タニンバル諸島(読み)タニンバルショトウ

デジタル大辞泉 「タニンバル諸島」の意味・読み・例文・類語

タニンバル‐しょとう〔‐シヨタウ〕【タニンバル諸島】

Kepulauan Tanimbarインドネシア東部、モルッカ諸島南端部の諸島バンダ海アラフラ海境界に連なる。主島ヤムデーナ島をはじめ、スラル島、スル島、ウリアル島など約30の島々からなる。コプラ香料サゴヤシなどを産する。ティモールラウト諸島

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精選版 日本国語大辞典 「タニンバル諸島」の意味・読み・例文・類語

タニンバル‐しょとう‥ショタウ【タニンバル諸島】

  1. ( タニンバルはTanimbar ) インドネシア東部にあり、バンダ海とアラフラ海とを隔てる島群。ヤムデナ島を主島とする六六の小島からなり魚貝類、コプラ、サゴヤシ、木材などを産出住民はパプア系。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タニンバル諸島」の意味・わかりやすい解説

タニンバル諸島
たにんばるしょとう
Kepulauan Tanimbar

インドネシア、モルッカ諸島南端部にある諸島。別称チモールラウトTimorlaut諸島。北西部はバンダ海に、南東部はアラフラ海に面する。主島のヤムデーナJamdena島をはじめスラル、スル、ウリアル、ララト、モルなど大小約30の島々からなる。面積5500平方キロメートル。低平な石灰岩の丘陵地形からなり、大沼沢が所々にみられる。主産物は香料、トウモロコシ、米、サゴヤシで、周辺海域は真珠貝サンゴ宝庫となっている。

[上野福男]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タニンバル諸島」の意味・わかりやすい解説

タニンバル諸島
タニンバルしょとう
Kepulauan Tanim-bar

インドネシア,マルク (モルッカ) 諸島南端の島群。主島ヤムデナ島 (長さ 110km,幅 45km) と約 30の島から成る。焼畑農耕を主とし,トウモロコシ,米,コプラ,サゴデンプン,ヤムイモ,マンゴー,パパイヤを産する。住民の言語オーストロネシア語族に属する。面積 5600km2。人口約6万。

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