デジタル大辞泉
「局面」の意味・読み・例文・類語
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きょく‐めん【局面】
〘名〙
①
囲碁や将棋の盤面。また、そこで争われる勝負の形勢。
※
吾輩は猫である(1905‐06)〈
夏目漱石〉一一「人間の
嗜好が、局面にあらはれるものとすれば、窮屈なる
碁石の
運命はせせこましい人間の
性質を代表して居ると云っても
差支ない」
② 物事のなりゆき。形勢。情勢。〔日誌必用御布令字引(1868)〕
※或る女(1919)〈
有島武郎〉後「新しい局面を二人の間に開いて行くにも」
※
真善美日本人(1891)〈
三宅雪嶺〉国民論派〈
陸実〉「国民論派は、〈略〉政治一方の局面に向って運行するものにはあらず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「局面」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報