はくちょう

世界大百科事典(旧版)内のはくちょうの言及

【X線天文学】より

… 1970年末,初めてX線天文専門の人工衛星ウフルUHURU(アメリカ)が打ち上げられて以来,70年代にはSAS‐3(アメリカ),エアリエルAriel‐5(イギリス)などを含む5~6個の小型天文衛星が観測し,70年代末にはHEAO‐1,HEAO‐2(アインシュタイン衛星と呼ばれる)2個の重量2~3tの大型衛星が働いた。83年初頭に観測を続けているのは,日本の宇宙科学研究所による〈はくちょう〉〈てんま〉の2個のX線天文衛星だけである。80年代にはヨーロッパのEXOSA,西ドイツのROSAT,日本のASTRO‐C(〈ぎんが〉,1987年2月打上げ)がこれに加わることになる。…

【大気圏外観測】より

…とくにX線天文学はX線天体の発見以来わずか20年の間に画期的な進歩をみせて,光の天文学,電波天文学とともに天文学の大きな柱の一つにまで成長してきた。70年末,初めてのX線天文衛星〈ウフル〉が働いてから,SAS‐3(アメリカ),Ariel5(イギリス),HEAO‐1(アメリカ),HEAO‐2(アインシュタイン衛星,アメリカ),〈はくちょう〉(日本),〈てんま〉(日本),EXOSAT(ヨーロッパ宇宙機構,ESA),〈ぎんが〉(日本),〈あすか〉(日本)など,X線天文衛星によって予想もされていなかった宇宙の姿が明らかになってきている。〈はくちょう〉は79年2月,〈てんま〉は83年2月にそれぞれ軌道に乗ったX線天文衛星である。…

※「はくちょう」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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