ソープレス‐ソープ(soapless soap)
- デジタル大辞泉
- 油脂を原料とする石鹸せっけん以外の、表面活性剤。合成洗剤、特にアルキルベンゼンスルホン酸塩(ABS)をさす。
そすい‐き【疎水基】
- デジタル大辞泉
- 水となじみにくい原子団。アルキル基・フェニル基などで、ベンゼンなどに親和性をもつので親油基ともいう。→親水基
アゾ化合物 アゾカゴウブツ azo compound
- 化学辞典 第2版
- アゾ基-N=N-が炭素原子と結合している有機化合物RN=NR′(R,R′は炭化水素基)をいう.重要なアゾ化合物はアゾ基に2個の芳香族原子団が結合したもので,…
アミリン アミリン amyrin
- 化学辞典 第2版
- C30H50O(426.72).アミレノール(amyrenol)ともいう.ウルサン骨格をもつ五環式トリテルペンアルコールのα-アミリンと,オレアナン骨格をもつβ-アミリ…
エー‐ビー‐エス【ABS】[alkyl benzene sulfonate]
- デジタル大辞泉
- 《alkyl benzene sulfonate》アルキルベンゼンスルホン酸。石油系合成洗剤の主成分となる。
非電解質【ひでんかいしつ】
- 百科事典マイペディア
- 溶液中でイオンに解離しない物質。電解質の対。砂糖,アルコール,ベンゼンなど多くの有機化合物は非電解質である。
チオフェノール thiophenol
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンゼン環にメルカプト基-SHが置換した化合物で,ベンゼンチオールbenzenethiol,フェニルメルカプタンphenylmercaptanともいう。フェノールC6H5OH…
アムン‐だいしんでん【アムン大神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Precinct of Amun-Re》⇒アモン大神殿
むきょくせい‐えきたい【無極性液体】
- デジタル大辞泉
- 無極性分子からなる液体。ベンゼン、四塩化炭素などがある。水にはごくわずかしか溶けない。非極性液体。⇔有極性液体。
チオフェノール ちおふぇのーる thiophenol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族チオール(メルカプタン)を代表する化合物。ベンゼンチオール、フェニルメルカプタンともいう。フェノールの酸素原子のかわりに硫黄(いおう)…
ベンゼンスルホン酸 ベンゼンスルホンサン benzenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- C6H6O3S(158.19).C6H5SO3H.ベンゼンを硫酸でスルホン化すると得られる.二水和物は葉状結晶.融点43~44 ℃.無水和物は融点65~66 ℃.pKa -2.7.…
ヨードベンゼン よーどべんぜん iodobenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機ハロゲン化物の一つ。芳香をもつ無色の液体で、有機溶媒に易溶、水に難溶、露光するとヨウ素を遊離する。ベンゼンにヨウ素またはヨウ化硫黄(いお…
2,4-ジニトロフェニルヒドラジン ジニトロフェニルヒドラジン 2,4-dinitrophenylhydrazine
- 化学辞典 第2版
- C6H6N4O4(198.14).2,4-ジニトロクロロベンゼンとヒドラジンとをエタノール中でアルカリ存在下に縮合させると得られる.赤色の結晶.融点194 ℃.エタ…
パラ(para)
- デジタル大辞泉
- 《反対側に、越えて、の意のギリシャ語から》ベンゼン環で、二つの置換基の位置が一位とその反対側の四位とにあること。→オルト →メタ
ベンゾフェノン ベンゾフェノン benzophenone
- 化学辞典 第2版
- diphenyl ketone.C13H10O(182.22).C6H5COC6H5.ベンゾイルベンゼンともいう.ベンゼンと塩化ベンゾイル,あるいはベンゼン2分子とホスゲン1分子と…
ジベンゼンクロム dibenzenechromium
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式[Cr(C6H6)2]。酸化数0のクロム原子に二つのベンゼン分子が平行にπ電子で配位したπ錯体で,サンドイッチ化合物の典型である(図)。1955年…
芳香族アルデヒド
- 栄養・生化学辞典
- ベンゼン核をもつアルデヒドで,ベンズアルデヒド,ケイ皮アルデヒドなどがある.食品の香り成分となっている芳香をもつものが多い.
トリル トリル tolyl
- 化学辞典 第2版
- トルエンのベンゼン環のH原子1個を除いた基CH3C6H4-の名称.除いたH原子の位置により,o-,m-,p-トリルの3種類がある.
電荷移動錯体 デンカイドウサクタイ charge-transfer complex
- 化学辞典 第2版
- 電子移動錯体ともいう.電子供与体Dから電子受容体Aに電子が移動して結合が生じた状態(電荷移動状態D+- A-)と,非結合状態D…Aとの共鳴により安定…
トルエン toluene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族炭化水素の一つ。トルオールtoluol(e),メチルベンゼンともいう。1835年ごろに天然樹脂トルーバルサムtolu balsamの乾留物から発見されたの…
アントラキノン あんとらきのん anthraquinone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広くはアントラセンから誘導されるキノンをいうが、通常は9,10-アントラキノンをさす。黄色結晶。誘導体としてはアリザリンなどが知られていて、アカ…
脱アルキル ダツアルキル dealkylation
- 化学辞典 第2版
- 有機化合物中のアルキル基がもとの分子から脱離する反応をいう.エチルシクロヘキサンを例にとると,脱離には(1)のように水素添加分解が起こる場合と…
ぜんぜん【蠕蠕】
- デジタル大辞泉
- 柔然じゅうぜんの異称。
ぜん‐ぜん【×冉×冉】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]しだいに進んでいくさま。また、徐々に侵していくさま。「白雲の自然に岫しゅうを出でて―たる如き心持ちで一局を了し…
コールタール‐せんりょう〔‐センレウ〕【コールタール染料】
- デジタル大辞泉
- コールタールを蒸留して得られるベンゼン・ナフタリン・アントラセンなどを原料として合成する染料。合成染料の大部分を占める。
アニリン あにりん aniline
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な芳香族アミン。アミノベンゼン、フェニルアミンともいう。特有のにおいをもつ無色の液体。ベンゼンと並んで有機化学および化学工業上もっと…
ぜんぜん‐じつ【前前日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 前日のひとつ前の日。[初出の実例]「安全と夢みたりし其前々日(ゼンゼンジツ)より大事は早くも破れ居たりしことを覚りぬ」(出典:妾の半…
ブンゼンとう【ブンゼン灯】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a Bunsen burner
メケル‐バーナー(Meker burner)
- デジタル大辞泉
- ブンゼンバーナーを改良したガス燃焼装置。火口が広く格子状になっており、一様な高温の炎が得られる。ドイツの化学者G=メケルが考案。
フェニル‐き【フェニル基】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( フェニルは[英語] phenyl ) ベンゼン分子から水素原子一個をとり除いてできる基。化学式は C6H5 ‐
オルト‐ベンゾキノン(ortho-benzoquinone)
- デジタル大辞泉
- ベンゾキノンの異性体の一つ。不揮発性の赤色結晶で、ベンゼンやアセトンなどに溶ける。O-ベンゾキノン。→パラベンゾキノン
ジュレン durene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C10H14 。1,2,4,5-テトラメチルベンゼンのこと。融点 80℃,沸点 191~193℃の昇華性固体。
グレーベ ぐれーべ Karl James Peter Graebe (1841―1927)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの有機化学者。フランクフルト・アム・マインの富裕な商家に生まれる。ハイデルベルク大学を卒業したのち、コルベに学び、ブンゼンの助手を経…
イェンゼン
- 百科事典マイペディア
- ドイツの物理学者。ハンブルク大学を出て,1949年ハイデルベルク大学教授。イオン結晶,高圧物理学から原子核構造の研究に移り,M.G.メーヤーと独立…
イェンゼン
- ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)
- ケーニヒスベルク生まれ。リストの元でピアノを学んだこともあり、作曲家、ピアノ奏者、教育者としてドイツを中心に生涯を過ごした。シューマンに影…
イェンゼン Jensen, Johannes Hans Daniel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1907.6.25. ハンブルク[没]1973.2.11. ハイデルベルクドイツの理論物理学者。ハンブルク大学,フライブルク大学に学び,ハノーバー工科大学教授 …
フェニルヒドラジン フェニルヒドラジン phenylhydrazine
- 化学辞典 第2版
- C6H8N2(108.14).C6H5NHNH2.ヒドラジノベンゼンともいう.ベンゼンジアゾニウム塩を亜硫酸塩あるいは塩化スズ(Ⅱ)などで還元すると得られる.融点23 …
マッケンゼン
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1845年12月6日ドイツの軍人1945年没
はっぽう‐ざい〔ハツパウ‐〕【発泡剤】
- デジタル大辞泉
- 1 製品中に泡を作るのに用いる物質。二酸化炭素を出す炭酸水素ナトリウム、窒素を出すジアゾアミノベンゼンなど。2 「発泡薬やく」に同じ。
フォルランダー則【Vorlander rule】
- 法則の辞典
- ベンゼン環の第一置換基が不飽和原子価をもつときは,この置換基はメタ配向性となる.もし飽和原子価をもつならばオルト‐パラ配向性となる.
さんか‐えん〔サンクワ‐〕【酸化炎/酸化×焔】
- デジタル大辞泉
- 酸素の供給が十分で、燃焼生成物の二酸化炭素や水蒸気のほかに高温の酸素を含み、酸化性がある炎ほのお。ブンゼンバーナーの外炎など。
ニトロ‐ベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] nitrobenzene ) ベンゼンのニトロ化合物。化学式 C6H5NO2 無色、特異な香気のある液体。ベンゼンを硫酸と硝酸の混酸で処理して…
ハルメンゼン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イェンゼン(Hans Daniel Jensen)
- デジタル大辞泉
- [1907~1973]ドイツの物理学者。原子核の殻構造を研究し、光核反応の分野にも貢献。1963年、M=G=メーヤーとともにノーベル物理学賞受賞。
―ブンゼン灯 ブンゼンとう
- 日中辞典 第3版
- 本生灯běnshēngdēng.
パラ‐キシレン(para-xylene)
- デジタル大辞泉
- キシレンの異性体。ポリエステル繊維やPET樹脂などの原料となるテレフタル酸の原料として用いられる。1,4-ジメチルベンゼン。p-キシレン。PX。
ピリジン(pyridine)
- デジタル大辞泉
- 複素環式化合物の一。ベンゼンの炭素原子1個を窒素で置き換えた構造をし、特異臭をもつ無色の液体。塗料などの溶剤や合成原料として重要。化学式C5H5N
ケクレ(Friedrich August Kekulé von Stradonitz)
- デジタル大辞泉
- [1829~1896]ドイツの化学者。原子価論を発表。また、ベンゼンの環状構造式を解明するなど、有機化学の飛躍的発達を促した。
as・trin・gen・te, [as.triŋ.xén.te]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 収斂(しゅうれん)性のある.2 秘結性のある,便秘を起こさせる.3 渋い.━[男] 〖医〗 収斂剤;アストリンゼン.
バーナー 英 burner
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘機〙bruciatore(男),becco(男)[複-chi] (a gas) ¶ブンゼンバーナー|becco Bunsen