さん‐え(‥ヱ)【三会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんね」とも ) 仏語。① 仏が成道後に衆生済度のために三回にわたって行なう説法。〔長阿含経‐一〕② 彌勒菩薩(み…
さん‐かい【三戒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「論語‐季氏」の「君子有二三戒一、少之時、血気未レ定、戒レ之在レ色、及二其壮一也、血気方剛、戒レ之在レ闘、及二其老一也、血気既…
さんかい‐き(サンクヮイ‥)【三回忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の死後満二年、数えて三年目にあたる忌日。また、その法要。三年忌。三周忌。[初出の実例]「今日慶秀院殿三回忌也」(出典:公名公記‐永…
さん‐が‐いち【三一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つのうちの一つ。また、三分の一。[初出の実例]「長閑さや寒の残りも三ケ一〈利牛〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)
さんかく‐ちゅう【三角柱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 底面が三角形である柱体。三角壔(とう)。〔英和和英地学字彙(1914)〕
さん‐かく【三覚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏の覚の三相。自覚・覚他・覚行円満の三つ。みずからさとり、他をしてさとらせ、さとりのはたらきが完成していること。[初出の実…
さんか‐つき【三箇月・三個月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「さんがつき」 ) 暦の月三つ。さんかげつ。[初出の実例]「sangatcuqi(サンガツキ) ノ アイダ Iudeo トモニ モンダウ サセラレ」…
さん‐ぎ【三祇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんあそうぎこう(三阿僧祇劫)」の略。[初出の実例]「十地長路、須臾経殫、三祇遙劫、究円非レ難」(出典:三教指帰(797頃)下)[その…
さん‐ぎ【三儀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「儀」は「もと」「みき」の意 ) 天・地・人。三才。〔太玄経‐太玄〕② 赤道、冬至線(南回帰線)、夏至線(北回帰線)の三線。
さん‐ぎ【三犠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神に捧げるいけにえの牛・羊・豚をいう。三牲(さんせい)。
さん‐きゅうりゅう(‥キフリウ)【三急流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 流れの大きく激しい三つの川。特に、最上川、球磨川、富士川をいう。
さん‐きょく【三曲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 邦楽用語で、三種類の楽器の合奏という意味。実際には、古くは、三味線・琴(こと)・胡弓に、のちには、三味線・琴・尺八に限っていわれ…
さん‐く【三苦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。三つの苦しみ。すなわち、好ましくないものから受ける苦苦(くく)、好ましいものが破れて受ける壊苦(えく)、世の無常のすがたから受…
さんく‐ぎれ【三句切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 短歌で、第三句目に意味の段落があること。また、その歌。七五調の短歌。
さん‐げだつ【三解脱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんげだつもん(三解脱門)」の略。[初出の実例]「三解脱 サンゲタツ 定。無想。無願」(出典:書言字考節用集(1717)一〇)[その他の…
さん‐けん【三拳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒席などで行なう拳の遊びで、三本勝負のこと。[初出の実例]「口軽太鼓三拳勝、尻重於針一線長」(出典:狂詩・二大家風雅(1790)吉原冬…
さん‐げん【三元】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 上元(正月一五日)・中元(七月一五日)・下元(一〇月一五日)の総称。[初出の実例]「正月十五日は上元、七月十五日は中元、十月十五…
さん‐こ【三孤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の周代の官職名。三公の下で天子を補佐した少師、少傅(しょうふ)、少保のこと。三少。〔職原鈔(1340)〕 〔書経‐周官〕
さん‐こ【三壺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんご」とも ) 中国で、神仙が住んでいるという海中の壺の形に似た方壺・蓬壺・瀛壺(えいこ)の三つの山。[初出の実例]「三壺に雲浮…
さん‐こう(‥カウ)【三行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子が親になすべき、孝養と葬礼と祭事の三つのつとめ。また、人の重んずべき、父母に孝、賢良に友、師長に順の三つの行ない。三道。〔書言…
さん‐こう(‥カウ)【三校】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 印刷で、三度目の校正。また、その校正紙。[初出の実例]「印刷所通ひ、〈略〉三校を幹部の方に見ていただいて校了」(出典:途上(1932)…
さん‐ごう(‥ガフ)【三合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 陰陽道でいう厄年の一つ。暦の上で一年に大歳・太陰・客気の三神が合すること。これを大凶とし、この年は天災、兵乱などが多いとする。…
さん‐こくし【三国司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代、国司として存続していた三家をいう。飛騨国司(姉小路家)、伊勢国司(北畠家)、土佐国司(一条家)。〔運歩色葉(1548)〕
さん‐こん【三魂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道教で、人にある三つの霊魂をいう。台光と爽霊と幽精との称。三精。[初出の実例]「十王経に曰、閻魔卒三魂(サンコン)を縛して関樹下に至…
さん‐さい【三才】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天と地と人とをいう。三極。三儀。三元。[初出の実例]「三才並泰昌、万国表二臣義一」(出典:懐風藻(751)侍宴〈大友皇子〉)「一幕の物…
さん‐さい【三災】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 世界が壊滅する劫末(ごうまつ)のときに起こるという三つの災害。減劫の終わりに起こる刀兵災・疾疫災・飢饉災を小三災といい、壊…
さん‐しょ【三所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんじょ」とも )① 三つの場所。② 神社にまつられている三柱の神。とくに、八幡宮の応神天皇・神功皇后・比売神(ひめがみ)の三神をい…
さん‐しょ【三杵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。三種類の金剛杵(こんごうしょ)。独鈷(どっこ)・三鈷・五鈷をいう。[初出の実例]「とこは三杵のその一。独鈷とかけり」(出典:名語…
さん‐にんしょう【三人称】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文法範疇(はんちゅう)の一つ。話し手(書き手)・聞き手(読み手)と区別して、それら以外の人、また、物・事態について、指し示す語。日…
さん‐ばい【三杯・三盃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの容器に入れた酒、茶、飯など。また、容器三つ分にはいる分量。[初出の実例]「イチニンヅツ サケ sànbài(サンバイ)ヅツヲ ノマレタ…
さん‐ぱち【三八】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 数の三と八。また、日や月の三と八。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕② 仏語。毎月三と八の日に念誦すること。また、その日。さんぱ…
さん‐ふじん【三婦人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 能の鬘物(かずらもの)で、高貴な女性を主人公とする「楊貴妃(ようきひ)」「定家(ていか)」「大原御幸(おはらごこう)」の三曲のこと。
さん‐ぶん【三分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つにわけること。[初出の実例]「各持たる所の金を三分(さんぶん)に別て、其の一分を此の翁に与へつ」(出典:今昔物語集(1120頃か)四…
つう‐さん【通三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「漢書‐五行志下之下」に「故政不レ可レ不レ慎也、務レ三而已、一曰、択レ人、二曰、因レ民、三曰、従レ時」とあるのによる ) 君主の行…
三好学 みよしまなぶ (1862―1939)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物学者。美濃(みの)国(岐阜県)岩村藩に生まれる。1889年(明治22)帝国大学理科大学植物学科を特待生として卒業、大学院に進み、地衣類の解剖を…
三司 さんし
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国,五代・宋の中央財政機関塩鉄(専売)・度支(支出)・戸部(収入)の総称で,長官は泀使。
三人形 〔常磐津〕 みつにんぎょう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演嘉永5.6(江戸・中村座)
三蹟 さんせき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安中期を代表する3人の能書家,小野道風 (とうふう) ・藤原佐理 (さり) ・藤原行成 (こうぜい) をいう10世紀から11世紀初めの人。平安初期の雄渾…
三都 さんと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の三大都市,江戸・大坂・京都をいう。いずれも幕府の直轄都市だった。
三奉行 さんぶぎょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,寺社奉行・町奉行・勘定奉行の総称宗教行政・江戸市政・幕府財政のそれぞれの担当者として重んじられた。評定所(江戸幕府最高裁判機関)…
三产 sānchǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]第三次産業.▶“第三产业dì-sān chǎnyè”の略.
三副 sānfù
- 中日辞典 第3版
- [名](汽船の)三等航海士.▶一等航海士は“大副”,二等航海士は“二副”.
三牲 sānshēng
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>神仙に供えるいけにえとしてのウシ・ヒツジ・ブタ.
三……五…… sān……wǔ……
- 中日辞典 第3版
- 1 ((回数または数量が多いことを表す))~番fān~次/再三再四.~令~申shēn/再三再四戒告する.2 ((あまり…
三险 sānxiǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]“基本养老保险”(年金保険),“基本医疗保险”(医療保険),“֓…
三一律 sānyīlǜ
- 中日辞典 第3版
- [名]<演劇>(西洋古典劇の)三一致の法則.▶時・場所・筋の一致をさす.
三年生 さんねんせい
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- 娘は小学校三年生だ|Minha filha é aluna da terceira série do ensino fundamental.
十三 じゅうさん
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- treze十三番目の|décimo terceiro
みかづき 三日月
- 小学館 和伊中辞典 2版
- luna(女) falcata [spi̱cchio(男) di luna] crescente ◇三日月形の 三日月形の みかつきがたの a forma di falce, falcato⇒月【図版】
さんしんとう 三親等
- 小学館 和伊中辞典 2版
- parentela(女) di terzo grado ¶私たちは三親等の間柄だ.|Siamo parenti di terzo grado.