イギリスの物理化学者。9月5日、セイロン(現、スリランカ)のコロンボに生まれる。ベルファストのカレッジを卒業したのちドイツへ渡り、オストワルトとファント・ホッフのもとで数年を過ごして、当時新興の学問「物理化学」を身につけて帰英、コロイド電解質の膜平衡(半透膜で二つの電解質溶液を隔てた場合に成り立つ化学平衡)、いわゆる「ドナン膜平衡」の理論で不朽の名声を獲得した。ラムゼーの後継者として1913~1937年ロンドン大学にあり、多くの後進を育ててイギリスの物理化学の祖となった。1956年12月16日没。
[中川鶴太郎]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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