「アタナシウス派」の検索結果

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ジギスムント[ブルグンド] Sigismund of Burgundy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]524ゲルマン混成部族のブルグンド王 (在位 516~524) 。グンドバドの子。アリウス派信徒のブルグンド人と正統のアタナシウス派キリスト教徒…

アタナシウス‐は【アタナシウス派】

精選版 日本国語大辞典
〘名〙 アタナシウスの教義を奉じたキリスト教の一派。三二五年、ニカイア公会議で承認され、カトリック教の基礎教義として確立された。

アタナシウス派(アタナシウスは)

山川 世界史小辞典 改訂新版
アタナシウスの説を奉ずるキリスト教の正統派。ニケア教会会議で父なる神と子なるキリストとの同質を主張して,キリストを父なる神の被造物とするア…

ユリウス1世 ユリウスいっせい Julius I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?. ローマ[没]352.4.12.ローマ出身の第35代教皇(在位 337~352)。聖人。正統信仰とニカイア信条の支持者の筆頭として,キリストは人間であり神…

リベリウス Liberius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]366.9.24. ローマ教皇 (在位 352~366) 。アリウス派の再興勢力に対してニカイア公会議の精神の保持に尽力。アタナシウスを守るため皇帝コ…

ルチフェル Lucifer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]370頃サルジニアのカリアリ司教。アリウス主義に激しく反対し,反アリウス派のアタナシウスを支持。 355年のミラノ教会会議でアタナシウス…

クロティルダ Clotilda; Chrotechildis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]475頃[没]545.6.3. ツールメロビング朝時代のフランク王妃。ブルグンド王グンドバドの姪。アリウス派のシルペリク王の娘。王室紛争で両親をグン…

アポリナリウス Apollinarius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]310頃[没]390頃ラオデキアの司教。神学者。アタナシウスと親交がありアリウス派に反対,アポリナリウス説を唱える。コンスタンチノープル公会議 …

Ath・a・na・sius /θənéiʃəs/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]聖アタナシウス(◇Saint Athanasius,296?-373;アレクサンドリア司教;アリウス派に反対).Athanasian/θənéiʒən | -ʃən/[形]

ニカイア(〈ギリシャ〉Nikaia)

デジタル大辞泉
小アジアの北西部にあった古代都市。325年、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教会最初の公会議を召集し、三位一体説をとるアタナシウス派…

ニケーア公会議 ニケーアこうかいぎ Concilium Nicaenum

旺文社世界史事典 三訂版
小アジアのニケーア(ニカイア)で開催された宗教会議。325年と787年に開かれた【第1回会議】325年コンスタンティヌス1世が召集。313年のミラノ勅…

Atanàsio

伊和中辞典 2版
[名](男)⸨固名⸩聖アタナシウス(295頃‐373;アレクサンドリアの司教). ▼アリウス派に対して, 父なる神と子たるキリストの本質的同一性を唱えた聖人.…

クロービス1世 クロービスいっせい Clovis I; Chlodwig I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]466頃.ツルネイ[没]511.11.27. ルテチア初代のフランク王 (在位 481~511) 。父ヒルデリヒ1世を継ぎ,領土拡大に努力。ローマのガリア総督シアグ…

アタナシウス派 アタナシウスは Athanasius

旺文社世界史事典 三訂版
アレクサンドリアの司教アタナシウス(295〜373)の説を信奉するキリスト教の一派イエスの神性を重んじ,イエスの人間性を主張するアリウス派と対立…

アタナシウス

精選版 日本国語大辞典
(Athanasius) 初期キリスト教会の教父。アレクサンドリアの司教。ニカイア公会議でキリストが神そのものではないとするアリウスに対して三位一体説を…

アリウス派(アリウスは)

山川 世界史小辞典 改訂新版
アリウスとその追随者をも含めた古代キリスト教の異端派。アタナシウス派と対立し,キリストの人性を主張し,三位一体説を退けた。ニケア教会会議で…

グンドバド Gundobad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]474[没]516ブルグンド王 (在位 473~516) 。ゴンディオクの次男。初め兄弟3人でブルグンドを分治。 491年兄弟を殺してビエンヌを都とし単独支配…

アリウス派 アリウスは Arius

旺文社世界史事典 三訂版
キリスト教の異端の一派アレクサンドリアの司教アリウス(256 (ごろ) 〜336)の説で,キリストは父なる神につくられたもので,神と同質ではないとし…

ウァレンス Valens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]328頃[没]378.8.9.ローマ皇帝 (在位 364~378) 。兄のウァレンチニアヌス1世と共治。東方を支配。プロコビウスの反乱を鎮圧,西ゴート,ササン朝…

エウセビオス[ニコメディア] Eusebios of Nicomedia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]342頃4世紀初頭のアリウス派の神学者,教会政治家。ニコメディアの司教。アンチオキアのルキアノスの弟子。父 (神) とキリスト (子) は同質…

メレチウス Meletius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]381アンチオキアの司教。聖人。アルメニア地方の出身と思われる。アンチオキアの司教に任じられたが,アリウス派のローマ皇帝コンスタンチ…

キルヒャー

精選版 日本国語大辞典
(Athanasius Kircher アタナシウス━) ドイツのイエズス会士、科学者。磁力、火山に関する研究を行ない、幻灯の発明者ともいわれる。(一六〇一‐八〇)

アリウス派 アリウスは Arianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アレクサンドリアの司祭アリウスが唱えた異端説を奉じる一派。アリウスは三位一体説において,子は世界創造以前に父からみずからの存在を直接に受け…

テオドシウス(1世) TheodosiusⅠ

旺文社世界史事典 三訂版
346〜395古代ローマ皇帝(在位379〜395)。大帝ともいうゴート人を討ち,ディオクレティアヌス帝以来分割支配されていたローマを再統一した(394)。…

フルメンチウス Frumentius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
4世紀のシリア人,エチオピアのキリスト教会創立者。兄弟のエデシウス Aedesiusとともにエチオピア人にさらわれたが,のちに王子の傅育官をつとめ,…

クローヴィス Clovis

旺文社世界史事典 三訂版
465〜511フランク王(在位481〜511)。フランク王国メロヴィング朝の創建者486年フランク族を統一。496年妻の影響でランス司教から洗礼を受け,多数…

ヒラリウス[ポアティエ] Hilarius(Hilary) of Poitiers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]315頃.ポアティエ[没]367. ポアティエラテン教父。聖人。教会博士。新プラトン主義から改宗。 353年頃生地の司教となり,正統派の先頭に立ってア…

ニケア教会会議(ニケアきょうかいかいぎ) Nicaea

山川 世界史小辞典 改訂新版
小アジアのニケアで開かれたキリスト教会の公会議。(1)第1回(325年)コンスタンティヌス大帝によって召集され,主としてアリウス論争を議したが,アリ…

エウセビオス[ウェルツェリ] Eusebios of Vercelli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]283頃.サルジニア[没]371頃ウェルツェリの最初の司教。聖人。反アリウス主義者。西方に修道院生活を導入した。ミラノ教会会議 (355) でアタナシ…

メロヴィング朝 メロヴィングちょう Merowinger

旺文社世界史事典 三訂版
481〜751フランク王国最初の王朝その名はゲルマン人の一派サリ族の長メローヴィスに由来。5世紀後半,クローヴィスがガリア全域を支配するフランク…

アントニウス[エジプト] Antonius of Egypt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]250頃.エジプト,コマ[没]355.1.17.聖人。 20歳の頃家族と別れて隠棲生活を始め,約 20年間ナイル川流域の山中に住む。 305年頃隠修士院の制度を…

アタナシウス

小学館 和伊中辞典 2版
Atana̱ṣio di Alessa̱ndria(男)(295頃‐373;アレクサンドリアの司教)

メギスティ‐ラブラ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【メギスティラブラ修道院】

デジタル大辞泉
《Moni Megistis Lavras/Μονή Μεγιστης Λαύρας》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。10世紀に修道士アタナシ…

アタナシウス信条 アタナシウスしんじょう Symbolum Athanasianum (Quincunque)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代末期より用いられているカトリックの信条。中世以来アタナシウスの名が付せられているが,ラテン語を使用していることや内容から,著者は彼では…

アタナシオス Athanasios 生没年:296ころ-373

改訂新版 世界大百科事典
アリウス派と終生戦い,ニカエア信条を守ったアレクサンドリア主教(328-373)。若くしてアレクサンドリア主教アレクサンドロスの秘書となり,ニカエ…

ベルタ Berta(Bertrada)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]560頃[没]616頃メロビング朝時代のフランク王国の分国パリ王カリベルト (カリベール) 1世の娘。ケント王アゼルベルトと結婚。熱心な正統 (アタナ…

アタナシオス

百科事典マイペディア
古代キリスト教会の教父,神学者。聖人,アレクサンドリア主教(328年―373年)。ニカエア公会議以後も反アリウス派闘争に邁進(まいしん)し,三位一体…

アタナシウス(Athanasius)

デジタル大辞泉
[298ころ~373]初期キリスト教の教父。アレクサンドリアの司教。325年のニカイア公会議で、アリウス派を論駁ろんばく。三位一体説を主張し、正統派…

アリウス主義 ありうすしゅぎ Arianism

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代のキリスト教異端説で、その主唱者アリウスにちなんでこうよばれる。ギリシア哲学の思弁にのっとって、神の唯一絶対性を強調した。したがってイ…

しん‐じょう〔‐デウ〕【信条】

デジタル大辞泉
1 堅く信じて守っている事柄。「独立自尊が私の信条だ」2 信仰の箇条。教義。「信条を守る」3 キリスト教会において、その信仰告白を基準化したも…

キリスト教(キリストきょう) Christianity[英],Christentum[ドイツ],christianisme[フランス]

山川 世界史小辞典 改訂新版
イエス・キリストの人格と教えを中心とする宗教。イエスは十字架の刑に処せられたが,3日目に復活し,彼をメシアすなわちキリストとする信仰が生まれ…

アリウス ありうす Arius (250ころ―336ころ)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代キリスト教の異端者。おそらくリビアに生まれ、アンティオキアで学び、アレクサンドリアで牧職についた。彼の神学的立場は教会内に分裂をもたら…

アタナシウス Athanasius, Magnus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]293頃.アレクサンドリア[没]373.5.2. アレクサンドリアニカイア公会議 (325) 時代の教父,聖人,教会博士。当時キリスト教会を2分したアリウス派…

アタナシウス あたなしうす Athanasius (295ころ―373)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代キリスト教会の教父。アレクサンドリアの司教。聖人。325年ニカイア公会議には助祭として司教アレクサンドロスAlexandros(250ころ―328)に随行…

アタナシウス Athanasius Magnus

山川 世界史小辞典 改訂新版
295?~373古代キリスト教の教父。アレクサンドリア教会の執事としてニケア教会会議に司教アレクサンドロスを助けて活躍し,名声をあげた。328年司教…

アトス‐さん【アトス山】

デジタル大辞泉
《Athos》ギリシャ北部、ハルキディキ半島の最先端にある山。標高は2033メートルで、東方正教会の聖地。周辺地域には7世紀頃から修道士たちが住み始…

ヒラリウス(ポアティエの) Hilarius 生没年:315ころ-367

改訂新版 世界大百科事典
西方教会の教父。ガリアのポアティエに生まれ,はじめ哲学を志したが,キリスト教に回心して,この地の司教となった(350ころ)。アリウス派論争に加…

コンスタンティヌス(1世) Gaius Flavius Valerius ConstantinusⅠ

旺文社世界史事典 三訂版
274ごろ〜337 古代ローマ皇帝(在位306〜337)軍隊により帝国4分統治制の副帝に推され,312年に西の正帝となる。323年東の正帝リキニウス帝を倒し…

コンスタンティウス(2世) こんすたんてぃうす Flavius Julius Constantius Ⅱ (317―361)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ローマ皇帝(在位337~361)。コンスタンティヌス大帝の三男。父帝の死後、次兄コンスタンティヌス2世、弟コンスタンスと帝国を三分して東方諸州を統…

ディオニュシオス[アレクサンドリア] Dionysios; Dionysius of Alexandria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]200[没]265頃アレクサンドリアの司教,聖人,大ディオニュシオスといわれる。キリスト教に改宗しオリゲネスについて学ぶ。 231~232年アレクサン…

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