フランスの哲学者、医学者。詩人として出発したが、啓蒙(けいもう)思想の影響を受けて、医学と哲学に志す。百科全書派で革命家のミラボーやコンドルセの友人で、フランス革命にも深く関与した。パリ大学医学部教授。イデオロジスト(観念学派)の代表者で、コンディヤックの感覚論を生理学的に発展させた。主著『人間の肉体と精神との関係』(1802)は、夢や精神病などを例にしながら、人間の意識が脳髄の作用に還元されることを臨床的に明らかにしようとした。その生理学的心理学の思想は、作家のスタンダールなど同時代の知識人に大きな影響を与えた。
[香川知晶]
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フランスの哲学者,医学者,心理学者で,パリ大学医学部教授(衛生学,内科学)。ナポレオンの権力奪取を助けたが,のち彼と敵対した。イデオロジスト(観念学派)に属し,主著《身体と精神との関係》(1802)において,精神的事象は身体の生理的事象との関連において解明されるべきであると主張し,生理的心理学の創始者のひとりとなった。作家スタンダールに影響を与えた。
執筆者:中川 久定
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