デジタル大辞泉 「すんすん」の意味・読み・例文・類語 すん‐すん [副]1 物事が滞りなく進むさま。ずんずん。「桜―伸びゆけり」〈犀星・桜と雲雀〉2 そっけないさま。つんつん。「賢女立てして―とすげなき御身が心を表し」〈浄・国性爺〉[類語]ずんずん・ずいと・ぐいと・ぐんぐん・どんどん・すらすら・見る見る・めきめき・見る間に・とんとん・ぐいぐい・どしどし・さっと・さっさ・とっとと 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「すんすん」の意味・読み・例文・類語 すん‐すん 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① 動作が滞りなくすみやかに行なわれるさまを表わす語。ずんずん。どんどん。[初出の実例]「疽のうみや血をすんすんと吮(すう)か薬ちゃほとに卒のやむ疽を呉起か吮たれは、卒の母か聞て哭たぞ」(出典:史記抄(1477)一一)② 冷たくすげないさま、つれなくあたるさまを表わす語。つんつん。[初出の実例]「賢女立してすんすんとすげなき御身が心を表し、梅花を味方に参らする」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例