みっ‐ぽう【密法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] ( :ポフ ) 真言密教で行なう修法。秘法。[初出の実例]「求二密法一者至レ之」(出典:本朝文粋(1060頃)一四・為覚運僧都四十九日…
り‐ほう(‥ハフ)【里法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 長さをはかる計量単位系。また特に、三六町(約三・九キロメートル)を一里とする、日本の長さに関する計量単位系。→里(り)③。[初出の実…
よう‐ほう(ヤウハフ)【洋法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 西洋の方法。洋式。[初出の実例]「本邦の城制、〈略〉洋法の如き築法には相成申まじく」(出典:勝海舟宛佐久間象山書簡‐安政三年(1856…
へいじゅん‐ほう(‥ハフ)【平準法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、前漢武帝の紀元前一一〇年に施行された財政政策の一つ。政府が全国の物資を事前に購入して貯蔵、物価が騰貴すると売却、下落すると…
ほっ‐く【法鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① ( 「く」は「鼓」の呉音。下に「うつ」「鳴らす」などの語を伴って用いる ) 仏の説法のこと。仏の説法が衆生の煩悩をうちやぶる…
ほっ‐ちゅう【法中】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ほうじゅう(法中)[初出の実例]「法中(ホッチウ)は檀家へいひわけもなきしあはせ」(出典:談義本・華鳥百談(1748)二)
ほう‐い(ホフヰ)【法威】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏法の威力。教法の勢威。[初出の実例]「皇威も法威もめでたかりけるかな」(出典:古今著聞集(1254)一)
ほう‐う(ホフ‥)【法宇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 てら。寺院。[初出の実例]「法宇伝経久、深山乞食難」(出典:文華秀麗集(818)中・和光法師遊東山之作〈嵯峨天皇〉)[その他の文献]〔梁…
ほう‐き(ホフ‥)【法諱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ほうごう(法号)①[初出の実例]「故大広智三蔵、付法弟子、青龍寺法諱恵果阿闍梨」(出典:性霊集‐九(1079)奉勧諸有縁衆、応奉写秘密…
ほう‐きょう【法教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] ( ハフケウ ) 法と教え。法律と教導。また、法律による教導。[初出の実例]「法教国政の大切なること知るべし」(出典:漂流記(1863…
ほう‐けん(ハフ‥)【法権】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国際法上、ある国が外国人に対してもつ民事・刑事の裁判権。〔哲学字彙(1881)〕
ほう‐さんぎ(ホフ‥)【法参議】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天平神護二年(七六六)称徳天皇が道鏡に法王を授けた時、山階寺の基真に与えられた異例の官職。参議に準じて月料を給せられた。[初出の…
ほう‐しゃ(ホフ‥)【法社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏道修行の集団。禅林。[初出の実例]「法社蓍亀、宗門冠冕」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・祭虎関和尚)[その他の文献]〔元璟‐会稽山…
ほう‐じょう【法場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ホフヂャウ ) 仏語。仏法を修行する場所。仏事の場所。のりのにわ。[初出の実例]「自二在府一有二御消息一。仍参会伝法場」(出典:権…
ほう‐せき(ホフ‥)【法席】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 法師の座席。また、仏法を説く集まりの席。法座。[初出の実例]「兼就二神護寺一、聊肆二法席一、講二大日経一」(出典:性霊集‐八(1079…
ほうそう‐ほう(ハウソウハフ)【放送法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 放送を公共の福祉に適合するよう規律し、その健全な発達を図るための法律。昭和二五年(一九五〇)制定。日本放送協会、一般放送事業者な…
ほう‐てつがく(ハフ‥)【法哲学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法および法現象の哲学的考察を行なう学問。法の基礎概念の分析や法の存立の根拠、法世界の構造・性質、他の文化領域との関連、法の究極価…
ほう‐どう(ホフダウ)【法幢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「幢」は儀式・指図に用いる旗ぼこの意 ) 仏語。① 説法の標幟とした旗じるしの意で、仏法のことをいう。また、仏法を、高くそびえる幢(…
【罪法】ざいほう
- 普及版 字通
- 刑事処分。字通「罪」の項目を見る。
【弊法】へいほう
- 普及版 字通
- 悪法。字通「弊」の項目を見る。
【変法】へんぽう(ぱふ)
- 普及版 字通
- 法をかえる。〔史記、秦紀〕(孝公)三年、衞鞅(えいあう)、孝にき、法を變へ刑を脩め、に稼を務め、外に戰死の賞罰をむ。孝之れを善しとし、~百姓…
【法魚】ほうぎよ
- 普及版 字通
- 魚の乾物。字通「法」の項目を見る。
【法禁】ほう(はふ)きん
- 普及版 字通
- 禁令。〔韓非子、五蠹(と)〕毀譽賞罰の加ふるの、相ひ與(とも)に悖繆(はいびう)す。故に法禁壞(やぶ)れ、民(いよいよ)亂る。字通「法」の項目を見る。
【法座】ほうざ
- 普及版 字通
- 正座。字通「法」の項目を見る。
【法守】ほう(はふ)しゆ
- 普及版 字通
- 法を以て守る。〔孟子、離婁上〕上に揆(だうき)無く、下に法守無く、~君子は義を犯し、小人は刑を犯し、國の存するのは、幸なり。字通「法」の項目…
【法鞭】ほうべん
- 普及版 字通
- 刑として加えるむち。字通「法」の項目を見る。
【舞法】ぶほう(はふ)
- 普及版 字通
- 舞文。〔北史、伝〕天性險忌にして、義篤(あつ)からず。~賄を受し、理を曲げ法をはし、深、傷する多し。字通「舞」の項目を見る。
【煩法】はんぽう
- 普及版 字通
- 苛法。字通「煩」の項目を見る。
法 常用漢字 8画 (異体字) 21画
- 普及版 字通
- [字音] ホウ(ハフ)・ホウ(ホフ)[字訓] のり・のっとる・てだて[説文解字] [金文] [字形] 会意正字はに作り、水+(たい)+去(きよ)。は神判…
【執法】しつぽう
- 普及版 字通
- 法執行。字通「執」の項目を見る。
【取法】しゆほう(はふ)
- 普及版 字通
- 則(のっと)る。模範とする。〔礼記、三年問〕上は象(しやう)を天に取り、下は法を地に取り、中は則を人に取る。人の群居和壹なる以の理盡く。字通「…
【術法】じゆつほう
- 普及版 字通
- 法術。字通「術」の項目を見る。
【具法】ぐほう
- 普及版 字通
- 総則。字通「具」の項目を見る。
【体法】たいほう
- 普及版 字通
- 法を守る。字通「体」の項目を見る。
讲法 jiǎngfa
- 中日辞典 第3版
- [名]1 言葉遣い.言い方.2 意見.見解;解釈.这句话可以有好几种~/その言葉は幾通りに…
形式法 けいしきほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →手続法
律法 りっぽう tôrāh ヘブライ語 law 英語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「モーセはシナイで律法(トーラー)を受けた」(ミシュナ・アボット1―1)はユダヤ教の律法に関する重要な章句であるが、ここでいう律法は「創世記」…
法多村はつたむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:袋井市法多村[現]袋井市豊沢(とよさわ)法多山尊永(そんえい)寺の門前寺領で、江戸時代を通して郷帳類では村名がみえない。法多山領は…
演繹法(えんえきほう) Deduction
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 既知の事実や一般的原理から,論理的に正しい推論によって必然的結論を導く思考方法。演繹の論理の体系化はアリストテレスに始まるが,近世では特に…
帰納法(きのうほう) induction
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 個々の具体的な事実から普遍的な命題や法則を導き出す思考方法。ベーコン(フランシス)によって提唱され,イギリス経験論に継承されて確立した。ヨー…
特別法
- 共同通信ニュース用語解説
- 適用範囲が限定されない「一般法」に対して、特定の対象に特別のルールを設ける法律。特例法もその一種だ。天皇退位の特例法は、皇位継承を天皇逝去…
バーゼル法
- 共同通信ニュース用語解説
- 有害廃棄物の国境を越える移動を規制し、先進国から発展途上国への公害輸出を防ぐバーゼル条約を批准するため、1992年に制定された日本の法律。有害…
公家法 くげほう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 平安中期以降の朝廷の法体系をさす学術用語。平安中期以降,律の体系は固有法の伝統と時代の新しい要請によって変化し,刑罰の形態は追放・身分剥奪…
警察法 けいさつほう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 第2次大戦後の警察制度の基本法。1947年(昭和22)12月公布。警察の地方分権化がはかられ,市および人口5000人以上の町村における自治体警察と,それ以…
穀物法(こくもつほう) Corn Law
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イギリスにおける農業保護立法。この種の法律は中世から存在したが,ナポレオン戦争の終結した1815年,外国産の安価な穀物の流入による価格の低下を…
井田法(せいでんほう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 周代に行われたという田制。1里(約400m)四方の田を井字形に9等分し,中央の1区を公田,他の8区を私田として8家に分け,公田は8家が共同耕作し,その…
鉄法(てつほう) Iron Act
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 北アメリカのイギリス領植民地では製鉄業がかなり発達したが,本国は銑鉄(せんてつ)の加工を本国の鉄工所で行わせるため,1750年にこの法律を定め,…
ペンドルトン法(ペンドルトンほう) Pendleton Civil Service Act
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1883年に制定されたアメリカの連邦公務員任用法。スポイルズ・システムの弊害を抑えるために,競争試験によって専門知識を備えた人物を任用しようと…
法顕(ほっけん) Faxian
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 337頃~422頃東晋の僧。平陽,武陽(山西省)の人。戒律の原典を求めるため,60余歳の老齢で,399年西域をへてインド,セイロンに渡り,412年海路帰国…
法教育
- 共同通信ニュース用語解説
- 主権者として知るべき法律の仕組みや運用、考え方に関する教育。労働者の解雇、消費者問題、犯罪捜査などの例を用い、どんなルールが必要かを議論す…