デジタル大辞泉
「ガルダ湖」の意味・読み・例文・類語
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ガルダ‐こ【ガルダ湖】
- ( ガルダはGarda ) イタリアの北部にある湖。氷河の堆石による堰止(せきとめ)湖。湖面標高六五メートル、最深三四六メートル、面積三七〇平方キロメートル。湖岸にはブドウ、オリーブなどの果樹園が多い。風光美で知られる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ガルダ[湖]
Lago di Garda
イタリア北部にあるイタリア最大の湖。面積370km2,周囲155km,最深346m。北をアルプスにさえぎられて,地中海式気候のため,周辺はかんきつ類,ブドウの産地,夏の保養地として知られる。南岸のシルミオーネに古代ローマ人の別荘の廃墟がある。西岸中央部のサロは1943年,ナチス・ドイツの保護下,ムッソリーニのイタリア社会共和国の本部がおかれた町である。
執筆者:町田 亘
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ガルダ湖
がるだこ
Lago di Garda
イタリア北部の湖。西岸はロンバルディア州、東岸はベネト州、北岸はトレンティーノ・アルト・アディジェ州に属し、同国最大の面積(370平方キロメートル)をもつ。別称ベナーコBenaco湖。最大深度346メートル、長さ51.6キロメートル。北部では2000メートル前後の高い山々に挟まれ細長く延びているが、南部では最大幅17キロメートルと広くなっている。サルカ川の水を受けて、ミンチョ川から排水する。湖岸ではぶどう酒の生産のほか、機械、衣料、食品工業がみられるが、もっとも重要な収入源は、温暖な気候と景観の美しさを生かした観光業である。西岸には、第二次世界大戦末期にムッソリーニの最後の拠点となったサロの町がある。
[堺 憲一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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