デジタル大辞泉
「家島諸島」の意味・読み・例文・類語
いえしま‐しょとう〔いへしまシヨタウ〕【家島諸島】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
家島諸島
いえしましょとう
瀬戸内海東部,播磨灘にある大小四十余の島群。本州と四国との間が陥没して播磨灘ができたとき海没を免れてできたもので,小豆島の北東に位置する。古くは「えじま」と呼ばれた瀬戸内海航路の要衝。中世は海賊の根拠地。諸島中最大の島は西島で,最高点 276m。流紋岩からなる。人口の約6割を占める家島本島は最高点 140mで秩父古生層の粘板岩。男鹿島 (たんがじま) は最高点 220mで花崗岩,坊勢島は最高点 102mで流紋岩からなる。他は無人島を含む小さな島で,全島が兵庫県姫路市に属する。かつては石材切り出しで知られたが,現在は養殖と観光漁業が産業の中心。一帯は瀬戸内海国立公園に属する。面積 20.27km2。人口 8978 (2000) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
家島諸島【いえしましょとう】
兵庫県南部の播磨(はりま)灘にある諸島。〈えじま〉ともいう。大小40余の島からなり,姫路市に属する。家島,男鹿(たんか)島,坊勢(ぼうぜ)島,西島が主要島で,花コウ岩の基盤を石英粗面岩がおおい,岩石海岸が発達。かつては水軍根拠地,内海航路の要衝であった。
→関連項目家島[町]|播磨灘|姫路[市]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報