ニュートンリング(英語表記)Newton ring

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニュートンリング」の意味・わかりやすい解説

ニュートンリング
Newton ring

ニュートン環ともいう。平凸レンズ凸面を平面ガラスに接するように置き,単色光で照すと環状干渉縞が見られる。ニュートンリングという名称は,この現象を I.ニュートンが精密に研究したことに由来する。単色光の波長を λ ,レンズの凸面の曲率半径Rm を0または正の整数とすれば,反射光で見る場合,環の半径 r では明るく, では暗い縞になる。レンズの曲率を検査する方法としてよく用いられる。

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