さあっと(読み)サアット

デジタル大辞泉 「さあっと」の意味・読み・例文・類語

さあっ‐と

[副]瞬間的に、または軽やかに物事が行われるさま。「風がさあっと吹く」「車がさあっと通り過ぎる」
[類語]さっとちゃちゃとちゃちゃっと速やか速い素早いすばしこい手早いはしこいさっさとっとと急ピッチ敏速迅速敏活敏捷クイックスピーディーハイペース目にもとまらぬぐんぐんどんどんすらすら見る見るめきめき見る間にとんとんぐいぐいどしどしずんずん

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精選版 日本国語大辞典 「さあっと」の意味・読み・例文・類語

さあっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 瞬間的に風が吹き過ぎていくさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「往来へ出て、サーッと、冷たい風に吹かれると、五百助は、初めて、人心地がついた」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉乱世)
  3. 動作が軽やかに、素早く行なわれるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「傍らの友は、こんな非国民の新聞なんて、怪しからん、といって、さあっと破ってしまった」(出典:二つの町(1946)〈荒正人〉)

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