デジタル大辞泉
「貝の口」の意味・読み・例文・類語
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かい【貝】 の 口(くち)
① 男の帯の結び方。角帯の
一端を二つ折りにし、他の一端を内側に折り返して結ぶ。一二、三歳の
少女も結ぶことがあったが、おもに
商人の間で行なわれた。結んだ形が貝の合わさったのに似ているところからいう。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
貝の口【かいのくち】
帯の結び方の一種。片方の端を折り返し,もう一方と真結びに結ぶ。折り目が2枚重なって貝の口に似るのでこの名がある。男の角帯の結び方だが,女性でもふだん着や羽織下,浴衣(ゆかた)に結ぶことがある。
→関連項目帯|角帯
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