すらすら(読み)スラスラ

デジタル大辞泉 「すらすら」の意味・読み・例文・類語

すら‐すら

[副]物事が滞りなくなめらかに進行するさま。「そらすらすら(と)言う」「話がすらすら(と)まとまる」
[類語]ずいとぐいとぐんぐんどんどん見る見るめきめき見る間にとんとんぐいぐいどしどしずんずんさっとさっさとっととはかばかしい円滑スムーズすいすいとんとん拍子着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くはかどる電光石火あっと言う間間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早波に乗る易しい簡単平易平たい容易たやす容易造作ない苦もなくわけがない安易軽易簡明平明やすやす事も無げ楽楽らくらくらくちん軽軽かるがる難無く手もなく手軽てがる手っ取り早い易いわけない朝飯前お茶の子さいさい河童かっぱ楽勝赤子の手をひね棚から牡丹餅ぼたもちむざむざ無造作見す見すまんまと物ともせずすんなりちょいちょいちょちょいのちょいあっさりお茶の子たなごころを返す軽い手軽いお手の物労せずして生易しいちょろい悠悠くみし易いイージー卑近平俗簡易何でもない何の事はないあっけない世話がないお安い安直甘い滑らか簡便手慣れる

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精選版 日本国語大辞典 「すらすら」の意味・読み・例文・類語

すら‐すら

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 滞りなく、なめらかに言語、動作、また、物事が進行するさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「唐詩人の妙なるは、〈略〉いかに故事を多く用とも更にこせりめかず、すらすらとして用事の詩ともみえぬ、此皆妙なる者也」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
    2. 「ホ句は頭よりすらすらと謂くだし来るを上品とす」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修行)
  3. 滞ったりすることなく順調であるために、気持がすがすがしく、晴れやかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「心にかくれなく、すらすらとしたる風情、中の心也」(出典:景感道(1504‐21))
  4. 障害物がなく、すべるようになめらかなさまを表わす語。〔交隣須知(18C中か)〕

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