ご‐りき【五力】
- デジタル大辞泉
- 仏語。悟りに至らせる五つの力。信力・精進力・念力・定じょう力・慧え力。三十七道品さんじゅうしちどうほんの一部。
りき‐せん【力線】
- デジタル大辞泉
- 力の場を表す曲線群。曲線の各点での接線の方向は、その場における力の方向と一致する。電気力線・磁力線など。
りき‐やく【力役】
- デジタル大辞泉
- 国家から課される労役。律令制では、庸と雑徭。りきえき。
りき‐りつ【力率】
- デジタル大辞泉
- 交流回路における実効電力の皮相電力(電圧と電流の積)に対する比。交流回路では電圧と電流に位相差があり、その余弦の値に等しい。実効電力は電圧…
りく‐りょく【×戮力】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)力を合わせること。協力。
のう‐りょく〔ナウ‐〕【脳力】
- デジタル大辞泉
- 頭脳の力。記憶力や判断力など、脳のはたらく力。「何事によらず彼は徹底的に考える―のない男である」〈漱石・吾輩は猫である〉
ちから‐かんけい〔‐クワンケイ〕【力関係】
- デジタル大辞泉
- 権力・財力・能力などの優劣による、二つ以上のものの関係。「ヨーロッパ諸国の力関係」
めんえき‐りょく【免疫力】
- デジタル大辞泉
- 体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力。低下すると多くの疾病を引き起こす。主に白血球がその役割を担う。→免疫
ふちゃく‐りょく【付着力】
- デジタル大辞泉
- 付着を起こす分子間の力。
ほうべん‐りき〔ハウベン‐〕【方便力】
- デジタル大辞泉
- 仏語。仏・菩薩ぼさつが衆生を導くのに臨機応変の手だてを用いる智慧ちえの働き。
きそ‐りょく【基礎力】
- デジタル大辞泉
- 学問・業務・スポーツなどを身につける際に、もっとも基本となる知識や技術。「数学の基礎力をつける」
表面力 (ひょうめんりょく) surface force
- 改訂新版 世界大百科事典
- 固体の内部にある原子または分子は,互いに吸引しあう原子,分子によりとり囲まれているが,固体表面にある原子または分子では,内部に向かう方向に…
遠心力 (えんしんりょく) centrifugal force
- 改訂新版 世界大百科事典
- 円運動では,速さVが一定でも運動の方向がつねに変わるので,速度は円の内側へ向けて変化し続けている。このため半径Rで円運動をしている質量mの物体…
力制御 ちからせいぎょ force control
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- サーボ機構の目標値が力である場合,力制御系が構成される。ロボットの力制御では,手首部分の力覚センサの情報により,各軸駆動モータの電流をコン…
保存力 ほぞんりょく conservative force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 位置エネルギーをもつ力。位置 r での位置エネルギー (またはポテンシャルエネルギー) を V(r) とすると,保存力は F=-gradV(r) で与えられる。重…
力線 りきせん line of force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 空間の各点で物体に働く力が定まっている力の場の中の曲線で,各点での接線がその点での力の方向と一致するもの。たとえば電場の電気力線,磁場の磁…
力場 りきば field of force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 力の場ともいう。物体に働く力が物体の位置によって一義的に定まる空間領域のこと。物体の質量に働く力の場を万有引力場または重力場という。電荷に…
横力 よこりょく side force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 航空機の機体に作用する空気力の左右軸 (機体の対称面に垂直な軸) 方向の成分をいい,一般にYで表す。非対称面内の運動,すなわち横すべり,偏ゆれ (…
吉岡 力 ヨシオカ ツトム
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の西洋史学者 歴史教育研究所所長;元・東京大学教授。 生年明治41(1908)年1月19日 没年昭和50(1975)年10月25日 出生地山口県下関市 学歴〔年…
中内 力 ナカウチ ツトム
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 肩書元・高知県知事 生年月日明治45年7月20日 出生地高知県高岡郡越知町 学歴城東中〔昭和7年〕卒 経歴昭和10年高知県庁に入り、30年民生部長、31年…
小塩 力 オシオ ツトム
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の牧師,聖書学者 生年明治36(1903)年3月16日 没年昭和33(1958)年6月12日 出生地群馬県藤岡 学歴〔年〕東京帝国大学農学部〔大正15年〕卒,東…
安田 力 ヤスダ イサオ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の僧侶,教育者 真宗大谷派宗務総長;東海同朋大学初代学長。 生年明治7年3月19日(1874年) 没年昭和37(1962)年10月1日 出生地三重県飯南…
鈴木 力 スズキ リキ
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 肩書元・参院議員(社会党) 生年月日大正2年7月15日 出生地岩手県北上市 学歴岩手師範本科〔昭和8年〕卒 経歴小・中学校教諭を経て、岩手県教職員組…
力草 (チカラグサ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。イネ科の一年草。オヒシバの別称
中心力 ちゅうしんりょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物体(厳密には、質点、質量をもつが、広がりをもたないかまたは無視しうる)に働く力の一種で、その強さが力の中心から物体までの距離だけで決まり…
しゅ‐りょく【酒力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒を飲むことによって生ずる豪気、気力。酒のちから。酒のききめ。しゅりき。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「此寒さも酒力(シ…
じ‐りょく【事力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =じりき(事力)
制球力
- 小学館 和西辞典
- control m.
ちからづく 力付く
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶君の言葉に力づいた.|Le tue parole mi hanno incoraggiato [mi hanno dato a̱nimo].
き‐りょく【汽力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蒸気の力。蒸気機関の出力。気力。[初出の実例]「『メタール』は、人力を以て車を捩転して、印紋を挫き出す、汽力を用ひず」(出典:米欧…
せいかつ‐りょく(セイクヮツ‥)【生活力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 社会生活を営むのに必要な能力。特に、経済的な能力についていうことが多い。生活能力。[初出の実例]「彼は自己の生活力の不足を劇しく…
せいきゅう‐りょく(セイキウ‥)【制球力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 制球できるちから。特に野球で、投手がねらったコースに思い通りに投げる技量をいう。コントロール。[初出の実例]「またアウドロ気味のカ…
じしん‐りょく【自信力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自分の信ずるところをしっかり守る強い意志の力。[初出の実例]「自信力(ジシンリョク)が強しと云へば感服至極なれども」(出典:緑蔭茗話…
ぎょうしゅう‐りょく(ギョウシフ‥)【凝集力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 原子、イオン、または分子間に働いて、固体や液体などの物体を形成している引力の総称。原子間に働いて、分子を構成する化学結合力に対す…
きでん‐りょく【起電力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 電流を流す原動力。狭義には、スイッチを開いているときの電源の端子電位差をいう。単位は電位差と同じくボルトを用いる。光、熱、誘導、…
ちから‐いり【力入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 力がはいること。力がある物事に傾注されること。努力。[初出の実例]「我がちからいりをし、直しひきつくろふべき所なく、心にかなふやう…
ちから‐おこし【力起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 力を出すこと。[初出の実例]「贔屓 ヒイキ チカラヲコシ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
ちから‐ぐさり【力鏈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 急勾配の屋根に登れるように、棟から軒先に垂れさげたくさり。〔日本建築辞彙(1906)〕
ちから‐ご【力碁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 囲碁で、乱戦を得意とし、腕力の強い棋風。軽妙な碁に対していう。[初出の実例]「定石知らぬ力碁(チカラゴ)に、先手も後手も打乱れ」(出…
ちから‐しば【力柴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「なぎ(梛)」の異名。また、その葉の異称。〔大和本草諸品図(1715)〕
ちから‐だのみ【力頼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 力とたのむこと。たよること。たのもしく思うこと。[初出の実例]「されば連歌も寄合計、力頼みにては、一向同心不付候」(出典:当風連歌…
ちから‐だめし【力試】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 力がどの程度のものかをためすこと。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「罪をもき我をばすくひ取給へあみだ仏の力ためしに」(出典…
ちから‐ぬけ【力抜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 緊張がとれて気力がゆるみ、力がはいらなくなること。[初出の実例]「お勢の顔を見ればよし、さも無ければ落脱(がっかり)力抜けがする」(…
ちから‐もち【力餠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 食べると力がつくという餠。山越しなどにも、気力をつけるために用いた。[初出の実例]「物部組に付、此日〈略〉舅姑の方には、聟の方よ…
ちゅうい‐りょく【注意力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある一つの事柄に、心を集中しつづける力。また、注意する能力。[初出の実例]「葉子は眉を寄せて注意力を集中しながら」(出典:或る女(1…
ほぞん‐りょく【保存力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二点間を質点が移動するとき、その径路と関係なく、質点に働く仕事が一定であるような力。静電力や磁気力や万有引力の類。
ゆう‐りき【勇力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「りき」は「力」の呉音 ) 強い力。いさましい力。勇猛力。また、すぐれた力。ゆうりょく。ゆりょく。[初出の実例]「神や仏のゆふりき…
ふくげん‐りょく【復元力・復原力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 平衡を保っている船舶などの物体が外力をうけて傾いたとき、重力と浮力などの外力が偶力として働いて物体をもとにもどそうとする力。② …
ゆそう‐りょく【輸送力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 輸送できる力。輸送の能力。[初出の実例]「漸次輸送力(ユソウリョク)を増大して」(出典:銃後(1913)〈桜井忠温〉五)
りき‐か【力価】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 滴定などで用いる液の濃度。主として規定度が用いられる。