のだ(読み)ノダ

デジタル大辞泉 「のだ」の意味・読み・例文・類語

の◦だ

[連語]準体助詞「の」+断定助動詞「だ」》
理由や根拠を強調した断定の意を表す。「赤信号を無視して走るから事故を起こす―◦だ」
話し手決意、または相手に対する要求詰問の意を表す。「なんとしてもその夢を実現させる―◦だ」
事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。「この谷は一年じゅう、雪が消えずに残っている―◦だった」
[補説]話し言葉では「んだ」の形をとることが多い。→のです

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精選版 日本国語大辞典 「のだ」の意味・読み・例文・類語

の‐・だ

  1. ( 格助詞「の[ 一 ](ハ)」に断定の助動詞「だ」の付いたもの。活用語の連体形に付く ) 話しことばでは「んだ」となることが多い。→んだ
  2. 事実を確かなものと認めて提示したり、自分の主張を述べたりして、それがある事情や理由にもとづく判断であるということを示す。
    1. [初出の実例]「早呑込の軽はづみ計りやるから、番毎しくじるのだ」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三)
  3. 話し手の決意を表わす。
    1. [初出の実例]「僕は如何しても船乗りになるのだ」(出典:馬上の友(1903)〈国木田独歩〉)
  4. ( 疑問詞を受けて ) 意図や事実をたずねる気持を表わす。
    1. [初出の実例]「コレどうするのだ、どうするのだ」(出典:洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)侠八歯臍)
  5. 相手にある行動をするよううながす気持を表わす。
    1. [初出の実例]「安さんがきなったら戸はしのかきやへ人をやるのだよ」(出典:洒落本・五臓眼(1789‐1801)女中の癖)

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「のだ」の解説

ノダ

正式社名「株式会社ノダ」。英文社名「NODA CORPORATION」。製造業。昭和13年(1938)「株式会社野田製材所」設立。同17年(1942)「野田合板株式会社」に改称。平成元年(1989)現在の社名に変更。本社は東京都台東区浅草橋。住宅建材メーカー。床材階段など内装材主力ほかに住宅機器・外装材・設備機器・合板も扱う。東京証券取引所第2部上場。証券コード7879。

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デジタル大辞泉プラス 「のだ」の解説

のだ

岩手県九戸郡野田村にある道の駅。国道45号に沿う。

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