六法(美術)【ろっぽう】
- 百科事典マイペディア
- 中国における作画ならびに鑑賞の規範となる六つの要目。《古画品録》の序にある気韻生動・骨法用筆・応物象形・随類賦彩・経営位置・伝移模写をいい…
マトゥラー美術【マトゥラーびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- インド北部,ウッタル・プラデーシュ州の都市マトゥラーを中心に,クシャーナ朝とグプタ朝時代に栄えた美術。マトゥラーは古来ヒンドゥー教の聖地と…
中央美術【ちゅうおうびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- 美術雑誌。1915年日本美術学院から田口掬汀が創刊。1929年休刊後,1933年復刊するが,1936年終刊した。大正時代の洋画壇,新興美術の動向を最もよく…
きんだい‐びじゅつ【近代美術】
- デジタル大辞泉
- 近代の美術。多く、19世紀後半から第二次大戦ごろまでの美術をいう。印象主義に始まり野獣主義(フォービスム)や表現主義などが現れた。
エトルリア美術 (エトルリアびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリア中部のエトルリア(現在のトスカナ地方にほぼ相当する)を中心とした,古代民族エトルリア人の美術活動およびその作品を指す。起源は前10世…
オットー美術 (オットーびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 10世紀半ばから11世紀半ばにかけての約100年間に興隆したドイツ中世初期の美術。時代は,カロリング王朝分裂後にドイツの政治的統一を完成したザクセ…
美術療法 びじゅつりょうほう art therapy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 絵画や造形、あるいはフィンガー・ペインティングfinger paintingなどを含む作業を行わせる心理療法の一つ。絵画その他の造形作品を通じて、統合失調…
フランス美術 ふらんすびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスは、旧石器時代・新石器時代の美術遺産を数多くもっている。以後、今日に至るまで、他のヨーロッパ諸国に比しても、フランスは質的にも量的…
舞台美術 ぶたいびじゅつ stage art 英語 senography 英語 scénographie フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 演劇やオペラ、舞踊などの舞台芸術において、観客の視覚や想像力に訴えることによりその舞台表現を助ける諸要素の総称をいう。具体的には舞台装置を…
イギリス美術 いぎりすびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリス美術は、古代ローマの遺跡やそれ以前の先史時代を除くと、大略して、中世、近世、近代、現代の4期に分けられる。いずれもヨーロッパ大陸諸国…
イスラム美術 いすらむびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 7世紀から18世紀までの約1100年の間に、イスラム世界の中心である西アジア、北アフリカを主要な舞台としてつくりだされた美術工芸全般をさす。それは…
オランダ美術 おらんだびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 現在のオランダの地域は、中世は9世紀以来種々の絵画が始まり、15~16世紀になるとヨーロッパ近世絵画の一大中心地を形づくるに至っていた。しかし、…
ドイツ美術 どいつびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ゲルマン古美術ゲルマン民族はもともと視覚の再現像にさほどの価値を認めない民族だったといわれる。現存のゲルマン古美術を見ても、そこに施されて…
ネーデルラント美術 ねーでるらんとびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美術史的にネーデルラント美術という場合、その範囲は、イタリア・ルネサンスに対して、北方ルネサンスといわれる15~16世紀の美術のうち、独立以前…
メキシコ美術 めきしこびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メキシコ美術は、その時代と内容から、古代美術、スペイン植民地時代の美術、独立以後の美術と三つに大別して考えることができる。[深作光貞]古代…
モザイク(美術) もざいく mosaic 英語 mosaïque フランス語 Mosaik ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大理石やガラスなどの小さな断片を使って建築の壁面や床を装飾する美術技法、およびこのような技法で制作された作品。技法的には広い意味での象眼(ぞ…
でもすてねす【デモステネス(美術)】
- 改訂新版 世界大百科事典
たんく【タンク(美術)】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんぎょう‐びじゅつ(ケンゲウ‥)【顕教美術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏教美術の一系統。密教美術に対置して用いられる語で、釈迦をはじめとする諸仏の種々の物語や浄土の表現を中心とするものと考えられ、阿…
せきぞう‐びじゅつ(セキザウ‥)【石造美術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石を素材としてつくられた美術品。
ビザンチン美術 ビザンチンびじゅつ Byzantine art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中世におけるビザンチン帝国 (ローマ帝国) の美術。同帝国は古代ローマ帝国の延長であるため,その始りをどこにおくかは必ずしも一致しないが,早く…
西域美術 せいいきびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シルクロード沿いの諸都市を中心に展開された美術の総称。西域は前2世紀頃から匈奴,漢民族,高車,ウイグル,チベット族などが次々に勢力をふるった…
けんきょうびじゅつ【顕教美術】
- 改訂新版 世界大百科事典
りーじょなりずむ【リージョナリズム(美術)】
- 改訂新版 世界大百科事典
インディアン美術 インディアンびじゅつ Indian art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北アメリカ先住民族インディアンの美術をいう。その広がりはカナダからメキシコにわたる広大な地域で,数千年にわたって孤立し,美術に対する西洋と…
まやびじゅつ【マヤ美術】
- 改訂新版 世界大百科事典
近代美術 きんだいびじゅつ modern art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 20世紀の現代美術に直接的に先行する美術をいう。美術史上ルネサンス以後をさす「近世」とは明確に区別されるが,「近代美術」が始る厳密な時期につ…
スペイン美術 (スペインびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 特質 スペイン美術の外縁性と境界性 美術に及ぼした中世スペインの影響 古さゆえの新しさ 建築 中世建築 ルネサンス以降 彫…
中国美術 (ちゅうごくびじゅつ) Zhōng guó měi shù
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古代 中世 近世 周辺文化をとりこんだ普遍性中国美術の最も特徴的な事がらは,先史,古代,中世,近世という歴史的展開を,同一の…
ビザンティン美術 (ビザンティンびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 建築 絵画 彫刻・工芸東ローマ帝国の美術で,厳密にいえば,年代的には330年のコンスタンティノープル開都から15世紀半ば(1453)にイスラム…
フランス美術 (フランスびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 総説 合理精神の表現 抑制の感覚 洗練された感受性 堅実な現実感覚 節度と調和 先史時代,古代 中世 ルネサンス,近世 近…
なんばん‐びじゅつ【南蛮美術】
- デジタル大辞泉
- 桃山時代から江戸初期にかけて、西洋の影響のもとにつくられた美術。
そうしょく‐びじゅつ〔サウシヨク‐〕【装飾美術】
- デジタル大辞泉
- 器具・建造物などの装飾を目的とする美術。
びじゅつ‐かい【美術界】
- デジタル大辞泉
- 美術家の社会。美術の業界。
アイルランド美術 (アイルランドびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- アイルランドの顕著な美術活動は,ヨーロッパ大陸大西洋岸およびブリテン島の巨石文化と相通ずる新石器時代の巨石墳をもって始まる。中でもニューグ…
オオマルナガゴミムシ 学名:Trigonognatha cuprescens
- 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫
- 種名 / オオマルナガゴミムシ別名 / アカガネオオゴミムシ目名科名 / コウチュウ目|オサムシ科解説 / 平地にも山地にもすみます。後ろばねは退化し…
あまる‐べ【余戸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制下の村落制度。五〇戸を一里として里を編成するとき、五〇戸にあまる端数の戸で編成した里。また、その戸。人口が増えて五〇戸にな…
余目[町]【あまるめ】
- 百科事典マイペディア
- 山形県北西部,庄内平野中部の東田川(ひがしたがわ)郡の旧町。水田が広く,庄内米の産が多く,酒,みそ,醤油などの醸造,食料品製造も盛ん。羽越(う…
余部 あまるべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 兵庫県北部,香美町北西部の集落。旧村名。1955年 1町 4村の合体により香住町となり,2005年 3町の合体により香美町となった。日本海に面する半農半…
灰吹銀 (はいふきぎん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 灰吹法によって冶金された銀をいう。山吹銀とも呼ばれ,15~19世紀の日本の銀地金(じがね)の一般的なあり方であった。灰吹きは世界史的にはすでに…
アマルテイア あまるていあ Amaltheia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア神話において、クレタ島のイデ山で赤子のゼウスに乳を与えた牝山羊(めすやぎ)、またはニンフ。アマルテイアは、赤子ゼウスを飲み込もうとす…
トトメス[3世] Thotmes Ⅲ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代エジプト第18王朝6代目の王。在位,前1490ころ-前1436年ころ。古代エジプト史上最大の版図をもつ大帝国を築いた。トトメス2世の庶子で,父王の急…
余目 あまるめ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山形県北西部,庄内町北部の旧町域。庄内平野の中央部にある。 1918年町制。 1954年大和村,栄村,常万村,八栄里村,十六合村と合併。 2005年立川町…
余目 あまるめ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 山形県北西部、東田川郡にあった旧町名(余目町(まち))。現在は庄内(しょうない)町の北部を占める地域。旧余目町は、1918年(大正7)町制施行。1954…
あまるべ【余部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 兵庫県城崎郡、日本海に面する香美町の地名。但馬御火浦(たじまみほのうら)や鎧ノ袖の海崖がある景勝地。高さ四一・五メートル、長さ三〇九メートル…
濃淡電池 ノウタンデンチ concentration cell
- 化学辞典 第2版
- 電池反応が通常の化学反応ではなく,一つの相からほかの相への濃度差による物質移動に相当する電池.大別して2種類がある.(1)液-液界面を含む濃淡電…
ナトリウム‐アマルガム
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Natriumamalgam ) ナトリウムと水銀との合金。混合比により組成や性状を異にするが、ナトリウムが約一パーセントまでは液体…
トゥパック・アマルー革命運動【トゥパックアマルーかくめいうんどう】
- 百科事典マイペディア
- ペルーの武装ゲリラ集団。略称MRTA。名称は18世紀末のインディオ反乱の指導者にちなむ。1960年代のAPRA党からの分派を前身とし,1980年に左翼政党が…
フェリーニのアマルコルド
- デジタル大辞泉プラス
- 1974年製作のイタリア・フランス合作映画。原題《Amarcord》。フェリーニ監督の自伝的映画。監督:フェデリコ・フェリーニ、出演:ブルーノ・ザニン…
鍍金 (ときん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 塗金とも書き,滅金(めっき)ともいう。銅または銅合金の製品の表面に金や銀などを付着させる金工加飾技法の一つ。中国では戦国時代以降に盛行し,…