カウ‥)【高人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 身分の高い人。高家(こうけ)。こうにん。また、風格のある人。高士。[初出の実例]「高人有レ意如垂レ訪。可レ答レ非下因二興尽一還上」(…
こう‐じん(クヮウ‥)【黄人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「こうしょくじんしゅ(黄色人種)」の略。[初出の実例]「人は、動物中の第一等にして〈略〉黄人白人赤人黒人棕色人の五種に」(出典:小…
ごうほう‐にん(ゴフホウ‥)【業報人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ごっぽうにん(業報人)
こうおつ‐にん(カフオツ‥)【甲乙人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 誰と限らずすべての人。貴賤上下の人。また、名をあげるまでもない一般庶民、雑人、地下人(じげにん)、凡下の者などをいう。[初出の実例…
げんし‐じん【原始人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 現在の人類以前の古代人類。原人。② 原始時代の人。未開、野蛮な段階にある人類。未開人。[初出の実例]「池の鯉を釣り上げて、生で噛り…
さんきょ‐じん【山居人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山中で修行をする人。さんきょにん。〔羅葡日辞書(1595)〕
さすらい‐びと(さすらひ‥)【流離人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あてもなくさまよい歩く人。流浪者。さすらえびと。〔改正増補和英語林集成(1886)〕[初出の実例]「萩に伏し薄に靡(なび)く故里(ふるさ…
さえ‐にん(さへ‥)【支人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 喧嘩、口論などを取りさばく人。仲裁人。さえびと。さいにん。[初出の実例]「シテ先、にげ出る。女も跡にをい出す。さゑ人跡より出」(出…
かかり‐うど【掛人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かかりゅうど(掛人)
かき‐こ【掻人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漆の液を掻き取る人。《 季語・夏 》 〔俳諧・俳諧職業尽(1842)〕
おごり‐びと【驕人・奢人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おごる人。ぜいたくな人。誇らしげな人。おごりて。おごりもの。[初出の実例]「かのしくゎうてい、ぢょく第一のおごり人、此そなへを御ら…
うたかた‐びと【泡沫人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水面に浮かぶあわのように、はかなく消えてゆく人。はかなく死んでいく人。[初出の実例]「思ひ河たえず流るる水のあわのうたかた人にあ…
えり‐びと【選人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの人の中から、特に選んだ人物。選び出された人。よりびと。[初出の実例]「ゑり人で看病に出る狐つき」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768…
が‐じん【牙人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で、商取引の仲介人。牙行(がこう)。〔後山詩話〕
しまつ‐じん【始末人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しまつや(始末屋)①
しち‐にん【七人】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 人数としての七。また、その人々。ななにん。[初出の実例]「紫の雲にのぼれる天人、七人つれてくだり給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊…
かせ‐にん【悴人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かせもの(悴者)①[初出の実例]「都辺土に貧なるかせ人壱人御座(おはし)けるが」(出典:仮名草子・夫婦宗論物語(1644‐46頃))
くつ‐にん【屈人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「はまびし(浜菱)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕
くら‐ひと【倉人・蔵人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 官倉の出納を担当する人。古代の姓(かばね)の一つ。[初出の実例]「伝誦之人越中大目高安倉人種麻呂是也」(出典:万葉集(8C後)一九・…
くじ‐にん【公事人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 訴訟をする人。訴訟の関係者。訴訟人。[初出の実例]「此谷中之公事人可沙汰事を日根野村之沙汰人可相語事慮外之条」(出典:政基公旅引付‐…
うらがき‐にん【裏書人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形、小切手などの指図証券の裏書をした人。〔仏和法律字彙(1886)〕
おい‐にん(おひ‥)【負人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 借金している人。債務者。ふにん。[初出の実例]「諸人所領百姓負物事 就二訴人申状一、被レ懸二負人在所一之間、有二難渋輩一之時」(出…
ひが‐びと【僻人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひねくれている人。偏屈者。片意地な人。常軌を逸している人。変わりもの。[初出の実例]「有家朝臣前駈事、仰云僻人也、異恠因縁云々」(…
ひかん‐にん(ヒクヮン‥)【被管人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひかん(被管)②[初出の実例]「違勅とは公家御下知違背事也〈但武家被官人は無二違勅之儀一〉」(出典:沙汰未練書(14C初))
ひきうけ‐にん【引受人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仕事、身元、保証などを引き受ける人。また、引き受けた人。引受手。[初出の実例]「巡島記も江戸引請人書賈中村や幸蔵と申者」(出典:小…
ひき‐と【低人・侏儒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「ひきひと(低人)」の変化した語。[初出の実例]「所部(くにのうち)の百姓の能く歌ふ男女、及び侏儒(ヒキト)伎人(わさと)を選びて貢上れ…
つかえ‐びと(つかへ‥)【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仕える人。側ちかく仕える人。家臣。奉公人。[初出の実例]「つくしぶねのつかへ人もきたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
つくだ‐びと【佃人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 荘園領主の直営地を耕作するひと。
つこう‐ど(つかう‥)【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =つこうまつりびと(仕人)[初出の実例]「後から美しい太鼓や旙(はた)や胡籙(やなぐひ)や弓や鉾などを持った仕人(ツカウド)が続いて出て…