デジタル大辞泉 「手を入れる」の意味・読み・例文・類語 手てを入い・れる 1 よい状態にするために、補ったり、直したりする。手を加える。「原稿に―・れる」「盆栽に―・れる」2 捜査や検挙のために、警察などが現場に踏み込む。「暴力団の事務所に―・れる」[類語]直す・改める・正す・訂する・修正する・是正する・規正する・改善する・改良する・改正する・補正する・訂正する・修訂する・改訂する・補訂する・補綴ほていする・手直しする・手を加える・筆を入れる・朱筆を入れる・朱を入れる・添削・補筆・筆削・推敲・彫琢 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手を入れる」の意味・読み・例文・類語 て【手】 を 入(い)れる ① 手を加えて整える。手入れをする。また、不足を補ったり訂正したりする。[初出の実例]「今日は自宅へ持て帰て少は手を入れたいからと言ふと」(出典:郊外(1900)〈国木田独歩〉二)② 手段を講じる。さぐりを入れる。わたりをつける。手をまわす。手を尽くす。[初出の実例]「州吁が前に鄭が衛を伐た怨を報ぜうとて諸侯え色々手を入て乱をおこさうとするぞ」(出典:玉塵抄(1563)二七)③ 警察が犯罪を探る。また、証拠品の押収や検挙のために、現場に踏みこむ。[初出の実例]「是れには警察権も手を入れることが出来ないのだ」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例