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ざます ザマス

デジタル大辞泉の解説

ざます[助動]

[助動][ざませ・ざましょ|ざまし|ざます|ざます|○|○]名詞、または名詞に準じる語に付く。丁寧に断定する意を表す。…でございます。…です。→ざあます
「私(わちき)やあ、こんなおみくじは嫌ひざます」〈人・梅児誉美・六〉
[補説]「ざます」(動詞、助動詞とも)は、「ざんす」の音変化とも、または、「でござります」の音変化ともいう。江戸後期、主として、江戸吉原で用いられた遊里語。現在も女性語として用いられることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ざます

( 動サ特活 )
〔「ざんす」の転。江戸の遊里語〕
補助動詞として用いる。「ある」の意の丁寧語。であります。でございます。 「私わちきや泣いて嬉しう-・したよ/人情本・梅美婦禰 5」 〔活用は動詞「ざんす」に同じ〕

ざます

( 助動 ) ( ざませ ・ざまし ・ざます ・○ ・○ ・○ )
〔江戸の遊里語〕
体言およびそれに準ずる語に付く。「だ」の意の丁寧語。です。でございます。 「おやきつい事ざますね/人情本・閑情末摘花」 〔明治以降も、東京山の手の女性語として用いられることがある〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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