検屍官
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家パトリシア・コーンウェルのミステリー(1990)。原題《Post Mortem》。美人検屍官スカーペッタが最新の技術を駆使して連続殺人犯を追う「…
官戸 (かんこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 日本中国,前近代の身分呼称。唐代では官庁に隷属する官賤民の一種。官賤民中で太常音声人および雑戸の下,官奴婢の上に位置づけられる。司…
外交官 (がいこうかん) diplomat
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一般には,外交使節(大使,公使)とそのおもな随員をさすが,法令では,外務公務員のうち,主として外交事務に携わる一般職の職員(参事官,一等書…
没官 もっかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人や物品・財産を官に没収すること。律の刑罰の一つで、普通付加刑といわれるが、人については主刑となる。人の場合、謀反(むへん)・大逆を犯した者…
泌尿器官 ひにょうきかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脊椎(せきつい)動物の排泄(はいせつ)(排出)器官の一つ。血液内の廃棄物質や不要物質などを尿にして体外に排出する器官系である。ヒトでは、腎臓(じ…
政務官 せいむかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大臣を助け、特定の政策や企画に携わって政務を処理する国の役職。正式名称は大臣政務官。1999年(平成11)の自民・自由両党の連立合意に基づき、200…
軍務官 ぐんむかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 陸軍省、海軍省の前身で、1868年(慶応4)閏(うるう)4月21日に太政官(だじょうかん)の一官として京都に設置された軍政機関。海軍、陸軍の2局と、築造…
没官 (もっかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 律における刑罰で人身または物品を官に没収すること。(1)人身の没官。謀反・大逆の罪の縁坐として科される刑罰で,その身を官に没収して賤民とする…
官国幣社 かんこくへいしゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 官幣社(かんぺいしゃ)と国幣社(こくへいしゃ)のこと。神社が国家管理下にあった時代、国家により経営され、祭祀(さいし)が行われ、また宮司の任免を…
官寺 かんじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 律令(りつりょう)制下で、堂塔の造営や修理、僧尼の費用が国家から給付され、国家の監督を受ける寺。個人的に建てられた私寺に対する。基本的な性格…
官窯 かんよう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 政治支配者が築いた陶窯。殖産興業を目ざす官窯と、高級な美術性の高い宮廷御器(ぎょき)を焼造する官窯とに大別される。陶業がもっとも進歩した中国…
弁官 べんかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 令制における太政官内の要職。左右の弁官局があり,少納言局と合せて,太政官三局という。太政官内の庶務を取扱い,宣旨,官符などの発布や諸国,諸…
しゅうかん【《周官》】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちゅうかん【中官】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちょうかん【庁官】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんたいじ【官大寺】
- 改訂新版 世界大百科事典
はいかん【稗官】
- 改訂新版 世界大百科事典
登記官 とうきかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 登記所において不動産登記および商業登記に関する事務を取り扱う権限をもつ法務事務官(不動産登記法9,商業登記法4)。もとは登記官吏と呼ばれたが…
司政官 しせいかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 第2次世界大戦中,旧日本陸海軍が占領地の行政を行わせるため,特に設けた軍の文官。占領地は国家として独立するまで原則として作戦軍の軍政下におか…
官稲 かんとう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 奈良,平安時代の官有の稲。地方の財源として,田租を諸国の正倉に収納し,一般に貸付けた。これには恒常・臨時の財源となる正税と,救急にあてる籾…
いんがい‐かん(ヰングヮイクヮン)【員外官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奈良時代、令に規定された員数(正官)以外に補任された官。員外少納言(いんがいのしょうなごん)、員外介(いんがいのすけ)などと呼ばれる…
さい‐かん(‥クヮン)【祭官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 祭事を主宰する人。また、祭事を行なう人の総称。祭主。〔伊呂波字類抄(鎌倉)〕
しゅうむ‐かん(‥クヮン)【宗務官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧制度の文部省の職員。上官の命を受け、宗教の教義・儀式等の調査・研究および宗教に関する団体の指導をつかさどった。
じょ‐かん(ヂョクヮン)【除官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官に任命されること。任官。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔白居易‐除官去未間詩〕
しょく‐かん(‥クヮン)【触官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒しょっかん(触官)
しち‐かん(‥クヮン)【七官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治元年(一八六八)閏四月、八局を改編して同二年七月までの間設置された中央官庁。議政官、行政官、神祇官、会計官、軍務官、刑法官、…
しっ‐かん(‥クヮン)【失官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧制度で、官吏が廃庁や廃官、休職満期の場合などに、その官を失ったことをいう。現在は、会計検査院の検査官が、禁固以上の刑に処せられ…
じ‐かん(‥クヮン)【寺官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 寺院の事務をつかさどる職員。[初出の実例]「日吉社司、延暦寺寺官、都合三十余人」(出典:平家物語(13C前)一)
けっ‐かん(‥クヮン)【闕官・欠官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① その官に任ずべき人の欠けていること。現任者のいない官。闕(けち)。[初出の実例]「殿下仰事之後、闕官文二通入レ筥進之」(出典:後二条…
けんえき‐かん(‥クヮン)【検疫官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 検疫の事務に従事する公務員。検疫官吏。[初出の実例]「やがて検疫官(ケンエキクヮン)両三名、突如として我が船に乗移りぬ」(出典:風俗…
げ‐かん(‥クヮン)【外官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、在京しない官職の総称。国司など。⇔京官。〔令義解(718)〕② 勘合船の経営者の委任を受けて明に渡った商人。[初出の実例]「此…
げ‐かん(‥クヮン)【解官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官職をとくこと。官職を免ずること。解任。免官。[初出の実例]「下考。謂下不レ至二解官一者上」(出典:令義解(718)選叙)「解官(ケくゎ…
げき‐かん(‥クヮン)【劇官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仕事のいそがしい官職。[初出の実例]「即量二劇官一、仍置二員外一」(出典:続日本紀‐天応元年(781)六月戊子朔)
こうとう‐かん(カウトウクヮン)【高等官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧憲法下における官吏等級の一つ。その任免に、天皇の裁可を要するもの。判任官の上位。親任式をもって叙任する親任官と、一等から九等官…
こうしょう‐かん(カウショウクヮン)【考証官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 旧宮内省の諸陵寮に属した職員。皇室の陵墓のことをつかさどる役目の人。現在の陵墓管理官に当たる。② 旧内務省に属した職員。全国の神…
ぎょうけい‐かん(ギャウケイクヮン)【行刑官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 行刑に従事する刑務所の官吏。典獄、看守長、看守の類。
かい‐かん(‥クヮン)【解官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官職を免ずること。また、やめること。げかん。〔文明本節用集(室町中)〕〔耶律楚材‐再用謝飛卿飯韻詩〕
がいこく‐かん(グヮイコククヮン)【外国官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治初年、外交、貿易、領土などを管轄した官庁。慶応四年(一八六八)閏四月、外国事務局の後身として設置。知事は伊達宗城、沢宣嘉(の…
かん‐めい(クヮン‥)【官命】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官府の命令。政府の命令。[初出の実例]「右の波爾杜瓦爾人は、固より官命を受けて日本に訪ね到れるに非ずと雖も」(出典:日本風俗備考(1…
かん‐ろく(クヮン‥)【官祿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官位と俸祿。また、官からもらう祿。[初出の実例]「反りて官祿を衆人(もろびと)に賜ひ、歓喜比(たぐひ)無かりき」(出典:日本霊異記(810…
がいむ‐かん(グヮイムクヮン)【外務官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国家の外交に関する事務を取り扱う役人。[初出の実例]「其国の外務官(グヮイムクヮン)と賢宰相とに在るのみ」(出典:花柳春話(1878‐79)…
かん‐そう(クヮンサウ)【官倉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官の米蔵。諸侯、朝廷、政府、庁署などの米蔵。[初出の実例]「就中、欠二負官倉一、留連不レ付者論レ実是罪人也」(出典:続日本紀‐天平宝…
かん‐ちょう(クヮンチャウ)【官長】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政官または神祇官の長。[初出の実例]「事湏二改正一者、少納言冝下申二官長一、然後更奏印上レ之」(出典:続日本紀‐和銅五年(712)一…
かん‐いん(クヮンヰン)【官韻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文章生の試験で、天皇から題が出るとき、それとともに出される韻。〔江家次第(1111頃)〕
かん‐こく(クヮン‥)【官刻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かんぱん(官版)①[初出の実例]「明律なども叔達に仰付けられ官刻あり」(出典:随筆・蘐園雑話(1751‐72頃))
かん‐ぽん(クヮン‥)【官本】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 国公費で出版した書物。官版の書物。また、公的機関で校訂・編集した本。[初出の実例]「水戸源三品光圀卿、彼本を以て写し給へるを以て…
かん‐しょう(クヮンシャウ)【官商】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 公(おおやけ)の機関に出入りしている商人。御用商人。[初出の実例]「私も一緒に儲ける。サァ爰が官商(クヮンシャウ)の分れ目だ」(出典:…
つかさ‐うま【官馬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷または国の所有の馬。公が徴集する馬。かんば。[初出の実例]「太子の命を奉(うけ)て官馬(ツカサムマ)を求索(こ)はしむ」(出典:日本…
ぬい‐かん(‥クヮン)【内官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ないかん(内官)〔黒本本節用集(室町)〕
せい‐かん(‥クヮン)【星官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 官職を星になぞらえていう語。また、星に百官の名を配したもの。天官。[初出の実例]「星官照暁、徒備二斗柄之員一」(出典:本朝文粋(10…