出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アデンから南東海上950km,アフリカ東端アシール(グアルダフィ)岬より北東約240kmのインド洋上にある島で,イエメンに属する。面積約3625km2,人口約2万。7世紀に移住したアラブの子孫やアフリカから渡来した人々が住む。中央部の山岳地帯には標高1600mのフジャイル山があり,〈ドラゴンの血〉と呼ばれる桃色の染料のとれる木や生物学上貴重な動植物の生態が見られるが,現在はイエメンの軍事基地があり,外国人の立入りを禁じている。
執筆者:塩尻 和子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
東アフリカのアシール岬の東北東240キロメートルにある、アラビア海上の島。面積3580平方キロメートル。北方350キロメートルを隔てたイエメン共和国に属する。最高点が約1600メートルの高原状の島で、気候は乾燥する。住民はアラブ系で人口は約2万を数え、漁業やヒツジ、ヤギの牧畜などが営まれる。ナツメヤシ、アロエなども産する。古代からその存在が知られたが、16世紀初めにはポルトガルが進出し、1886年からはイギリスの保護領であった。
[末尾至行]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新