きり【切】 を 付((つ))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事を一段落させる。区切り、または結着をつける。[初出の実例]「ご飯はもういいんですけど、ちょっと、まあ、切りをつけてからにしませうね」(出典…
からだ【体】 を 惜((お))しむ
- 精選版 日本国語大辞典
- 労力を惜しむ。ほね惜しみをする。なまける。
こころ【心】 を 掛((か))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 心を留める。注意する。[初出の実例]「ゆふだすきはなにこころをかけたればはるはやなぎのいとまなみこそ」(出典:曾丹集(11C初か))「常に心…
こころ【心】 を 倒((たお))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 気力を失う。気を腐らせる。[初出の実例]「人の貧しくとも心をばたふさず、耻をもしり忠をも致すべき事なり」(出典:貞享版沙石集(1283)六)
こころ【心】 を 悩((なや))ます
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 煩悩(ぼんのう)に心を迷わす。心を乱す。[初出の実例]「空しく心を悩まし給ふ事无かれ」(出典:観智院本三宝絵(984)上)② 人の心を迷わせる。[初…
こころ【心】 を 引((ひ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① それとなく相手の心をためす。気を引く。[初出の実例]「かねがね何かと仰せらるるを、わらはが心を引いて見させらるるかと思ひますれば、真実と見…
ことば【言葉】 を 飾((かざ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ことばを美しくする。巧妙なことばづかいをする。[初出の実例]「絡まかされし憂き世話に、詞をかざる文の数」(出典:浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714…
ことば【言葉】 を 散((ち))らす
- 精選版 日本国語大辞典
- だれということなくかまわずに話しかける。言いちらす。[初出の実例]「はかなく、なげのこと葉をちらし給ふあたりも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)…
ことば【言葉】 を 詰((つ))める
- 精選版 日本国語大辞典
- 相手の話の欠陥をとらえて、相手に言いのがれができなくさせる。理屈づめにする。言いつめる。[初出の実例]「帰りがけに今一度言葉をつめ、其うへに…
ことば【言葉】 を 挟((はさ))む
- 精選版 日本国語大辞典
- 他人の話の中に割り込む。口出しをする。[初出の実例]「茶を一口に飲んだ。婆あさんが詞(コトバ)を挟(ハサ)んだ」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉…
しり【尻】 を 上((あ))げる
- 精選版 日本国語大辞典
- ① すわっていたところから立ちあがる。訪ねて行った先から帰ろうとする。[初出の実例]「女は帰った人を迎へる気色もない。男はもとより尻(シリ)を上(…
しり【尻】 を 据((す))える
- 精選版 日本国語大辞典
- ゆっくりそこに落ち着く。じっくり腰を落ち着ける。居すわる。[初出の実例]「をのづから此所に尻(シリ)すゑがたく、夜の間にぬけて」(出典:浮世草子…
しり【尻】 を 持((も))つ
- 精選版 日本国語大辞典
- あと押しをする。加勢する。味方する。[初出の実例]「はて聞てから其上で分のわるき事ならば、そりゃ此二本もともどもに尻(シリ)を持て、おさん伊八…
はな【花】 を 折((お))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 花を折ってかざす意 ) 衣装や身づくろいなどをはなやかにする。美しく着飾る。[初出の実例]「はなををりてさうぞきて、いとよしと思へる」(出典:…
はなし【話】 を 付((つ))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 交渉などの決着を付ける。[初出の実例]「主は此方の店頭、今日の上使は勇み肌、そんなら物事生世話にして跡で話(ハナシ)を付(ツ)けやせう」(出典:歌…
なだれ【雪崩】 を 打((う))つ
- 精選版 日本国語大辞典
- なだれが起こるように、大量の人などが一時に動く。多く「なだれをうって…する」の形で用いる。[初出の実例]「人雪崩(ナダレ)を打て城外指して散走せ…
いみ【忌】 を 被((かぶ))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 忌の状態になる。自分または近親者が、葬式、出産、月事などの忌まれる状態になり、謹慎しなければならない立場になること。
翻筋斗もんどりを打う・つ
- デジタル大辞泉
- とんぼ返りをする。宙返りをする。もんどりうつ。「はずみで―・ってひっくり返る」
干笑 gānxiào
- 中日辞典 第3版
- [動]作り笑いをする.空笑いをする.▶「場をとりつくろうための笑い」に用いる.
異いとするに足たり◦ない
- デジタル大辞泉
- ことさら不思議に思ったり、驚いたりすることではない。「実力からすれば、決勝進出は何も―◦ないことだ」
しゅう‐しょう(シウシャウ)【繍匠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 縫箔(ぬいはく)をする職人。ぬいとりをする職人。
とのい‐びと〔とのゐ‐〕【宿=直人】
- デジタル大辞泉
- 宮中で、宿直とのい1をする人。また、貴人の邸宅で夜番をする人。
げば‐すずめ【下馬雀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろと評判をする人々。下馬評をする者たち。
schauspielern
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [自] ⸨話⸩ 役者のまねごとをする; ⸨蔑⸩ お芝居をする.
て【手】 を=合((あ))わせる[=合((あ))わす]
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 両方のてのひらを合わせておがむ。また、心から頼む。合掌して感謝の意を表わす。[初出の実例]「三人のきんだち、各西に向て手を合せ礼拝しけるぞ…
めし【飯】 を=食((く))う[=食((た))べる]
- 精選版 日本国語大辞典
- 生計をたてる。生活する。[初出の実例]「口で飯喰うは咄家講釈師」(出典:雑俳・柳多留‐一三一(1834))
大人弥五郎 (おおひとやごろう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山を作ったり,沼を作ったりした伝説の巨人。主に南九州で伝承されている。弥五郎のつけた足跡とか,土を盛った塚,あるいは彼の行為から起こったと…
くつ【靴】 を 隔((へだ))てて=痒((かゆ))き[=跟((あなうら))]を掻((か))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事が思うようにならず、もどかしいことのたとえ。隔靴掻痒(かっかそうよう)。[初出の実例]「万につけて心に叶はず、ままにならねばこそ浮世とは言…
かぜ【風】 を=捕((つかま・とら))える[=捕((と))る]
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 実在しない現象を手でとらえようとすること。不可能であること、また、言うことや考えることに、なんのよりどころもないことにいう。風をつかむ。…
たき【滝】 を 落((お))とす
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 庭園などに水を落として滝をこしらえる。[初出の実例]「山科の宮にたき落とし、水走らせなどして」(出典:伊勢物語(10C前)七八)② 汗や涙など…
たたみ【畳】 を 叩((たた))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 激しい勢いで人を詰問・難詰するときなどの動作、また、厳しく他人を叱責したりするときのしぐさをいう。[初出の実例]「母親『爰はいひ所』と、男の…
ため【為】 を 思((おも))う
- 精選版 日本国語大辞典
- その人にとってよいと考える。[初出の実例]「此の一品宮の御ためを思う給へれば」(出典:栄花物語(1028‐92頃)ゆふしで)
そで【袖】 を 返((かえ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 袖を裏返しにする。昔は、こうして寝ると、思う人が自分の夢の中に現われる、または、思う人の夢に自分が現われることができると言い伝えられてい…
そで【袖】 を 塞((ふさ))ぐ
- 精選版 日本国語大辞典
- 袖のわきあけを縫い合わせてふさぐ。八つ口をふさいで、わきあけのない袖にする。近世には、男女とも、元服まではわきあけのある振袖(ふりそで)を用…
たいこ【太鼓】 を 叩((たた))く
- 精選版 日本国語大辞典
- =たいこ(太鼓)を打つ①[初出の実例]「かみさんがたいこをたたき、きゃくのごろつかぬやうに、われもぬれごとに気をきかせ」(出典:洒落本・金枕遊…
どく【毒】 を 言((い))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 悪口を言う。悪態をつく。どくづく。[初出の実例]「どくをいふのへ御きうじはもりつける」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)松二)
ちょうし【調子】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 音律の高低や音階、または、速さなどを整える。[初出の実例]「此時黄帝の太虚の中に立て、隠レ几て調子をとり、詩をも吟ずる也」(出典:清原国賢書…
ちり【塵】 を 結((むす))ぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- ① やっと算段してほんの少しの物を贈る。[初出の実例]「夷は一向に清し、ちりを結でも人にかけられじと心得た」(出典:燈前夜話(15C後)上)② 手…
つめ【爪】 を 銜((くわ))える
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 心の中でうらやましく思いながら、手だしできないでだまって見ている。ゆびをくわえる。[初出の実例]「今時さかしき事むかしはなき事と乳母も三十…
て【手】 を 入((い))れる
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 手を加えて整える。手入れをする。また、不足を補ったり訂正したりする。[初出の実例]「今日は自宅へ持て帰て少は手を入れたいからと言ふと」(出典…
て【手】 を 掻((か))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 手を振って知らせる。手で合図する。多く、制止や禁止を示す手振りをいう。[初出の実例]「おとせでわたる森のまへを、さすがにあなかまあなかまと、…
て【手】 を 切((き))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 関係をたつ。交際をたつ。縁を切る。多く、男女の関係を清算することにいう。[初出の実例]「又は夫をきらひ手をきりてかへりたるか」(出典:評判記・…
て【手】 を 下((くだ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 直接自分で行なう。みずから事に当たる。手をおろす。[初出の実例]「為義〈略〉我と手下したる合戦未だ仕らず」(出典:保元物語(1220頃か)上)「…
て【手】 を 突((つ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ① すわって、両手を下に突く。敬礼または謝罪・懇願などするさまにいう。手を支(つか)う。[初出の実例]「公主に謝せよと云はれたれば、両方の手をつ…
て【手】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 手と手をたずさえあう。他人の手をにぎる。また、手をひく。[初出の実例]「梯立の 倉梯山を 嶮(さが)しみと 岩懸(か)きかねて 我が弖登良(テトラ)…
ち【血】 を 見((み))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 争い事で血が流れる。けんかや暴動などで死傷者がでる。[初出の実例]「今は山王の祭さへ血(チ)を見ずに神輿(みこし)もわたらせ給ふ」(出典:浮世草子…
ちゃ【茶】 を 挽((ひ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 昔、茶は留守居(るすい)などにひかせたり、暇な日の仕事としたりしたところから ) 暇で用事がない。特に、芸者・遊女などが、客がなくて暇である。…
てん【点】 を打((う))つ
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 詩歌・文章・書などを批評したり訂正したりして評点をつける。批点(ひてん)をつける。点を掛ける。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「朱を…
とう【当】 を 得((え))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 道理にかなう。また、要点をしっかりとおさえる。[初出の実例]「よめの処置にして当を得たらんか、姑はまた何ともいはざるべし」(出典:筆まかせ(18…
どう【筒】 を 取((と))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 博打(ばくち)で、賽を入れた筒(どう)を振る役になる。また、胴親になる。[初出の実例]「うちよりてかうをしけるに、ひとりがどうをとらんといふて、…