バルナバ書 バルナバしょ Epistle of Barnabas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 使徒教父の著作中の一書。シナイ版聖書写本中にある。旧約聖書解釈にかかわる神学上の論文で,2世紀前半に書かれた。キリスト教の立場から象徴的解釈…
アルマゲスト Almagest
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アレクサンドリアの天文学者プトレマイオスにより編纂された,天動説による天文学の集大成。全 13巻。2世紀前半に完成し,16世紀に T.ブラーエが精密…
カフルアッザイヤト Kafr az-Zaiyāt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト北部,ガルビーヤ県の主要都市の一つ。県都タンタの西北西約 18km。カイロ-アレクサンドリア間の幹線道路および鉄道沿線にあり,ナイル川下…
ガレノス
- 百科事典マイペディア
- 小アジアのペルガモン生れの医学者。両親はギリシア人。アレクサンドリアで医学を修め,30歳を過ぎたころよりローマに定住し,マルクス・アウレリウ…
シンクレティズム
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] syncretism ) 哲学や宗教で、さまざまな学派や宗派がまじりあって統合されたもの。二世紀および四世紀のアレクサンドリア学派に…
難民選手団
- 共同通信ニュース用語解説
- 国際オリンピック委員会(IOC)が2016年のリオデジャネイロ五輪で初めて特別出場を認めた。リオ五輪では3競技に4カ国出身の10選手が参加。東京五輪で…
ヒルティウス ひるてぃうす Aulus Hirtius (?―前43)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマ、共和政末期の武将、政治家。紀元前43年のコンスル(執政官)。前54年以降カエサルの忠実な部将として、とくに官房長的な役を果たしつつ…
Алекса́ндр
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男1]アレクサンドル(男性名;愛称Са́ня, Са́ша, Шу́ра;卑称Са́шка, Шу́рка)//Алекса́ндр Iアレクサンドル1世(1777‐1825;ロシア皇帝(1801−25)…
アレクサンドラン Alexandrin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1行 12音節で,16世紀以降フランス詩の標準的詩形。名称はこの詩形でアレクサンドロス大王の武勲を歌った『アレクサンドル物語』 (12世紀後半) に由…
カトゥルス かとぅるす Gaius Valerius Catullus (前84ころ―前54ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマ、共和政末期の詩人。ベローナに生まれる。ローマに出て、当時流行のアレクサンドリア派文学理論を信奉する詩人たちの仲間に入る。116編か…
七不思議【ななふしぎ】
- 百科事典マイペディア
- 不思議な現象を七つ取り合わせる趣向。〔日本〕 越後,江戸,信州,遠江(とおとうみ),甲斐,土佐七不思議,親鸞上人の七不思議などという。越後七…
アレクサンドリア Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ合衆国,ルイジアナ州の都市。ミシシッピ川の支流レッド川の南岸に位置する。 19世紀初頭以来河港として栄えた。南北戦争の際には戦火のため…
カルケドン公会議 (カルケドンこうかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単性論派問題の解決のために451年,小アジアのカルケドンKalchēdōnで開かれた公会議。第4回公会議にあたり,皇帝マルキアヌスが招集した。参加主教の…
イプソスの戦い いぷそすのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アレクサンドロス大王の遺領をめぐる後継者(ディアドコイ)戦争の一つ。紀元前301年、小アジアのフリギア地方のイプソスIpsosで、プトレマイオス、…
アレクサンドリア(アメリカ合衆国) あれくさんどりあ Alexandria
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカ合衆国、バージニア州北部の住宅都市。人口12万8283(2000)。ポトマック川を挟んで首都ワシントンに接し、ワシントンの住宅都市となってい…
アレクサンドリア(Alexandria)
- デジタル大辞泉
- エジプト北部、地中海に面する港湾都市。前332年、アレクサンドロス大王がナイル川デルタの北西端に建設。プトレマイオス朝の首都で、東西交易、ヘレ…
コプト美術【コプトびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- 3世紀から9世紀にわたってコプト人が築いた,東方キリスト教美術の一分派であるが,エジプト的伝統とヘレニズム,アレクサンドリア・シリア・初期…
ガウガメラの戦い ガウガメラのたたかい Battle of Gaugamēla
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルベラの戦いとも呼ばれる。前 331年 10月1日に,マケドニアのアレクサンドロス3世 (大王)の率いるヘラス連盟軍とアケメネス朝ペルシアの王ダレイ…
クレメンス(アレクサンドリアのクレメンス) くれめんす Clemens Alexandrīnus, Titus Flavius (150ころ―215以前)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キリスト教史上最初の体系的神学者。おそらくアテネでギリシア系異教徒の子として生まれ、青年時に改宗。各地を遍歴後、あらゆる思想潮流のるつぼア…
ジョルジュ シェアデ Georges Schehadé
- 20世紀西洋人名事典
- 1910 - 1989.1.17 レバノンの詩人,劇作家。 アレクサンドリア生まれ。 パリで遊学中、シュールレアリスムの影響を受け、自由詩を書き始める1938年…
ターン たーん Sir William Woodthrope Tarn (1869―1957)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの歴史家。スコットランドの出身で、多年ケンブリッジ大学教授を務めた。ヘレニズム時代を専門とし、とくにアレクサンドロス大王の研究に一…
アレクサンドリア Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ合衆国,バージニア州北東部,ワシントン D.C.の南,ポトマック川の西岸に位置する都市。 1695年入植。コムギ,タバコなどの貿易港として栄…
ビザンチン哲学 ビザンチンてつがく Byzantine philosophy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ビザンチウム (コンスタンチノープル) を中心にして発展した新プラトン主義を標榜する哲学をいう。6~7世紀頃のビザンチン帝国の自立と,キリスト教…
セウェルス Severus 生没年:465ころ-538
- 改訂新版 世界大百科事典
- アンティオキア総主教。在位512-518年。アレクサンドリア,ベリュトスで研究し,488年に受洗。修道士として禁欲生活を送る。温和なキリスト単性論の…
ソラノス Sōranos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2世紀初めのギリシアの医者。生没年不詳。出身地のエフェソス,後にアレクサンドリアで研鑽し,トラヤヌスとハドリアヌス治下のローマで医療を行った…
ディオドロス(タルソスの) Diodōros 生没年:?-390ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アンティオキア学派の神学者。タルソスTarsos主教(378より)。アリウスの教説を攻撃し,ニカエア派の正統信仰の擁護者とたたえられた(381,第1コン…
オリゲネス Ōrigenēs 生没年:185ころ-254ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 初期キリスト教神学者,聖書注解学者。エジプトのアレクサンドリア生れとされる。キリスト教の教育のほか,異教の哲学,文学の素養を身につけた。202…
アレクサンドル ヴェセロフスキー
- 20世紀西洋人名事典
- ベセロフスキー,アレクサンドルを見よ。
ウェストダンバートンシャー West Dunbartonshire
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリス,スコットランド中西部の単一自治体(カウンシルエリア council area)。行政府所在地ダンバートン。グラスゴーの北西に位置し,クライド川…
ソロモンの知恵 (ソロモンのちえ) Wisdom of Solomon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧約聖書外典中の一書。エジプトのアレクサンドリアのユダヤ人と推測される著者が前1世紀ころ,同胞に先祖伝来の信仰を勧め,異教的文化に対するユダ…
アスクレピアデス(詩人) あすくれぴあです Asklēpiadēs
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアの詩人。サモス島の出身で、紀元前290年ごろに活躍した。アレクサンドリア時代を代表するエピグラム詩人で、とくに恋愛詩に…
アリスタルコス(文献学者) ありすたるこす Aristarchos (前217ころ―前145)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの文献学者。サモトラキに生まれる。アレクサンドリアの図書館長を務めたほか、プトレマイオス7世に教え、大ぜいの優れた弟子を養成した…
アッピアノス あっぴあのす Appianos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ローマ、2世紀のギリシア人歴史家。エジプトのアレクサンドリア出身。出身市の都市官職を務めたのち、ローマ市民権と騎士身分を与え…
ソラノス Sōranos; Soranus of Ephesus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2世紀にアレクサンドリアおよびローマで活躍したギリシア人医師。数多くのすぐれた著作があり,婦人病,妊娠,保育などに示した卓見は,その後 1500…
クレオパトラ7世 クレオパトラななせい Kleopatra VII; Cleopatra VII
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前69[没]前30. アレクサンドリアエジプト,プトレマイオス朝最後の女王。在位前 51~30年。プトレマイオス 12世アウレテスの子。前 51年父より王…
インド誌 (インドし) Indica Indikē
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシアの歴史家,哲学者アリアヌス(アリアノス)がその著作《アレクサンドロスの遠征》に加えた付録。インドの地誌,歴史,およびアレクサンドロ…
ヘルマスの牧者 ヘルマスのぼくしゃ Shepherd of Hermas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 使徒教父の一人とされるヘルマスの著作。『牧者』 Poimēnが書名。2世紀頃ローマの教会で読まれた黙示文学的書で,ヘルマスの死後1世紀ほどは正典同様…
アスクレピアデス Asklēpiadēs; Asclepiades of Bithynia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前124[没]?ギリシアの医者。アレクサンドリアに開業したが,のちにギリシア医学をローマに移した (前 91) 。その医学はガレノスの時代までローマ…
Alessandro
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨固名⸩ 1 アレッサンドロ(男子の名). ▼短縮形 Sandro. 2 アレクサンドロス大王(前356‐323). 3 アレクサンデル(歴代のローマ教皇の名).…
デマデス Dēmadēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前380頃[没]前319古代ギリシア,アテネの雄弁家,外交家。デモステネスの政敵。テーベ破壊後アレクサンドロス3世 (大王) がアテネに対して寛大な…
アレクサンドリア Alexandria
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アレクサンドロス大王が建てたギリシア風の都市の名。数十あった中でエジプトの都市が後世まで重要前331年ナイル川の河口に建設され,プトレマイオス…
ダッビー al-Ḍabbī 生没年:?-1203
- 改訂新版 世界大百科事典
- 12世紀のアンダルスの学者。生涯については不明の点も多い。彼自身の伝記集によれば,イベリア半島南東部のロルカLorca西方の小都市で生まれ,ロルカ…
イソップ
- 百科事典マイペディア
- 動物寓話集《イソップ物語》の作者とされているギリシア人。ギリシア名はアイソポスで,イソップはその英語表記。ヘロドトスによればサモス島の奴隷…
ストラトン Stratōn 生没年:?-前270ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアの哲学者。ランプサコス出身。リュケイオン(ペリパトス学派の学園)においてテオフラストスに学び,師の没後,同学園の学頭を継承した…
ソクラテス Sōkratēs 生没年:380ころ-450
- 改訂新版 世界大百科事典
- キリスト教の教会史家。コンスタンティノープル出身。エウセビオスの著作を受け継ぐ形で,《教会史》7巻をギリシア語で著し,ディオクレティアヌス帝…
あれくさんどりあし【アレクサンドリア詩】
- 改訂新版 世界大百科事典
ポートランドの壺 ポートランドのつぼ Portland Vase
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ローマ時代のカメオ・ガラスの代表作。紺地に乳白色不透明のガラスをかぶせて,ギリシア神話のペレウスとテティスの物語をカメオ風に浮彫にした両耳…
ジョルジュ ムスタキ Georges Moustaki
- 20世紀西洋人名事典
- 1934.5.3 - フランスのシャンソン歌手,作詞,作曲家。 アレクサンドリア(エジプト)生まれ。 本名ヨセフ ムスタッチ。 1952年パリに移住。’57年ピア…
コリンナ Korinna
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアの女流抒情詩人。生没年不詳。ボイオティア方言色を交えた作詩断片が数編伝存する。生時は前5世紀初めともまたヘレニズム時代ともいわれ…
問答学校 もんどうがっこう catechetical school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2~4世紀頃を最盛期として,エジプトのアレクサンドリアを中心に普及したキリスト教会の教育機関。純宗教教育を目的としたカテクメートと異なり,異…