ジェローム
- ( Jerome Klapka Jerome ジェローム=クラプカ━ ) イギリスの小説家、劇作家。「閑人閑話」「ボートの三人男」などのユーモア小説が有名。ジャーナリストとしても活躍した。(一八五九‐一九二七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ジェローム
Jean-Léon Gérôme
生没年:1824-1904
フランスのアカデミスムの代表的画家。フランス東部,オート・ソーヌ県ブズールVesoulに生まれる。17歳でドラローシュのアトリエに入り,師に才能を評価される。1847年のサロン(官展)の《闘鶏》で名声を確立し,古代に主題をとる新古典主義の正統の後継者として,のちにエコール・デ・ボザール(国立美術学校)教授,アカデミー会員,サロン審査員などの要職についたため,写実主義や印象派と真っ向から対立した。長い中近東生活で身につけた鮮やかな色彩と,冷たく理想化された仕上げとで人気は高かったが,ときに旧弊に陥った。日本人では山本芳翠などが師事した。
執筆者:馬渕 明子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ジェローム
Jerome, Jerome Klapka
[生]1859.5.2. スタフォードシャー,ウォルソール
[没]1927.6.14. ノーサンプトン
イギリスのユーモア作家。とげのない穏やかな作風によって人気を博した。『ボートの三人男』 Three Men in a Boat (1889) ,『無精者のむだ話』 Idle Thoughts of an Idle Fellow (89) など。喜劇の作もある。
ジェローム
Gérome, Jean Léon
[生]1824.5.11. ブスール
[没]1904.1.10. パリ
フランスの画家,彫刻家。 19世紀フランスのアカデミックな作家。 P.ドラローシュの弟子で,アングル風なデッサンが特徴。 1863年エコール・デ・ボザールの教師となる。代表作は絵画『闘鶏』 (1847) ,彫刻『ベローヌ』など。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のジェロームの言及
【ヒエロニムス】より
…聖書学者,聖人。英名ジェロームJerome。《[ウルガタ]》版ラテン語聖書の翻訳者。…
※「ジェローム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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